あらすじ紹介
遠山佑希と高井柚実のセフレ関係を知った上原麻里花はその驚きを乗り越え恋のライバル宣言をした。高井と図書館デート、上原とオープンキャンパスとやや後ろめたくも充実した夏休みを送る。遠山は、このままの曖昧な関係ではいられないことを自覚しつつも明確な答えが出せずにいた。そんなある日、高井の姉・伶奈の誘いで急遽沖縄へ旅行することになった3人。それぞれの気持ちに誠実に向きあうと決めた遠山は最終日に3人だけで無人島に泊まることを提案する。3人しかいない空間で一夜を過ごして辿り着いた答えとは!?ちょっぴり生々しい青春ラブコメ堂々のフィナーレ!
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みんなからのレビュー
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海月
72正直2巻で終わらせた方が良かったのではないかと思う印象。多分2巻が酷く打ち切り宣告された3巻かなと思う。確かに1巻はすごく神作品だったが2巻読んだ時にダメだなと思いつつの3巻…作者さんはこれでよかったのだろうが自分的には未消化な感じ。完結させなきゃな感じの詰め込み感と誰得かわからない終わり方。こじつけ感と無理矢理感が酷すぎる。値段つくうちに手放そうと思います。読み返す気持ちもなくなりましたね。 久々に超期待を裏切られました。 続きを読む…
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よっち
35遠山佑希と高井柚実の関係を知った驚きを乗り越え、恋のライバル宣言をした上原麻里花。夏休みのある日、高井の姉・伶奈の誘いで急遽沖縄へ旅行する第三弾。高井と図書館デート、上原と大学のオープンキャンパス訪問、そして三人の書店でのバイトなど、やや後ろめたくも充実した夏休みを送る遠山。バイト先での人間関係の影響もあって、沖縄でそれぞれの気持ちに向き合うことを決める展開で、遠山がどういう決断をするのか期待し過ぎていたかもしれません。これはこれで一つの選択でしたが、最終的にどんな結末を迎えるのかちょっと気になりました。 続きを読む…
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芳樹
30前回最後に麻里花が柚実へ告げた一言で大いに拗れた三角関係になるのだと思いましたが、二人とも佑希を愛する気持ちとお互いを思いやる優しさに溢れていて、予想外に円満な関係へと落ち着きましたね。佑希が下した決断は「過去があるから今の関係が成り立つのだ」という信念に基づく「未来志向の現状維持」で、もやもやする点は残りますが、三人が納得して選んだ結論なので野暮は言いません。彼らの未来が幸せであるよう祈るばかりです。とはいえ最終的にどんな決断をしたのか知りたいところではありますが…。とても面白い三角関係ラブコメでした。 続きを読む…
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真白優樹
15柚実と麻里花の間で佑希が答えに悩む中、伶奈に沖縄旅行へ誘われる最終巻。―――例え誰が見ても歪んでいても、この答えは選んだものだから。 心に名前を付けられないから、思いに悩む。好きなことは確か、だけど答えを出せない。思い悩む中できちんと考え答えを出していく巻であり、三人だからこその無限の未来へと進む答えを出す巻である。待っているのは破滅かもしれない。だけど、この三人でその先の光景を見てみたい。自ら望んで甘美な共依存の檻に囚われた三人に、どうか幸せがありますように。 うん、面白かった。 続きを読む…
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のれん
14【今巻のみ酷評】 大人であるから利点になる関係を脱却した彼らだったが、今度はそんな関係を利点として再び構築してしまった完結巻。 彼らは高校生のハズだが、遊学中の貴族のような恋愛の態度であった。 沖縄旅行でこんなしっとりする高校生イヤだわ…… 2巻までの右往左往さはすっぱり影すらなくなり、彼ら彼女らにとって一番メリットのある距離を保つことに前向きになる始末。 彼女たちの真意は見えず、それを主人公もどう受け取るか明かされない。誰視点でも物語が進んでいない。 2巻の結末から何が変わったんだと言いたい。 続きを読む…
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製品情報
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レーベル
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発売日2023/04/01
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定価748円(本体680円+税)
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ISBN9784041135457
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