
あらすじ紹介
白河白亜。中2、名家の長女、中学生ばなれしたスタイルで可愛い。そして僕・灰瀬譲に出会って即プロポーズしてきた変な女の子。
白亜の恋愛は本人曰く、“猛スピード”。一緒に学校をサボリ、僕の家に上がり込み、その次にはご両親にも挨拶。あっという間に僕らの関係は進んで――だけど僕は、白亜のことを何も知らないのかもしれない。
ハシャぐ白亜の笑顔、時折見せる陰のある表情、そして結婚するまでキスは禁止。その理由を僕は知らない。
「キスしたら許嫁のお話はおしまい。私のキスは特別だからね」
許嫁として始まった関係だけど、好きになってもいいですか?
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みんなからのレビュー
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しぇん
19スピード感ある青春ラブコメかと思いましたが、ちょっと細工ありでした。伏線は結構貼られていてわかりやすかったですが、ネタバレが最後の最後なので少し引っ張り過ぎで中盤少し物語がだれてる感じがありました。もう少しネタバレ早くして、その先の物語多めだったら良かったかな?と思いましたが、2巻以降あればという感じですかね?ただ、重苦しい物語になりそうで難しいですか 続きを読む…
ネタバレあり
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凜音
7読了 出会って即プロポーズ婚前旅行も今すぐに!「悪いけど、わたしのスピードに付き合ってもらうよ。」帯通りのハイスピード甘々許嫁ラブコメかと思いきやまさかの展開。序盤はやんごとなきお家柄の落とし種だと発覚した一般家庭で育った灰瀬と大人びたなんでも高速度の白亜のコミカルな掛け合いとイベントの数々にラブコメを楽しませてもらってました。そこから予想外の事実の発覚から、伏線の匂いを漂わせて華麗にタイトルごと回収していく内容に目が離せない。 何故ハイスピードなのか、その真実が明らかになった瞬間は思いっきり目が潤って 続きを読む…
ネタバレあり
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真白優樹
6とある名家の落とし種であると判明した少年が転校先で、猛スピードで生きる少女に再会し始まる物語。―――稲妻のよう、駆ける彼女を止めるは彼だけ。 エネルギッシュな彼女に振り回される中、彼女を知る事でその真意が見えてくる物語であり、知る事で一緒に生きたいと願いだす少年が手を伸ばす、何処かエモい愛が溢れているお話である。共に生きたいと願うその思い、叶えるために必要なのは二人の努力。細やかな夢だとしても本当のその願いの先、未来に到達するまで是非見届けられる事を願いたい次第だ。 期待を込めて次巻も勿論楽しみである。 続きを読む…
ネタバレあり
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リク
1死ななきゃOKを信条にする主人公、歳上に見える同級生の女の子に許嫁にされたことで目まぐるしい日々が幕を開ける。基本的に受動的な譲とグイグイ引っ張り回す白亜の相性の良さが心地よい。稲妻のようにスピーディーな理由もしっかりとしていて、譲を選んだ理由にも納得した。中学生らしい無邪気さや欲もありつつ、命の炎に触れたことがあるからか達観した部分も併せ持つ。人間らしさが光っていた。あと稲妻ってのがすごいセンス。由来からして意味深だし、譲が希望を輝かせて、白亜の未来を実らせてほしい。期待。 続きを読む…
ネタバレあり
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mag
1一般家庭で育ってきた名家の落とし子・灰瀬譲と猛スピードで生きる名家の少女・白河白亜の許嫁から始まる青春ラブコメ。 登場人物たちの脊髄で会話してるかのようなテンポ良い会話劇がめちゃくちゃに面白い。 ハイスピードで繰り広げられる恋人イベントを通して縮まっていく2人の心の距離。縮まった先に見つけた「秘密」には、心を締め付けられるような痛みがありました。 振り返ってみると物語が緻密に練られていて、また違った面白さがありましたね。 2人のこれからの人生もまた眺めて見たく思います。 続きを読む…
ネタバレあり
製品情報
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レーベル
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発売日2023/03/25
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定価726円(本体660円+税)
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ISBN9784046823304
パートナーのおすすめレビュー
彼女が「恋を急ぐ」理由って? 目が離せないミステリアスな展開にもドキドキしっぱなしだよ
白亜ちゃんのモットーは「恋愛は猛スピード」。だから、譲くんをグイグイ引っ張っていくんだよ。学校を抜け出し入ったコンビニで買ったスイーツを、授業をサボって放送室で一緒に食べたり。休みの日にはサイクリング旅行で遠出して、ふたりで海を眺めたり……あの手この手で青春を謳歌しようとするの! いつも積極的で人生をめいっぱい楽しもうとする白亜ちゃんは、すごくキラキラして見えるんだよ!
一方、何があっても「死ぬわけじゃない」がモットーの譲くん。白亜ちゃんの猛スピードな恋愛に、振り回されながらついていこうとするの。だからかふたりの相性はピッタリで、白亜ちゃんの「許嫁」を見る目は正しかったのかも!
そんな楽しい日々がいつまでも続くかと思いきや、白亜ちゃんが「恋を急ぐ」には理由があるみたい…。目が離せないミステリアスな展開にも、ドキドキしっぱなしの恋愛小説だよ。
いつも明るいお嬢様が主人公くんにだけ見せる一面…!! 守ってあげたくなっちゃいます♡
デートなどをして順調に仲を深めていくふたりでしたが、譲くんがもっと一緒にいたいなっていうタイミングで、白亜ちゃんのお迎えの時間でタイムリミット。う~もどかしくなっちゃいます〜!
さらには、 彼女のペースにのまれて、譲くんがついキスをしそうになったとき。白亜ちゃんから言われたのが「キスをしたら許嫁を解消」!? むむっ、これは据え膳というやつでしょうか…? いえ、それとも別の理由が…? 思わせぶりな乙女心に、ドギマギさせられちゃいました!
いつも明るい白亜ちゃんですが、なにやら彼にも言えない秘密があるようで…。時折、不安げな表情をのぞかせちゃいます。でもそれは、譲くんが特別だからこそ見せる姿! 天真爛漫なヒロインが見せるギャップに、ぎゅうって守ってあげたくなりましたが、それができるのは譲くんしかいませんよねっ!
心臓がもたないくらいの胸キュン青春ストーリーな一冊。もちろん、藤真拓哉先生のかわいい美しいイラストも必見ですよ!