蜘蛛と制服
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蜘蛛と制服

三匹の蜘蛛と、虫愛ずる少女の物語。「神ない」コンビ最新作。
入江君人 (著者) / 茨乃 (イラスト)
シリーズ:蜘蛛と制服(富士見ファンタジア文庫)

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あらすじ紹介

異世界に転移した女子高生・琥珀は、
3匹の人食い蜘蛛を助け、
彼らとともに迷宮を旅することになった。

「私は”化け物(バーシャ)”、あなたの敵よ」

出会った冒険者を倒したり、
蜘蛛の糸で綺麗な服を作ったり、
一緒に食料を探したり。

虫が好きなことを隠さなきゃいけない前世よりよっぽどあたたかい、
蜘蛛3匹と過ごす毎日。

「わたくしは、魔道士協会に籍を置く大天才魔女――」

しかし、一番小さいヒメちゃんが、
しゃべり始めただけでなく自分のことを魔王の娘と名乗って――!? 

入江君人×茨乃の神ないタッグが生と死を描く、
珠玉のファンタジーのはじまり。

みんなのデータ

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みんなからのレビュー

  • よっち

    電車に惹かれそうになったカラスアゲハを救おうとして、異世界に転移した女子高生・琥珀。三匹の人食い蜘蛛を助け、彼らとともに迷宮を旅するダークファンタジー。異世界で他の人々と一緒に母の人食い蜘蛛に捕らえられ、繭に閉じ込められ食料とされてしまった琥珀。その子供の三匹の人食い蜘蛛たちと、自分の身体を餌としながら出会った冒険者を倒したり、蜘蛛の糸で綺麗な服を作ったり、一緒に食料を探したりする展開で、虫好きを隠さなきゃいけない前世からすると充実した日々だったのかなと…人食い蜘蛛たちと育んでゆく絆が印象的な物語でした。 続きを読む…

    ネタバレあり
  • オセロ

    虫好きを隠して優等生を演じている海野琥珀。電車に轢かれそうなカラスアゲハを救おうとしたことで“人形蜘蛛”の巣窟に転生を果たし、蜘蛛の生態系に生で触れたことで感動したことで自らの体を苗床として差し出すダークファンタジー。 自らの体を餌として空いた部分を家としたり蜘蛛に修復してもらったり。そうして出来た3匹の蜘蛛と家族になっり冒険者を殺したり洞窟を探索したり。そして魔王の娘と名乗るシロと価値観の違いから衝突することもありながら、琥珀だけでは出来ないことでも3匹の蜘蛛と協力して立ち向かう姿にはグッときました。 続きを読む…

    ネタバレあり
  • わたー

    ★★★★★スランプ明けの1作目でこの作品を世にだすとか凄すぎるな。神ないコンビの新作は、虫を愛する少女と3匹の人喰い蜘蛛との共生ファンタジー。序盤の、巨大な蜘蛛に卵を産み付けられて苗床にされるというエロゲでしか見たことないような展開は、読者を選ぶ作品だなと思ったものの、逆にそこが問題なければ全編通して楽しめる作品だったのではないかなと。普通の人とは異なる思想を持っていたことで、現実世界では生きることに難儀していた主人公というのは実に私好み。そんな彼女が真に家族と呼べる存在と出会うことのできたことも印象的。 続きを読む…

    ネタバレあり
  • のれん

    作者がスランプに陥っていたとことだが、なるほどそう感じる奇怪さが光った作品。 食べられることと慈しむことが=になることがないのは、私たちが何かを食べて生きているからだ。 つまり矛盾した愛情なわけだが、それを相対化し、「死ぬまで子を育てることと何が違うのか」と愛のカタチを創作するのはまさに小説だから出来ることではないだろうか。 挿絵がかなり可愛く蜘蛛を書くのでギャップが面白かったが、そういうディフォルメがない方がより良かったと思う。でもじゃなきゃこのタイトルは出ないか。絵と文章のバランスって難しいな 続きを読む…

    ネタバレあり
  • nishiyan

    一羽のカラスアゲハを助けようとして事故に遭い、人形蜘蛛の巣窟に異世界転生した女子高生・琥珀。自らの身体を贄にしながら兄姉妹の三匹の人食い蜘蛛と迷宮を旅するダークファンタジー。前世では人形のような生き方だった琥珀を人間へと変化させ、心身に痛みを感じる文体は物語を重厚なものにしている。冒険者との戦いや肉体を蜘蛛たちに饗しているときに琥珀が歌う童謡・唱歌の数々が彼らの旅に陰惨さと明るさを持たせている点は面白い。末妹ヒメとの会話で生まれた旅の目的と明確化した共生生活。彼らの旅はどうなるのか。続きがぜひ読みたい。 続きを読む…

    ネタバレあり
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