月の白さを知りてまどろむ 2
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月の白さを知りてまどろむ 2

本当の感情は、最後まで口にされない。人の意志と覚悟を問う異類婚姻譚、激動の第二弾
古宮 九時 (著者) / 新井 テル子 (イラスト)
シリーズ:月の白さを知りてまどろむ(DREノベルス)

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あらすじ紹介

本当の感情は、最後まで口にされない。
人の意志と覚悟を問う異類婚姻譚、激動の第二弾!

 神に捧げられた享楽街アイリーデ。今もこの街に坐す神との契約は、三つの神供――美酒と芸楽と人肌を捧げることで保たれてきた。
 契約の要となるのは、巫であり娼妓でもある少女、サァリの客取りだ。王都より赴任してきた青年シシュは、そんなアイリーデの秘された真実を知った上でサァリの力になろうと、化生斬りの任務を果たしていた。
 けれどそんな折、新しく招いた化生斬りの周りで少しずつ人々の様子が変質し始める。シシュは事態の原因を探るべく動き始めるが……!? 
 神話と人を巡る物語、第二弾。第三譚と第四譚を収録して登場!

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みんなからのレビュー

  • よっち

    アイリーデの秘された真実を知った上でサァリの力になろうと、化生斬りの任務を果たす青年シシュ。しかしそんな折、新しく招いた化生斬りの周りで少しずつ人々の様子が変質し始める第二弾。新しい化生斬りネレイがやってきてから豹変してゆくアイリーデ。その原因を探る中で明らかになるこの大陸に召喚された女神の兄神の存在。そして月白にやってきたシシュの過去を知るミフィルと、力を借りたディスティーラを巡る複雑な因縁。堅物相手に拗らせて暴走するサァリに戸惑いながら、ヤバい相手と戦うなかなかハードな展開は代償も大きかったですね…。 続きを読む…

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  • かなで

    神でありながら人でもあるサァリの前に、神の兄を名乗る存在が現れる。そこで顕になったのは、神と人との圧倒的な差。埋められないほど冷徹であること。サァリは大切なものを守るために『神』となる。しかし、それには神供が必要なのだけれど、シシュの前にかつて恋人であった女が月白へとやってきて…。→やっぱりなあ、と思うけれど、アイドもヴァスも神に選ばれなかった、神へと焦がれた者だったから、きっとこうなると思ったよ。だけどさ、だけど、実際読むとなると違うよね…。ヴァスは太陽神に食われ、神となったサァリを戻すために命を(続) 続きを読む…

    ネタバレあり
  • nono

    図書館本。世界観と各人の立ち位置や想いで翻弄された前巻とは異なり、サァリに執着する存在に苦境に陥るアイリーデの街の2冊目、面白かったです。不穏な空気に気が付いた所で圧倒的に不利なシシュ達の奮闘、自分の存在に思い悩むサァリの困惑、そして彼女の為に散った存在。彼女の望みを叶えたいと思うあまり身動きの取れないシシュ、彼を思い人間で有ることを諦めようとするサァリ、素直になれない彼等のその先が気になります。 続きを読む…

    ネタバレあり
  • しおり

    この町に必要なのは、世話焼きおばさんと結婚相談所職員さんですね‼️白黒付けさせて次々日取りを決めてくれる的な‼️主人公が二人共我欲なさすぎ、相手を慮り過ぎて発展しないし、匂わせは基本スルーで正式依頼でないと受理されない💦 恋愛模様はともかく、前巻の事件で明らかになった問題がこの巻だけでも取り返しのつかない段階まで進んでしまって、これからどうなることやら💦電子版特典も読み応えたっぷりで「シシュ大丈夫だから早く告っちゃいなよ!」と言いたくなりますが、言えないのが彼なんですけど…ねぇ! 続きを読む…

    ネタバレあり
  • チロ子

    どうなるのか気になりすぎて夜更かしして寝不足です!笑 周りの人たちと違ってサァリを急かしたり、サァリの思いを優先してくれるシシュを素敵だなぁ。と思っていたけど、ここまで来ると焦れったい😂 アイドみたいに少し強引さも欲しくなる!アイドが亡くなってしまい悲しいし、もう最後はシシュよりアイドを応援したくなった😭笑 次回最終巻ということでシシュには頑張ってもらって素敵なハッピーエンドがみたいな!! 続きを読む…

    ネタバレあり
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製品情報

  • レーベル
  • 発売日
    2023/04/10
  • 定価
    1430円(本体1300円+税)
  • ISBN
    9784434317064

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