あらすじ紹介
家族に虐げられ、身代わりに魔物がはびこる辺境へと送られたルアーナ。
無駄死になんて絶対嫌! と隠していた光魔法の使い手として自分を売り込み、やがて聖女として認められるように。
「俺が必ず、守ってやる」辺境伯家子息・ジークハルトのツンデレな優しさに、人の温かさを思い出して……。
そんな時、かつての家族と再会して!?
私の「家族」は辺境伯家だけです!
捨てられ令嬢が本当の幸せを掴む、下剋上ストーリー!
みんなのデータ
-
0評価する
-
0読みたい
みんなからのレビュー
-
よっち
32婚外子として伯爵家に引き取られたものの家族に虐げられ、身代わりとして辺境へと送られたルアーナ。そこで辺境伯に隠していた光魔法の使い手として自分を売り込み、生き延びようと奮闘する下剋上ファンタジー。自らの光魔法が魔物に有効であることが分かり、聖女と呼ばれ同い年の辺境伯家子息ジークと切磋琢磨しながら成長する展開で、過去を語ると無意識のうちに不幸自慢になるルアーナを家族のように思う辺境伯家の優しさが心に染みますが、だからこそかつての家族の酷さが際立ちますね…現時点では前途多難ですがジークには頑張って欲しいです。 続きを読む…
ネタバレあり -
nishiyan
12実母の死後、婚外子として伯爵家に引き取られたものの虐げられて育ったルアーナ。異母兄姉の身代わりに魔道士として魔物がはびこる辺境へと送り込まれた彼女は辺境伯に隠していた光魔法の使い手として自分を売り込んだことから始まる下剋上ファンタジー。光魔法が魔物に有効だとわかり、前線で辺境伯子息のジークとともに奮闘する姿は頼もしい。彼女の力は寝たきりだったジーク母アイルの病を癒やして…からの展開はとても愉快。ジークは両親の後押しを受けて頑張るのだが好意に疎いルアーナを落とすのにはまだ時間がかかりそうで…。次巻が楽しみ。 続きを読む…
ネタバレあり -
史
7文章がとてもとても軽い。内容としては手堅いのだけれども、なにせ軽い。一応戦闘が身近にある場所ですし、地位やら親子関係やら複雑で格式張ったものもあるので、ここらへんはきちんとした威厳と緊張感が欲しい。だけどそれを手直しすることなく出版したということは、まあ最初から再構成(漫画化のセンスに一任)しやすい原作を見つけて、ってことなんですかね? なんとも。 続きを読む…
ネタバレあり -
十六夜
7母亡き後で身を寄せた伯爵家では婚外子ゆえに家族から虐待を受けていたヒロイン。魔物だらけの辺境伯領に行って死んでこいと言われるが、自分を売り込んで生き延びてやると意気込み、めずらしい魔法の力を持つ故に雇われることに。辺境伯領の息子になんやかんやかまわれたり聖女呼ばわりされたりするけど腐らずに努力を続け、本物の聖女となり辺境伯領の息子ともいい感じになってきて、という感じの一巻。ヒロインが恋愛面で激ニブだけにヒーローがんばれ~と両親と一緒に見守りたくなったわ。ヒロインの苦境を思えば仕方なしではあるけどね(笑) 続きを読む…
ネタバレあり -
bulbul
5母親が死んで正妻のいる父に引き取られたけれど皆に虐げられ、魔獣が蔓延る辺境伯家に差し出されたルアーナ。嘆く事なく自らの力で道を切り開く姿は頼もしい。………けれど、ルアーナを始め辺境伯父子や元実家他、会話と振る舞いがなぁ~。知性と尊厳が感じらず薄っぺらい印象。 続きを読む…
ネタバレあり
製品情報
-
レーベル
-
発売日2023/04/28
-
定価770円(本体700円+税)
-
ISBN9784041136522
パートナーのおすすめレビュー(宣伝)
辺境へ追放されたけど本領発揮で誰もが羨む聖女生活!!
だけど、辺境の当主は困惑気味なんだ。だって、戦える大人の魔導士を呼んだのに女の子が来たんだからね。そこで彼女は、捨てられないよう自分は役に立つってアピールするんだ! 実は彼女、隠してたけど、希少な『光魔法』の使い手! 光の魔法で魔物の群れを倒す大活躍をしちゃうから、周りもびっくり! さっそく『聖女様』なんて呼ばれて、評価はうなぎ登りだよ!
さらには、努力を続けるのも彼女の偉いところ。訓練所で戦闘も学ぶし、魔法の自主練も欠かさないんだ。流石は立派な聖女様……だけど、幼く見えるって理由で、たくさんお菓子を渡されているから、微笑ましいんだ♪
前の家族も悔しがっちゃうくらいの聖女生活は、見ていて嬉しくなるよね! 漫画版の連載企画も同時進行中の、期待の新作だよ!
イジワルばかり言ってくる辺境伯家子息。その本心は…?
毎日のように憎まれ口を叩く彼ですが、彼女が気になって仕方のないご様子。魔法の練習に励む彼女に、倒れられたら迷惑だからと隣で見守り、彼女が眠れない夜にはミルクを差し入れ、眠れるまで手を握っているのです! そして「隣にいろ、俺が守る」と頼もしいお言葉まで! しかし、どうしたことか耳まで真っ赤になっており……ふふっ、彼には照れ屋さんなところもあるようですね♪
もちろん彼女のほうも、ただの喧嘩仲間と思ってはいません。至近距離で目が合えば心臓を跳ねさせ、お姫様抱っこで運んでもらえば、思い出すだけで顔を赤くしてしまうのです! 彼を『カッコいい』とまで思うほどですが、なんと彼女に恋心の自覚はありません! どうにも惜しい両片想いの甘酸っぱさも、癖になること間違いありませんよ♪