あらすじ紹介
殺しのライセンスを持つ暗殺者ミナト。
彼の次なる任務は――亡き師匠の娘たちの兄になること!?
政府所属の暗殺者ミナト。彼の使命は、国家の危機を未然に防ぐこと。
そんな彼の次の任務は、亡き師匠の元標的にして養女ララの殺害、ではなく……一緒に暮らすことだった!?
発動すると世界がヤバい異能を持つというララ相手の、暗殺技術が役立たない任務に困惑するミナト。
そんななか、師匠の実娘を名乗る現代っ子JK魔女エリカが現れ、ララを保護すると宣言。
任務達成のため、勢いで師匠の娘たちと暮らすことになってしまったミナトの運命は――?
「俺が笑うのは悪党を倒す時だけだ」
「こーわ。そんなんで、ララのお兄ちゃんが務まりますかねえ……」
暗殺者とその標的たちが紡ぐ、凸凹疑似家族ホームコメディ、開幕!
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みんなからのレビュー
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よっち
29国家の危機を未然に防ぐことを使命とする政府所属の暗殺者ミナト。そんな彼が亡き師匠から彼の標的だったはずの養女ララを託される凸凹日常ホームコメディ。発動すると世界がヤバい異能を持つらしい幼女ララの相手をすることに困惑するミナト。そしてララの保護を宣言する師匠の実娘を名乗る現代っ子JK魔女エリカの存在。お人好しなエリカのポンコツっぷりも際立っていて、ララの健気な可愛らしさも相まってミナトも少しずつ変わってゆく構図でしたけど、たびたびララに危険が迫る中で、何が大切か覚悟を固めてゆく展開はなかなか良かったですね。 続きを読む…
ネタバレあり -
まっさん
19★★☆ 表紙に惹かれて購入した作品。 物語は政府所属の暗殺者として暗躍する主人公・ミナトが、師匠の遺した一人義娘であり今回の暗殺対象であるララと、実娘で魔女でもあるエリカと三人で暮らす事になるお話でした。 正直暗殺者や魔女、異能者が出てくる割にはそこまで異能物感は感じられず、ミナトや他の異能力者の戦闘描写も過程を飛ばしたり簡略化して結果に繋げる事が多いので、作品自体のスケール感はあまり感じられず残念でした。また、ストーリーの風呂敷の畳み方が流石にご都合すぎるというか、次巻への導入も含めた終わり方である→ 続きを読む…
ネタバレあり -
しぇん
19暗殺者、魔女、異能者が家族になっていく物語。今のところプロローグ的に仲良くなっていく過程の序章という感じですね。正直、物語の魅力の8割が幼女の無邪気な可愛さにかんじてしまいましたが、ここから色んな要素に変わっていきますかね 続きを読む…
ネタバレあり -
アウル
16某漫画のようにコメディ色強いのかと思って読み始めたら思いのほかシリアス色が強くてビックリしたわ。初めは家族というものに情が感じれなかったミナトだったがエリカやララたちと共に暮らすようになって徐々に本当の家族のようになって行くのが良かったわ。なんやかんやと困難を乗り越えた3人だったが最後の引きでエリカの母親が登場しとんでもない事になりそうだが果たしてどうなるのか?次巻も気になる所だわ。 続きを読む…
ネタバレあり -
真白優樹
12異能犯罪を狩る暗殺者の青年が、師匠が遺した異能持ちの義娘と魔女の実娘に出会い始まる物語。―――凸凹で不揃い、それでも温かいこの日々を。 あらすじに反しアクションもシリアスも多々ある中、少しずつ家族になっていく温かさがある物語であり、バディアクションものの面白さも持っているからこそ、あらすじからは予想も出来ぬ多角的な面白さのある物語である。選びたい自由の元に選んだ己の思い、そこに迫るは強大な魔女。果たして纏まり始めたこの家族は、新たな嵐を乗り切り家族として強くなれるのか。 次巻も勿論楽しみである。 続きを読む…
ネタバレあり
製品情報
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レーベル
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発売日2023/02/15
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定価726円(本体660円+税)
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ISBN9784815611842
パートナーのおすすめレビュー(宣伝)
次なる任務は…少女と暮らすこと!? 戸惑いもいっぱいあるけど幸せな時間なの♪
だけどね、一緒に生活するうちにミナトの気持ちも変化していくの。最初はララちゃんが寂しくて泣いていても、ミナトは戸惑うばかり。それが、夜にララちゃんが寂しがれば一緒に寝てあげて、ケガをすれば仕事を早めに切り上げようとするように。まるで、本当のお兄さんになったみたい!
それから、ララちゃんにはエリカっていう魔女のお姉ちゃんがいるんだよ! 魔女は魔術を使って暗殺者から異能力者を守る存在。能力者で妹でもあるララちゃんを守るため、エリカも一緒に住むの! こうして始まった異能者、暗殺者、魔女という意外な組み合わせの共同生活は、温かくてほっこりの連続なんだよ!
平日は3人でスーパーに買い物に行って、休日は料理をしたり、公園で遊ぶの。やがてミナトは共同生活に楽しさを感じるようになって…。ずっと孤独だったミナトにとって、生まれて初めての家族と過ごす時間は、きっと特別なはず! このままずっと3人の幸せが続いてくれるといいな〜!
暗殺者と魔女。ふたりの息ぴったりなアクションにワクワクが止まらないよ!
異能力者の怖いところは、相手がどんな能力を持っているのか分からないってこと。能力が分からなければ、一流の暗殺者であっても非能力者のミナトはうかつに近づけない。でも、彼は戦闘中に相手の能力を冷静に分析し、最終的には技を見きってしまうんだ!
異能力者の「手から杭を出す」能力を見抜いた時には、攻撃を難なくかわし、敵を焦らせる。そこへ追い打ちをかけるようにエリカの炎魔法が杭を焼き払い、能力者は戦意を失ってしまうんだ!
他にも、爆弾を持っている異能力者がいれば、武器に頼るのは能力が大したことのない証拠だと判断。ミナトが体術で能力者を押さえつけ、エリカが爆弾をはるか上空に運んで爆発させる。
分析はミナト、攻撃はエリカ。お互いに自分ができることと、パートナーに任せることの役割分担が出来ているから、どんな能力者が来ても立ち向かえるんだ。息ぴったりのコンビネーションを発揮する2人にはワクワクしっぱなし! ミナト達の安心感のあるバトルは気分爽快だよ!