前世魔術師団長だった私、「貴女を愛することはない」と言った夫が、かつての部下
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前世魔術師団長だった私、「貴女を愛することはない」と言った夫が、かつての部下

「アニメイト『耳で聴きたい物語』コンテスト2022 女性主人公編」大賞作品がGAノベル&コミックで商業出版!!
三日月さんかく (著者) / しんいし智歩 (イラストレーター)
シリーズ:「前世魔術師団長だった私、「貴女を愛することはない」と言った夫が、かつての部下」シリーズ(GAノベル)

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あらすじ紹介

「私に『この戦が終わったら、貴女に伝えたいことがあります』って言ったじゃん。覚えてる? あれ、本当はなにを伝える気だったの? 私、死んじゃって聞けなかったけど」

稀代の女傑令嬢オーレリアは、救国の英雄であるギル伯爵と白い結婚をする。
結婚初夜、オーレリアはギルが前世で自分の部下だった事を告げると、
彼の態度が豹変し―――


「この戦いが終わったら、貴方に伝えたいことがあります」
リドギア王国魔術師団長だった私ことバーベナは、
少年ながら優秀な部下のギルにそう告げられる。
しかし、その戦いで私は自爆魔法を使い戦死したのだ……。

その後、リドギア王国内で転生した私は、貴族令嬢オーレリアとして暮らしていた。
そして戦争を終わらせて英雄となった、成人したギルとの縁談が持ち上がる――。
一度も会わないまま結婚したその夜、ギルは私にこう言った。
「僕にはずっと昔から心に決めた人がいます。僕たちは白い結婚でいましょう」
だから、私はバシッと答えてやった。
「婚姻関係は了解。ところで『貴方に伝えたいこと』って何だったの?
死んじゃって聞けなかったけど」

これは、天心爛漫な令嬢オーレリアと残念系イケメンのギルが紡ぐ、
楽しくも騒がしい新婚物語。

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みんなからのレビュー

  • ラナンキュラス

    もともとWebで短編だった時に読んだことがあるのだが、それを長編化→書籍にしたものらしい。短編からこれだけよくお話を広げられたなあ。ヒロインが最初はヒーローを弟子としか見てないような感じだったけど、ちゃんとヒーローを好きになれて良かった。ヒーローも永年の想いが実って良かったね。ヒロイン父をはじめ周りも濃くユニークな人物が多く楽しい。面白かったのだが、コメディ色が強くちょっと疲れた...これはこの作品が悪いのではなく私の今の好みの問題だと思う。ナンバリングしてないけど2巻に続く終わり方でした。 続きを読む…

    ネタバレあり
  • よっち

    魔術師団の部下ギルの伝えたい言葉を聞けないまま、敵を巻き込んで自爆死したものの、ヴァルハラに行けず転生したオーレリア。十六年後、救国の英雄となっていたギルと白い結婚をするやりなおしファンタジー。一度も会わないまま結婚した夜、昔から心に決めた人がいることを告げるギルに、あっさり自らが生まれ変わりであることを暴露するオーレリア。衝撃の事実に動揺して、貴重な機会損失に後悔して、重過ぎる愛を見せるギルが微笑ましかったですけど、天真爛漫な彼女と一緒になれたことで、いい意味で変わってゆくギルの変貌ぶりが印象的でした。 続きを読む…

    ネタバレあり
  • 莉芳

    Web版から。面白かったです。加筆もされていて色々修正かかったのか、テンポ悪くなった感じはする。オーレリアの故郷でのやらかし、小出しになったのが勢いなくなったな。Webでは列挙されていてやらかしが激しくて威力あったのになー。オーレリアの性格はさっぱりしていて、爆発魔なせいもあって非常識な子にも思えるんだけど、でもちゃんと常識もあって愛情深い面白い子でした。兄弟仲もよくてわちゃわちゃしてるのは和む。お父様の影響力凄いな!!どれだけ人格者なんだ…!!転生者だと知った破天荒な陛下の反応がめっちゃ気になる。 続きを読む…

    ネタバレあり
  • 八岐

    ★★★★ 「僕にはずっと昔から心に決めた人がいます。僕たちは白い結婚でいましょう」 だから、私はバシッと答えてやった。 「婚姻関係は了解。ところで『貴方に伝えたいこと』って何だったの?死んじゃって聞けなかったけど」 あらすじに載ってたあんまりと言えばあんまりなこの会話の酷さに爆笑して購入決定。いや想像以上にヒロインのバーベナが雑ぅぅ、色々と生き方が雑ぅぅ! 片思いだった上司に操を立てて仮にも結婚しようという相手を蔑ろにしてたギル君の自業自得なんだが、これは可哀想すぎて七転八倒して後悔するギル君にワラタ。 続きを読む…

    ネタバレあり
  • nishiyan

    前世はリドギア王国魔術師団長バーベナだった侯爵令嬢オーレリア。かつて部下だった現魔術師団長のギルと結婚することになり…というやり直しファンタジー。名誉の戦死を遂げ、ヴァルハラに行けると思いきや、祖母や師団の仲間に追い返されて人生をやり直すのだが死に魅入られる危うさがあるものの、後に明かされる領地でのやらかしは天性の破天荒さを現世でも引きづっているのは面白い。ギルとしたら愛しい彼女の転生という想定外の事態に振り回されるも距離を縮めていく様は心地よく、プロポーズのやり直しをするラストは多幸感溢れるものだった。 続きを読む…

    ネタバレあり
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製品情報

  • レーベル
  • 発売日
    2023/06/15
  • 定価
    1430円(本体1300円+税)
  • ISBN
    9784815618605

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