あらすじ紹介
「ちなみに海鳥さん。私の元々の飼い主の話って、聞きたかったりします?」ある秋の日、なにやら様子のおかしいでたらめちゃんに、ショッピングモールに連れ出された海鳥東月。でたらめちゃんは海鳥に、どうしても伝えなければいけないことがあるのだという。が、そんな二人の元に、〈泥帽子の一派〉の魔の手はゆっくりと忍び寄っていて……? ネコミミ海鳥、『ぐりる・でたらめちゃん』、青森の小説家、もう一人の清涼院、同担拒否。そして明らかになる、十年前の真実。でたらめちゃんの秘密。果たしてその先に、彼女たちが見出した答えとは? 奇妙奇天烈ストーリー、クライマックス、第四弾!
みんなからのレビュー
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紺色灯油
13本当に好きなシリーズだったので、打ち切りになってしまってかなりショック……。泥帽子カップ編、読みたかったな……。みんなにはわからなくても私だけはこの本が大好き、なんてのはフィクションの醍醐味ではあるんだけど、実際体験すると普通に辛いよね……。次回作の構想もあるようなので、今はそれを楽しみにしておく(できれば次も百合がいいな……)。▷▷▷▷普通じゃないラストに納得できない気持ちもあったけど、だんだん落ち着いてきて「まったく、最後までめちゃくちゃやりやがって……w」ってとこにまで持っていけた。 続きを読む…
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碧海いお
10完結。けど、この巻を読み終えたあとに消化不良感を感じずにはいられない。個人的に残念な終わり方です。 続きを読む…
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真白優樹
10泥帽子の一派の中核メンバーが横浜に集う中、でたらめちゃんの秘密が明かされる最終巻。―――隣り合って交わらぬ、それでもいつか交じり合うまで。 泥帽子の一派の潰し合いが横浜で開かれる中、でたらめちゃんの生まれが明かされる巻であり決戦の顛末は自分で想像して欲しい、と言わんばかりのでたらめさで駆け抜けていく、色々な意味で摩訶不思議なままに駆け抜けていく巻である。待っているのは街を滅ぼす程の決戦。彼女達は生き延びることは出来るのか。きっと心配ないだろう。誰の予想をも覆すのは彼女だから。 うん、面白かった。 続きを読む…
ネタバレあり -
凜音
10読了 終わらないでくれお願いだから。楽しみにしてた4巻。でたらめちゃん発生理由と主誰なのか問題が明かになりました。予想通りのでたらめちゃんの出自にだよねだよねてとてもわくわくしながら読み進め、泥帽子一派の全員集合からの泥帽子カップなどという馬鹿げた宣言をされてこれからって所で終わりって辛すぎる。続き読みたい。嘘をつけない海鳥が嘘吐きの少女達から好意を向けられやすいのはやっぱり嘘の無い一言一言がより響きやすいからなのか、それとも嘘を感じとれてしまう彼女らからしたら嘘を感じない相手こそが安らぎなのか…。 続きを読む…
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maqiso
6変なキャラがまだたくさんいるしもっと読みたいけど、きれいにまとまったのは良かった。泥帽子がかなり最低なやつだったが。嘘の晒し合いがどっちも突き抜けてるの笑ってしまう。 続きを読む…
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製品情報
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レーベル
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発売日2023/03/25
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定価770円(本体700円+税)
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ISBN9784046822147