衛くんと愛が重たい少女たち 2
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衛くんと愛が重たい少女たち 2

小動物系男子・衛くんは、愛が重たすぎる少女たちに包囲されている!元アイドルの従姉・京子とつきあうことに落ち着いたかに見えたが、今度は京子の元アイドル仲間、桂花がグイグイせまって来た!謎なんだけど!
鶴城東 (著) / あまな (イラスト)
シリーズ:衛くんと愛が重たい少女たち(ガガガ文庫)

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あらすじ紹介

「重たい愛」…もはや癖になってきた!?

小さくて、細くて、色が白くて、気が弱くて…本当はもっと男っぽくなりたい僕・森崎衛。日曜の朝は必ず、姉の凛に女装させられて写真を撮られて「可愛い。愛してる」とか言われてSNSに投稿させられる。つらい。僕が想いを伝えられないうちに彼氏を作ってしまった幼馴染の瑞希。なのになぜか思わせぶりな目つきで僕に身体を寄せてくる。つらい。そんな僕の前に、従妹の京子がアイドルの仕事を突然やめて東京から帰ってきて「つきあおう」って!?

どうにか瑞希、凛という障壁を超えて「僕はちゃんと京子を好きになる!」の決意で京子とつきあうことになった僕。しかし今度は京子の元アイドル仲間、桂花がグイグイせまって来た!単純に僕をさらいに来たというわけではないようなんだけど…。

人生がつらすぎる衛くんは、愛が重たすぎる少女たちに包囲されている!そして、その包囲網はものすごい速さで狭くなりつつある!!これは、愛が重たい少女たちによる仁義なき恋の戦いの物語。

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みんなからのレビュー

  • よっち

    幼馴染・瑞希、DV姉・凛という障壁を超えて、どうにか京子とつきあうことになった森崎衛。しかし今度は京子の元アイドル仲間、桂花がグイグイ迫る第二弾。京子に複雑な思いを抱える桂花、彼女と裏で手を結び衛との関係修復を目指す瑞希、そして相変わらず独占欲が強く暴力的で衛を振り回す姉の存在。旧交を温める京子と桂花に、彼女と対等な関係になりたい衛の思いも絡めて物語が再び動き始める展開で、どうにもならないところまで拗れてしまい、それでも最後まで諦めたくない衛の奔走が守ってみせた、かけがえのない関係が印象に残る結末でした。 続きを読む…

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  • オセロ

    幼馴染の瑞樹と姉の凛のそれぞれ違うベクトルの重たい愛悩まされながらも京子と付き合うことになった衛。そんな京子にある思いを募らせる元同じアイドルグループの佳花が衛ない近づいたことで事態は思わぬ方向へと向かうことに。 京子と衛の交際が認められないのは瑞樹も凛も同じだけれど、凛は衛が自分のものだと主張する凛と佳花を使って別れさせようとする瑞樹。どちらもやってることはやばいけれど、その一方で絶縁寸前の涼子と佳花の仲を取り持つ為に不器用ながらも奔走する衛の姿にはグッときましたね。 続きを読む…

    ネタバレあり
  • のれん

    愛の大きさとは他人にかける自身の理想との比重によって決まる。 今作に登場する女子たちは全員が理想の存在を他者に当てはめ、そうならない相手を矯正しようとする。 全ては今の自分の肯定のために。 京子が違うのは、その理想に現実の少年が近づこうと頑張ってくれているか否か。だから彼女は復讐と溺愛を交互に行える。 理想と違う現実のギャップに誰だって苦しんでいるけど、その理想を現実の中で見出せる人こそ、現実を理想へと近づけさせることができる。 今回蚊帳の外だった凛含めそれを見つけられるか。 続きを読む…

    ネタバレあり
  • わたー

    ★★★★★今回も引き続き愛が重い女の子たちの、めんどくささが爆発する展開で非常に良かった。前回ラストで不穏な動きをしていた桂花さんをメインにした内容。やはりというか、ドルオタを拗らせて京子を過剰に神聖視しているというのは、彼女のバックボーンとして素直なもので納得感が強かった。そのため、彼女が巻き起こした騒動は、彼女のどうしようもなかった愛故の暴走の結果であるとして、一定の理解はできるものだったのも良かった。その裏で、虎視眈々と衛を狙う瑞希や、衛に獣じみた執着を見せる凛などの地雷は健在… 続きを読む…

    ネタバレあり
  • しぇん

    一巻で1番常識人ぽかった桂花さん中心のお話でした。この物語なので色々歪んだ情念を抱えているんだろうな、と思いましたが、此方に関しては、まぁ、想像通りでした。他のヒロインは重いで片付く?かもしれませんが姉だけはアカン感じがする一巻引き続きしてましたが、次あれば姉中心になるんですか。主人公が、また酷い目にあいそうですねぇ 続きを読む…

    ネタバレあり
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製品情報

  • レーベル
  • 発売日
    2023/02/17
  • 定価
    858円(本体780円+税)
  • ISBN
    9784094531053

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