あらすじ紹介
メンヘラに対する苦手意識を乗り越えた愛垣晋助は琴坂静音と改めて「通い妻契約」を結び優しい共依存生活を送っていた。大学の夏休みに入り晋助の妹・結乃の誕生日に幼馴染・九条千登世と静音を招きお泊まり会を開催。皆でプールにも行って静音の水着にドキドキ!? しかしその誕生会がきっかけで静音の父・愛彦に静音が男の家に通っていることがバレてしまう。彼は妻の死を機に静音に対し病的な執着心を持ち、異常ともいえる束縛を行っていた。静音の「家族」の問題に立ち入るにはあまりに無力な晋助だったが――。メンヘラ美少女との半同棲ラブコメディ第二弾開幕!
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みんなからのレビュー
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よっち
32メンヘラに対する苦手意識を乗り越え、琴坂静音と改めて「通い妻契約」を結んだ愛垣晋助。しかし静音の父・愛彦に静音が男の家に通っていることがバレてしまう第二弾。大学の夏休みに晋助たちの帰省についていって、妹・結乃の誕生会やお泊まり会、プールを満喫する静音。妻の死を機に静音に対し病的な執着心を持つ父・愛彦の監視体制や娘への態度にはそこまでやるかと感じる部分もあって、いち大学生ではなかなか厳しいものがありましたけど、無力感に打ちのめされながらも諦めず、静音との関係を取り戻す覚悟を示した晋助がカッコ良かったですね。 続きを読む…
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芳樹
26【BW】静音の家庭環境が明らかになる今回です。DV上等の父親による過干渉という、静音が置かれてきたあまりに痛ましい状況に胸が痛みます。愛垣家の温かい家族関係がその対比のように描かれているので、彼女の境遇の悲惨さが際立ち、夏休みの水着回というドキドキイベントも霞んでしまうな。でも、詭弁を弄する強硬な静音父に対し、二人でいることを諦めず果敢に挑む晋助の姿には惚れ惚れとしてしまった。前回と合わせて物語の序章が終わったということで、晋助と静音がどのような関係をこれから築いていくのか。続きを楽しみにしています。 続きを読む…
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まっさん
18★★★☆ 一巻と比べてかなりシリアス色強めな重いテーマを基に描かれた話で驚きました。 物語はメンヘラに対する苦手意識を殆ど克服した晋助が、静音との生活や周りの人達との交流を深めて平穏な日々を過ごす中で、彼女に忍び寄る異常な妄執に直面するお話でした。 前巻は過去の恋愛遍歴からメンヘラに苦手意識を持つ晋助に焦点を当てた話でしたが、今巻は静音が何故パパ活に手を染める事になったのか、そして彼女の複雑な家庭環境に焦点を当てた話となっていました。この手の毒親エピソードは割とよく見掛けるイメージですが、今作のそれは→ 続きを読む…
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のれん
17メンヘラの恐るべき依存性の次は娘を偏愛してDVお構いなしのヤバ親父が主題。 もうね、理論武装して子供の意思を封殺させて、娘のプライベートを覗き、挙句暴行して首を絞めて痣作るってもう刑事事件もんよ。 主人公は家に来た時点で不法侵入で警察に言うべき。まぁ現実でも家庭問題に乗り込むのは手遅れ状態にならないと難しいだろうが。 親を選べない子供たちというテーマは現代で子供の人権が認められるようになった証だろう。だからこそ綺麗言ではなく、「親との距離」についても踏み込んでほしかった。いやハッピーエンドは(1/2) 続きを読む…
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碧海いお
122巻目。ヒロインである琴坂静音の家庭環境が悪くて、読んだ後「親ガチャを外れた女の子と通い妻契約をして、理解の彼くんになった」という感想を持ちました。 今時の漫画やライトノベルて同じスニーカー文庫だとクラスで二番目の可愛い女の子と友だちになったといい、登場人物の家庭環境が悪いことがウケているんですかね? 主人公の相垣晋助がいい人すぎて、私には毒親が原因で精神が狂っている彼女なんてとてもじゃないですが、救えません。主人公=自分と重ねて読むタイプだと手のかかるほどかわいいと思わないと向いていないかも。 続きを読む…
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製品情報
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レーベル
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発売日2023/04/28
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定価770円(本体700円+税)
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ISBN9784041136430