あらすじ紹介
第七王子のアデルは「執行人」という謎のジョブを授かったことで王家を追放される。
しかしそれは召喚した大鎌で他人のジョブを奪うことができる、前代未聞のジョブだった!
アデルは「黒衣の執行人」として虐げられた人々から依頼を受け、悪を断罪していく。
信頼できる仲間が増え、賞賛を集めるアデルに、悪の根源である王家の魔の手が迫る――!
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みんなからのレビュー
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史
6絵とタイトルは良いですね。内容? うーん……。話の流れ自体はそこまで変だと思わないんですけれども、なにせ軽い。それでいて一応発端が発端なのでダークヒーローにしたいんだなってこともわかるんですが、そこに鬱屈したものや痛々しさがない。それが軽いなって思うところ。中二病邪気眼成分が薄いというか、恥ずかしがってやっているような感じ。だったら生真面目でどこか報われないけど曲がったことが嫌いなヒーロー路線の方が良かったのではないか。先駆者や先発作品よりも優先して読むものではない。なんとも。 続きを読む…
ネタバレあり -
長峰
1読んでいてスカッとする作品です。理不尽に抗う主人公のアデルが「執行人」として、悪人をバッサバッサとやっつけていきます。相手を殺すのではなく、相手の力を奪っていく姿は爽快。理不尽なことはいくらでもあるけれど、その理不尽に苦しめられる人を救うのは必殺仕事人のよう(笑)スカッとした分面白かったです✨ 続きを読む…
ネタバレあり -
菊地
0追放された主人公がチート能力に目覚めて悪を断罪する話。 うーん、全体的に設定や展開が甘い。特に数字周りの取り扱いが荒い。 有限のポイントを使って能力を発動する割に、「その残量でその量のポイント使ってしまうと、それでどうにもならなかった時に詰んでしまわない……?」「そんな場面で軽々しくそのポイント数消費していいの……?」と思う場面が多すぎる。結果的にどうにかなって、結果的にポイントが補充されてる形だけど、生命線のポイント数管理が結果論にしかなっていないのが微妙。 全体的に軽さや荒さを感じることが多すぎる。 続きを読む…
ネタバレあり
製品情報
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レーベル
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発売日2023/05/02
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定価1430円(本体1300円+税)
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ISBN9784040749525
パートナーのおすすめレビュー(宣伝)
国を揺るがす大いなる陰謀を前に、物語の最高潮を迎える事になるッス!!
アデルはジョブが役立たずだからという、理不尽な理由で父親に捨てられた事もあって、同じく理不尽を強いられる人々を黙って見ている事ができない、クールながらも熱い魂を持った男ッス! 獣人を虐待する奴や、女の子を娼婦に貶めようとする奴等を断罪する、黒衣の執行人として弱者の刃として立ち上がるんス!
悪人達は口から出まかせは当たりまえ。騙し討ち裏切り上等の、人を人とも思っていない外道ばかりなんスよ! だからそいつ等を容赦なく叩き潰す姿は、スカッとするものがあるッスね~! 決め台詞の執行完了《ざまぁみやがれ》――も、バッチリ決まってるッス! カッコイイッスね~!
アデルが悪を裁く事は、同時に弱者の救済にもなって、彼に救われた人々の話はどんどん王国に広まっていくッス! そして弱者を救い、悪を断つヒーローの話は、ついに自分を捨てた王家にまで届く事になるッス! やがてアデルの活躍は国を揺るがす大いなる陰謀に辿り着いて……! 手に汗握るッスね~!
読み手をスカッとさせる迫力のあるバトルに目が離せないよ!
ジョブの力を発揮した時に、アデルが顕現させるのは『魔鎌・イガリマ』! 漆黒の姿に、大きな鎌を振るう姿――まさに死神みたいで、凄くかっこいいんだよね! でも黒衣の執行人アデルが刈り取るものは、命じゃなくて弱者を弄ぶ悪の芽なんだ。彼が悪を容赦なく一閃する姿は、どんなに禍々しい姿をしていても、ヒーローみたいに見えるんだよね!
悪に対しては滅法強い執行者のジョブとイガリマだけど、その真価はまだまだこんなものじゃないよ! イガリマは相手のジョブまで刈り取って自分のものにしてしまえるんだ! 悪を断罪すればするほど、相手のジョブの能力を吸収してどんどん強くなっていくのさ! 精霊を操る能力や、魔獣を召喚する能力。果ては空間を操る能力まで! うーん、これって無敵の能力だね! でも相手も強い能力を使ってくるから一筋縄じゃいかない。最強の能力相手に、際限なく強くなるというアデルの特性。それが爆発するバトルは大迫力で、ドキドキしてしまうよね!