みんなからのレビュー

• 星野流人

  2013/10/31

  21

  「ベネズエラ・ビター・マイ・スウィート」と世界観を共有しつつも、ベネズエラとは真逆の立場にある少女を描いた物語。実はベネズエラ、確かに、しかも年内に読んでいるはずなのだが……何故かその大部分が記憶から削げ落ちている。……知らぬ間に、タマシイビトに持って行かれた……？ 何はともあれ、プリンセスの題を関するこちらは陽気な少女・チャチャを取り巻く数奇な運命を描く。序盤はごくごく普通の日常を描いていたものが、徐々に情報が明かされていく構成はおもしろい。 続きを読む…

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• KEI

  2011/03/11

  15

  購入。前巻よりかなり面白くなっているが、ヒロイン・チャチャのキャラクターのウェイトが大きい。毒舌ヒロインは可愛いなぁ。そして八重歯も魅力的w前巻は被捕食者のイケニエビトの話で。過去を忘れるという悲劇を。今回は捕食者のタマシイビトからの視点。食らう者にもそれなりの事情があるというお話。 続きを読む…

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• SEGA

  2015/04/02

  9

  久しぶりの再読。森田季節さんの文章は、クセがあるのですが、なんだか美味しい。ベネズエラとはこんな風に繋がっていたのか、などと設定をまるで覚えておらず、やはりタマシイビトは身近にいるに違いないと思ったら、同じような感想の方が他にも。 続きを読む…

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• そら

  2013/08/07

  9

  ベネズエラ〜では奪われる方の人間を描いていたのに対し、この作品は奪う方の人間を書いた小説。自分が奪う人間であるとわかっていても、「好き」って感情は何をも超越するんだなあ。最後のキャッチボールが切ない。でも、「今度は」があるのはすてき。うまくいきますように！それにしてもチャチャちゃんかわいい。きゅんとなります。いたずらがシャレにならなさすぎてビビるけど。あと、森田さんは女の子の恋をあっさりと実らせる気がないな……w 続きを読む…

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• (●▲●)とらうまん(*^◯^*)

  8

  青春ボーイ・ミーツ・ガールでありＳＦ的なミステリもあり。一冊のお話としては面白いんだけど、結局投げっぱなしの伏線なんかもあって、シリーズとしては未完成というか中途半端な印象を受けました。この作者はベネズエラ～同様に多感で複雑な思春期の少年たちを描くのが抜群に上手いんだよなぁ。 続きを読む…

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