みんなからのレビュー

• よっち

  2023/02/17

  29

  玄の侵攻を防ぎ切った隻影と白玲。しかし友邦国だった西冬も敵に回る依然として厳しい状況の中、それが見えていない副宰相によって無謀な西冬征伐戦が立案される第二弾。どう見ても厳しい戦いになるのが見えている中で、その一軍として参加することになった隻影たち。そんな折に現れた仙娘を自称する金髪碧眼の少女・瑠璃。彼女の策で一矢報いて貴重な軍師を得たものの、有力な将を次々と失う一方で、死んで欲しいクズほど生き残る最悪の展開で、裏から手を回して着実な手を打ってくる相手にどう立ち向かうのか、さらに苦しい展開になりそうです…。 続きを読む…

  ネタバレあり

• のれん

  2023/02/28

  14

  結構戦闘ではなく戦術に紙面を割いているのだけれど、計略を発揮できているかというとう～んという感じ。 やっぱり主人公が剣で決闘するキメがあるため、どうしても戦術が見せ場にならない。君主とW主役だと話は違うんだろうけど、今作の軍師も相棒もやっぱりヒロインズで収まっている印象。 敵方の大将にしてかつてのライバルも目玉であるため出し渋ってるのも惜しい。 商業的に難しいだろうけど、姦しい部分削って天下を謳う中華戦記か、いっそのことファンタジーラブコメに振るか。 どちらか一本に絞った方が良い気がする。 続きを読む…

  ネタバレあり

• 真白優樹

  2023/02/21

  11

  中央軍と防衛軍による無謀な遠征に帯同する中、仙狐と自称する少女、瑠璃と出逢う今巻。―――非情な戦火は全てを焼いて、後に残るは削られたもの。　戦果を求める愚者の手による無謀な遠征が「玄」の皇帝の策により嵌められる結果となる中、軍師となった瑠璃の策を元に隻影と白玲が駆ける巻であり、更に熱く太く戦いが深化していく中、かけがえのない将軍達が散る巻である。戦えば戦った分だけ追い詰められ、遺されるのは愚者たちばかり。どう考えても絶望が近くなる中、決戦の果てに待つものは。皆で生き残れるのか。 次巻も勿論楽しみである。 続きを読む…

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• 凜音

  2023/02/20

  11

  読了 ｢玄｣を退けた隻影と白玲。友邦国であった｢西冬｣の裏切りに対して皇帝直属中央軍｢禁軍｣を中心として侵攻する事に…いつの時代も自らを賢者と信じ込む愚者のによって自陣が危機に陥る物ですが今巻正にその流れ。出世欲と張護国に対する嫉妬を間者に良いように利用され張泰嵐に並ぶ｢鳳翼｣｢虎牙｣の戦没。 新キャラの神算軍師の瑠璃が仲間になったり、灰狼を討ち取ったとしても大敗。今後どうなって行くのか不安とともに黒白の剣舞に期待。明鈴、白玲の隻影を巡るやり取りはいい息抜きで微笑ましい。又、瑠璃も交えた少女3人は唯一救い 続きを読む…

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• みどり

  2023/03/02

  8

  かなりいい感じのテンポでお話が進んでいる。 今回登場の人たちが、今後のストーリーに大きく絡んでくるのは間違いなさそう。 中華ものを読み始めたのは最近だけれど、こういうのを読んでいるともっともっと読みたくなる。 続きを読む…

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