竜帝さまの専属薬師
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竜帝さまの専属薬師

薬で治せない恋(モノ)もある。孤独な竜と薬師少女の異種恋愛譚。
藤浪 保 (著) / 鶏にく (画)
シリーズ:竜帝さまの専属薬師

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あらすじ紹介

200年前。皇帝の願いを叶える代わり、子孫を娶ることを盟約に
今もなお国を治めて花嫁を待ち続ける竜帝。
そんな竜帝を支援する薬師一族に生まれ、筆頭の専属薬師である白沙羅は
幼少より竜帝に言えない想いを募らせていた。
ある日、沙羅のもとに竜帝から直々に「片割れが見つかった」と
歓喜の報告を受ける。念願の花嫁の登場と大きな失恋に心が揺れるが
薬師として、竜帝とその花嫁を支えると自分に言い聞かせる沙羅。
しかし、そんな沙羅に対し花嫁が毒を盛ったと騒ぎ出す事件が。

竜帝さまの一番はずっと前から花嫁様だった。
会ったこともない人を、ずーっと想い続けてたんだ…





パートナーのおすすめレビュー(宣伝)

  • 健気な想いさえ許されない彼女の幸福を、願わずにはいられません!

    エムリス
    エムリス
    正体が竜である竜帝は、自らの魂を半分飲ませた皇帝にある条件を出しました。それは、力を貸す代わりに子孫に誕生する『魂の片割れ』を嫁に貰うこと。それから200年──毎年『花嫁選定の儀』で相手を探しているようですが……未だ見つからないようですねぇ。
      
    そんな竜帝の筆頭専属薬師である沙羅は、幼き頃から彼に恋をしているのだそう。誰よりも竜帝の近くにいる存在ではありますが……悲しいかな彼女は魂の片割れではないのです。けれど幼き頃から抱いていた想いは、そう簡単に消せるはずもなく……「花嫁が見つからなければいい」とまで呟く始末。あぁ、実に切ない恋心ですねぇ。

    しかし、運命とは残酷なもの。ついに魂の片割れが現れてしまうのです。待ち焦がれた花嫁に、竜帝が喜ぶのは言うまでもありません。片時も離れまいと寄り添い、人目も憚らず愛を囁く有様で……それを目の前で見せられる沙羅は、身が引き裂かれる思いでしょう。いやはや、彼女の気持ちを考えると心が痛みますねぇ。

    失恋しても薬師としての誇りを持って、竜帝と花嫁を支える沙羅。その強くあろうと奮闘する姿は、実に尊く美しいのです! きっと貴女も彼女の幸福を願わずにはいられないはずですよ☆
  • 『魂の片割れ』にはなれないけど、きっと同じぐらい"特別"な存在☆

    宙
    花炎国の竜帝さまは本物の竜! その金色の双眸と目が合った人は、恐怖で体が慄いちゃうんだって。だけど六歳の沙羅は全然平気! それどころか、竜の姿の彼に抱きついたり、背中に乗ったり大はしゃぎなんだ。彼女が迷子になれば、迎えに行くのが彼の役目とか……つまり、竜帝さまにとって沙羅は特別ってこと!

    幼かった沙羅も今では立派な大人。筆頭専属薬師として、彼の体調管理を任されているんだ。でも、二人は相変わらず仲良しなんだよ♪ 薬の材料を取りに行く時は、竜帝さまの背中に乗ってひとっ飛び! 二人っきりの上空で、他愛のない話をしたり、ふざけ合ったり……彼女はこの時間が一番好きなんだって。彼は「私は乗り物ではない」なんて文句を言ってるけど……満更でもなさそう?笑 俺も竜に乗って空を飛んでみたいなぁ!

    でも沙羅は『魂の片割れ』じゃないから、竜帝さまの"一番"にはなれないんだ。だけど、彼にとって大切な存在ってのは変わらない! 彼女が怪我をしたって聞けば駆けつけてくれるし、花嫁から毒を盛ったって疑われても、彼は沙羅を信じてくれるんだよ! これじゃ花嫁が嫉妬しちゃうはずだよ~。そんな沙羅と竜帝さまの関係性に、ほっこりしちゃうんだよね♪

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みんなからのレビュー

  • ころころ

    約二百年前、竜は隣国の侵攻から国を守りたい皇帝と契約、魂の片割れである女性を花嫁に貰うとの条件付きで。未だ花嫁は見つからず、ヒロインはその竜帝に仕える薬師一族の筆頭専属薬師。幼い時より彼に想いを寄せているが花嫁でないことは判明済み。しかしある日花嫁が見つかり…。面白かった!でもヒーローを長年想い続けるヒロインへの仕打ちが仕方ないとはいえ酷い。あとヒーローはあわよくば子孫をという周囲の期待もあり候補達と致しているし、見つかってからは花嫁と致しているので、それが苦手な人はご注意を! 続きを読む…

    ネタバレあり
  • cha_saku02

    竜帝さまを好きな沙羅には前半辛すぎ… 唯一の花嫁が見つかり、竜帝さまは離れようとせずその様子を見させられてるのって本当に辛すぎる。 懐妊しないのも沙羅のせいにされたり薬師の仕事も剥奪、後宮から出ていかなければならない事態になったり。偽の花嫁は刺客で暗殺されそうになった竜帝。 竜気をおさえる薬をやめていた沙羅が本物の花嫁と気がつくけどその後の竜帝さまの態度が! 態度急変しても心の傷は深いよね沙羅と思った。 あれだけ目の前でいちゃつかれて辛かったけど仕事として耐えてたのに、本物の花嫁だと気がつくと口説いて 続きを読む…

    ネタバレあり
  • 菊地

    簡単に騙される形になった竜帝さまにガッカリしてしまったところはある。 続きを読む…

    ネタバレあり
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製品情報

  • レーベル
  • 発売日
    2023/02/28
  • 定価
    1430円(本体1300円+税)
  • ISBN
    9784047373037

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