天才少女、桜小路シエルは異世界が描けない
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天才少女、桜小路シエルは異世界が描けない

自称天才マンガ家、取材のため、いざ異世界へ!
春日みかげ (著者) / Rosuuri (イラスト)
シリーズ:天才少女、桜小路シエルは異世界が描けない(電撃文庫)

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あらすじ紹介

桜小路シエルは自称天才マンガ家だ。服はいつも格言入りのTシャツ。引きこもりで、超偏食。喋れば饒舌だが、人と目は合わせられない。
 そんな性格に難ありなシエルと担当編集で従兄のレナに、あるミッションが課せられる。期限内に『異世界ファンタジー』の原稿を準備すること。できなければ、二人ともクビ! 絶対に描けないと言うシエルに、頭を抱えるレナ。追い込まれた二人は突然、異世界へと導かれる。
「そうだ! 異世界が描けないなら、直接、来ればよかったのだ!」
 奴隷商人を懲らしめたり、エルフと友達になったり、二人は異世界を取材してまわる。さらに、シエルは魔王城に行くとまで言い出して――。
 天才少女と新人編集者、果たして異世界マンガは完成できるのか?

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みんなからのレビュー

  • よっち

    性格に癖がありすぎる自称天才マンガ家桜小路シエル。従兄で担当編集に任命され、異世界ファンタジーの原稿回収を命じられた保父星レナが、取材できないと書けない彼女のために異世界を訪れる異世界コメディ。潔癖症の引きこもりで超偏食、喋れば饒舌だが人と目は合わせられないシエルと突然異世界に導かれたレナ。奴隷商人を懲らしめたり、エルフと友達になり、さらには魔王城へ行くとまで言い出す展開で、めちゃくちゃ面倒くさいシエルとそれを放っておけないレナがエルフのスモールと意気投合し、魔王まで巻き込まれてゆく展開は面白かったです。 続きを読む…

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  • オセロ

    偏食家で潔癖症に加えて極度の人見知り、そんな性格に難ありの漫画家シエルの編集者になった従兄のレナに編集長から課せられた使命はレナに異世界ファンタジーを書かせること。絶対に書けないと駄々を捏ねるレナに頭を悩まされるレナ達が突如異世界に飛ばされるファンタジー。 異世界の環境と見たこともない人種に戸惑いながらもレナの必死の説明と仲介があって徐々に異世界に興味を持ち始め、エルフのスモールや魔王に突撃取材をして漫画の執筆を進める一方で、過去と向き合ってシエルとレナが関係を一歩進めるラストはグッときましたね。 続きを読む…

    ネタバレあり
  • のれん

    日本戦国、三国志、中世百年戦争など歴史コンテンツで戦ってきた作者が書く歴史メタ異世界コメディ。 恐らく作者の体験談でもある。異世界ギルドの矛盾点を突いたと思えば、エルフの定義を社会制度に当てはめ、魔王軍を近代化させたり、「やるんだったらこういうファンタジーしたいよ」感が出ているw 一方シエルというキャラ造形は凝っている。典型的サヴァン症候群で、ルーチンワークを強制、極度の恐怖症、距離感を掴めない天才肌、など生き辛い性格の彼女。でも理解できる彼がいる。それだけで十分異世界みたいな幻想譚じゃないか。 続きを読む…

    ネタバレあり
  • 碧海いお

    クリエイターものだと思って読んだら、平成の時にあったらき☆すたや生徒会の一存といったオタクのメタネタ。ファンタジー作品をよく知らないと何を言っているのかわかんねーという話がずっと綴られている。シエル=作者自身が自己投影しているのでは? あとがきを読んだら、作者が発達障害の当事者なんじゃないか?という病状がいくつも綴られていて、複雑な気持ちになってしまいました。もっとも、クリエイターに多い病状みたいですが。 続きを読む…

    ネタバレあり
  • 真白優樹

    ブラックな出版社に勤める新人編集者の青年が、自称天才漫画家の従妹と共に転移した異世界で取材をしていく物語。―――信じてあなたを理解する、だから共に輝ける。 異世界でドタバタの珍道中を繰り広げる中、生きづらさを抱える従妹に向き合う青年が奔走する物語であり、異世界、というものそのものの面白さを煮詰めた、実に春日みかげ先生らしいお話である。異世界を満喫し、それを新たな作品に仕上げ。思い合いながら二人三脚で進んでいく二人は、どんな漫画を作り上げるのか。今度はどんな物語が生まれるのか。 次巻もあって欲しいものである 続きを読む…

    ネタバレあり
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製品情報

  • レーベル
  • 発売日
    2023/04/07
  • 定価
    748円(本体680円+税)
  • ISBN
    9784049149739

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