
あらすじ紹介
領都アーベルの攻略に成功し、ロルフは魔族軍にあって将軍の任を拝命した。
しかし、彼は人間。これまで魔族を虐げてきた種族であることに変わりはない。
わずかに揺らぐロルフの周囲。
そしてロルフも、妹・フェリシアとの激闘でゆらいだ決意を自覚していた。
そんな彼のもとに一通の手紙が届く。その差出人は、かつて彼が助けた女性・フリーダ。
そこには、ロルフがいた第五騎士団の団長・タリアンの悪行が書かれており──。
彼は、何のために戦うのか。
正義のためか。弱き者のためか。
それとも──。
「怖い思いをさせて済まない。もう大丈夫だ。俺はここにいる」
助けを求める少女を背に、ロルフは漆黒の刃を振りぬく──!
過去を断ち切り、運命に立ち向かう彼を待つものとは。
みんなからのレビュー
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こも 零細企業営業
17ロルフの活躍で人族の領土を切り取った。その功績でロフルは正式に魔族の将軍の1人となった。そして更なる侵攻をしようと隣領地の子爵領への侵攻を準備する魔族。その一手としてゴルカ族に参戦を呼びかけると族長は快諾。だが族長の娘が隠し持ったナイフでロルフを襲って来た。それで拘束される娘だったが、彼女は釈放されたら街の外に出てしまった。それを追いかけて発見したら熊の魔獣に襲われてる最中だった。そして、熊の魔獣を討伐した・・・続きはHPにて:https://www.kashiwa1969.online/?p=7725 続きを読む…
ネタバレあり
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のれん
14構成は前巻と全く同じで、表紙の繋がりはそういう意味なのだろうか。前後編ってわけでもないけど。 信仰の狂気に陥ってる敵の紹介、善良な魔族仲間の描写、囚われの味方、見下し前提の差別主義者な元仲間を一刀両断。 全て一致している。ある意味潔い。 今作が成り上がり兼建国ものだとするなら、宗教(女神)の秘密とか、有能な女騎士上司との対決とか、もっと欲しい。後、敵の特徴とかマニアックな点とかがないから差別化しようもない。もっと面白い幹部が来て欲しい。 続きを読む…
ネタバレあり
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nyamu
2面白い。貴重な正統派ファンタジー。正直文章力は物足りないけど、それでも何かがある。今後も期待できる作品。 続きを読む…
ネタバレあり
製品情報
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レーベル
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発売日2023/03/17
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定価1540円(本体1400円+税)
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ISBN9784049148039