あらすじ紹介
数々の魔法を使いこなす第一王女・エステリーゼ。
そんな彼女の悩みは、やたら愛を囁いてくる婚約者・セオドアの存在。
なぜなら「エステル、愛しています(本当は好きじゃないけど)」って、
読心魔法で心の内がお見通しだから!
だけど必死な彼が本気にも思えてきて――
まさか、心の声が間違っているの?(※正解)
彼の心だけ正しく読めないのには、とある事情が……?
勘ちがい王女と不憫な婚約者の、すれちがいラブコメ!
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nishiyan
14聖女の末裔で様々な魔法が使える第一王女エステリーゼ。その中の一つ、読心魔法のせいで溺愛してくる婚約者セオドアが内心では自分を嫌っているとわかり…というすれ違いラブストーリー。元々は相思相愛だった二人だが…というのが肝の本作。隣国である帝国のお家騒動に巻き込まれつつ、読心魔法によって人の心を実体化したコルに助けられたり、振り回されたりとドタバタする展開は面白かった。セオドアのコルがエステリーゼを嫌悪する理由がわかり、全てが解決して今度は心身ともに始まる溺愛攻勢に彼女はどうするのだろうとふと思うラストだった。 続きを読む…
ネタバレあり -
アマノサカホコ
10大阪市図書館。心が読める次期女王ヒロインと次期王配ヒーローとの恋の物語。ヒーローの心の声を発する二頭身の分身はヒロインの事を毛嫌いしていて、ヒーロー自身はヒロインの側にいたいという。真実が知りたくて読んだ。ヒロインがヒーローの気持ちを信じられないのは能力上わかるし、ヒーローはヒロインに想いを寄せているのに冷たい態度を取られしょんぼりのガッカリのきゅーんきゅーんと切なく鳴いてるよう(笑)このすれ違いを楽しんだ。ヒロインとの出会いのヒーロー視点がお気に入り。ヒロインの能力でなんでもありな感じは否めない★★★ 続きを読む…
ネタバレあり -
cha_saku02
5心が読める王女エステリーゼ。 心はコルという実体を持ち彼女はそれを見て聞く事が出来る。婚約者セオドアのコルはエステリーゼを嫌悪している…いくらセオドアの事を好きでもコルの態度や嫌悪丸出しの心無い言葉は彼女を傷つけているので呪いのせいだとしても本当に辛い…。しかもセオドア本人はエステリーゼを好きなのにコルのせいで信じてもらえずすれ違い。なんとかお互いの想いが通じたけれど、母上もう少し早く教えてあげればいいのに。自分も辛かったはずなのにな。 結婚して本来のコルの言葉がわかるとまぁそれはそれで大変そう(笑) 続きを読む…
ネタバレあり -
史
3目に見えないもの、目に見えるもの。どちらも正しく、どちらも騙す。愛しているから呪われるというのが魅力的。願わくは二人に永遠の愛を。好きですねえ。 続きを読む…
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bulbul
3心が読める王女エステリーゼは大好きな婚約者セオドアの甘い態度とは裏腹の心底毛嫌いするコル(三等身の人の心の姿)に傷つく毎日……。タイトルでは「気づかない」となってるから、本編とは微妙に違ってるよね? だからモヤモヤしながら読み始めました。まあ、半分以降からはセオドアの献身とエステリーゼを襲う陰謀の面白さでサクサク読めました。が、嫌悪感丸出しのセオドアのコルの謎は判明したけれど、これでよく王家が存続出来たものですね。無理難題でちょっと引いた。面白かったけど、スッキリとは終われない読後感。 続きを読む…
ネタバレあり
製品情報
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レーベル
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発売日2023/04/01
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定価748円(本体680円+税)
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ISBN9784041135945
パートナーのおすすめレビュー(宣伝)
心が読める王女様とイケメン伯爵子息のすれ違いラブコメだよ!
そんな彼女には、セオドアっていう婚約者がいるんだ。次期王配として剣の腕も立つイケメンで、何よりエステリーゼのことが大好きなんだよね! まさに完璧な婚約者って感じ♪ 彼は真っ直ぐに愛を伝えてくれるんだけど……彼女は何故か複雑そう……?
それもそのはず、彼のコルは『早くこの場を去りたい』なんて言ってるんだ。そんな本音を知っちゃったら「嫌われている」って思うのも無理はないよね……だから、彼女はセオドアから逃げ回ってるってわけ。でも、誰が見ても彼はエステリーゼを一途に想ってるんだよ? もしかして、二人のすれ違いには、何か"深い事情"があるのかも……!?
嫌われてると勘違いしている王女様と、絶対に諦めない婚約者の鬼ごっこのようなすれ違いラブコメから、目が離せなくなること間違いなしだよ♪
婚約者から逃げ回るエステリーゼ様ですが、彼の大きな愛情は無視出来ないようですね☆
しかし、ある日を境に彼女は彼を避けるようになってしまうのです。とは言え、彼の愛は揺るぎません! 揃いの衣装を贈るのはもちろん、ソファに座れば腰に手を回して抱き寄せたりと……いやはや、独占欲を隠せないようですねぇ。しかも、彼女が酒に酔えば介抱し、口移しで水を与えるほどに溺愛しているのですよ? ふふっ、これには彼女じゃなくても、胸を高鳴らせてしまいますよね♪
一方王女殿下は、彼と距離を取ろうと奮闘しているご様子。しかし、子犬のような眼差しで「嫌いですか?」と言われては……ああ、彼女は言葉を詰まらせているようですねぇ! 狼のように迫りながら、時に子犬のような顔を見せる彼の愛情に、彼女はいつまでそっけなく出来るのでしょう☆