
あらすじ紹介
「スーに会いたかったんだよね……? ――おとうさん――」
はぐれ魔術師から偶然助けた少女――スーリヤ。彼女はアンヴィエット・スヴァルナーのことを父と呼び、甘えてきて!?
アンヴィエットは娘の存在を否定するも、隠し子発覚のニュースが駆け巡り!
〈庭園〉が騒がしくなる中、玖珂無色の前に融合したはずの彩禍が黒衣がいるにも関わらず現れ――。
「君はどちらにプロポーズするつもりなのかと思ってね?」
「俺は……どちらの彩禍さんも、等しく愛してみせますっ!」
初恋の少女との再会。プロポーズの約束を果たすため、〈庭園〉内で繰り返し発生する不可解な事件を解決せよ!
みんなからのレビュー
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よっち
39はぐれ魔術師から偶然助けた少女スーリヤ。突然父と呼び、甘えてくる彼女の存在をアンヴィエット・スヴァルナーは否定するものの、隠し子発覚のニュースが駆け巡る第四弾。庭園が騒がしくなる中、黒衣がいるにも関わらず無色と融合したはずの彩禍が現れ、大真面目にプロポーズの約束を果たすために不可解な事件を解決しようとする無色。明らかになる彩禍とアンヴィエットの過去の因縁、事情を知った瑠璃は二人が大好き過ぎて、彩禍のためならどんな困難も乗り越える無色の頑張りがありましたが、事態に決着をつけた彩禍の優しさが効いていましたね。 続きを読む…
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のれん
17アンヴィエットの過去がしっとりすぎてて良い。 こんな耽美な王様じゃ世界滅ぼしてでも惚れるしかないわなぁ! 結末はドラクエⅣを思わせる。自身の幸せよりも仲間だった敵だった者たちの愛を優先する。それが出来るから主人公は世界のヒロインに恋が出来るのだ。 やはり作風として明るい展開が多いのだが、見え隠れしていた大人側の事情がフォーカスした今回は別の面白さが出てきたように思う。なんとなく悲恋になってもおかしくないと思うのは悲観しすぎだろうか……? 続きを読む…
ネタバレあり
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真白優樹
13アンヴィエットを父と呼ぶ謎の少女、スーリヤを保護する中、彩禍が突然無色から分離する今巻。―――願いを叶えるその力、今叶えるのは残された願い。 彩禍が復活したり瑠璃が物凄くデレたり、予想外の事態に振り回される中でアンヴィエットの過去に触れていく巻であり、男同士の譲れぬ感情が激突し合う熱さがある中に、相変わらずの面白さがある巻である。少しずつ世界の秘密も明かされていく中、少しずつ強くなっていく無色。果たして彼の進む先、其処に待っている展開とは。次なる災厄はどんなものか。 次巻も須らく期待であるべし。 続きを読む…
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八岐
12★★★★☆ アン先生好きだわあ。無色としても男としてこれほど尊敬出来る人居ないんじゃないだろうか。絶対モテるだろ、この先生。故にこそ、結構隠し子疑惑って波紋を呼んだんじゃないの? にしても、子供いなかったはずなのに世話の仕方が甲斐甲斐しすぎてこれ生来の性格なのか? 元は王様だったというけど家庭的過ぎない? 絶対イイお父さんにしかならないよ。ラストの展開はかなりびっくりしたんだけれど、表紙絵を飾るヒロインが主人公のヒロインじゃないってのは中々斬新なんじゃないだろうか。でも好き。 続きを読む…
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凜音
12読了 はぐれの魔術師から偶然保護した少女スーリヤ。 スーリヤはS級魔術師であり教師のアンヴィエットを父と呼び立ち会っていた無色や瑠璃、黒衣も仰天。 「庭園」に連れ帰り保護したもののアンヴィエットにピッタリと寄り添い父と呼びながら可愛らしく甘えるスーリヤ。アンヴィエット先生には隠し子が居た!しかも認知しようとしない!と噂は瞬く間に広がって「庭園」は賑やか。そんな中で無色は念願の彩禍との対面を果たした今巻。スーリヤが中心となって起きていく騒動の方に気を持ってかれて無色の念願成就の印象が薄かったです。 続きを読む…
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製品情報
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レーベル
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発売日2023/04/20
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定価770円(本体700円+税)
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ISBN9784040748801
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