あらすじ紹介
奇妙な三角関係が終わりを告げてしばらく。僕と彼女を待っていたのは、当たり前の、だけど何より願っていた日常だった。
恋人どうしの何気ないやり取り、級友と過ごす高校最後の夏、それぞれの進路、そして卒業――。
二年前、僕らの物語はあの教室で始まって、きっとまだその途中にいる。
切なく愛しい恋物語。二人の“今”を鮮やかに綴るアフターストーリー。
みんなからのレビュー
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芳樹
373年生になった四季と暦美たちの卒業までの何気ない日々を綴った短編集。最終巻終了後は特に暦美がどんな女の子なのか、四季とどういう関係を気付いていくのかがとても気になっていました。今回この後日譚に触れ、やはり彼女は秋玻でもあり春珂でもあるということが分かるエピソードが満載で、彼女人となりを知ることができて心の中に残っていたモヤモヤが解消されましたように思います。最新作とのリンクがこちらでも語れたので、彼らがこの先も折に触れ登場するに違いないと感じました。本作に登場した皆が、末永く幸せでありますように。 続きを読む…
ネタバレあり -
よっち
34奇妙な三角関係が終わりを告げて、北海道から西荻へと戻ってきた暦美と矢野が過ごす当たり前の何よりも願っていた日常。切なく愛しい三人の関係のその後を描いたアフターストーリー。認識のすれ違いでお互い空回りする暦美と矢野のデート、ブログに書いた文章がバズった暦美の迷走、矢野たちをプールに誘った後輩・霧香の密かな決意、矢野と喧嘩した暦美が参加したトークイベント、そしてそれぞれの受験と卒業。今回はバズった暦美の微笑ましい勘違いっぷりだったり、わりとのんびりしたエピソードメインで、それぞれのその後を読めて良かったです。 続きを読む…
ネタバレあり -
オセロ
29まだ付き合ってないと思い誠実であろうとする矢野くんともう付き合っていると思いイチャイチャしたい暦美のやり取りはか○や様みたいで可笑しかったですね。 暦美がブログでバズったことがキッカケにイベントに出席することになったり受験でそれぞれの進路が決まり、そして卒業式後に2人が出会った時の再現は最高にエモかった… 続きを読む…
ネタバレあり -
紅葉
19完結を迎えた彼ら彼女らの後日譚。まさか読めると思っていなかった暦美の帰宅から三年生としての一年間、高校卒業まで描かれとても満足できました。 シリアスな展開が多かった本シリーズだが、終始のんびりとたまにクスッと笑える展開にとても癒されました。 最後には「あしたの前日」として、次の物語へバトンを渡す綺麗な展開が明確に描かれており、寂しさと同時にあしたへの期待を感じました。 本当に素敵な作品に出会えたことに感謝 続きを読む…
ネタバレあり -
おにおん
18卒業までの物語が読みたいと思っていたので、今巻が発売されてとても嬉しかったです!四季・暦美以外のキャラの内情に触れている物語が多く、本編とは違った面白さがありました。別作品との繋がりも描かれていたので、そちらの作品もこれまで以上に楽しめそうです! 続きを読む…
ネタバレあり
製品情報
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レーベル
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発売日2023/04/07
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定価748円(本体680円+税)
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ISBN9784049149722
関連サイト
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公式サイト