怠惰の王子は祖国を捨てる~氷の魔神の凍争記~ 1
読みたい読んだ
読みたい
読んだ

怠惰の王子は祖国を捨てる~氷の魔神の凍争記~ 1

最強の所以(ゆえん)は、異次元の凍結魔法。
モノクロ ウサギ (著者) / 岩本 ゼロゴ (イラスト)
シリーズ:怠惰の王子は祖国を捨てる~氷の魔神の凍争記~(MFブックス)

この作品をストアで探す(宣伝)

  • BookWalkerで購入する
  • Amazonで購入する
  • ebookjapanで購入する
  • コミックシーモアで購入する
  • BookLiveで購入する
  • Rakuten koboで購入する

あらすじ紹介

大陸屈指の大国『フロイセル帝国』と戦争をするはめになった小国『ランド王国』。為す術なく蹂躙されたランド王国軍は、本隊を王都へ向けて敗走させるため、庶子の第四王子ルトに殿(しんがり)部隊を任せる。『無能王子』と呼ばれるルトが率いるのは、たった五十三人の兵士たち。万に一つも勝ち目はないと思われたが、実はルトには秘密があった。
ルトは世界に数名しかいないと言われる『魔神格』の魔法使いだったのだ!
そんなルトは魔神の力を示して敵将を圧倒するが、仲間の兵士たちと帝国に降ることを望んでおり――。
これは祖国を捨てて帝国の守護神として活躍する、最強の氷使いの軌跡。

パートナーのおすすめレビュー(宣伝)

  • 読者すらも翻弄する主人公の智略がみどころッス!

    ディアナ
    ディアナ
    小国ランド王国の第四王子ルトは無能王子と呼ばれていたんス。こいつ全然働かないッスからね。だからかどうか、帝国との戦争中、前線で置き去りにされてしまうんスよ。しかも、数万の敵を食い止める殿の役割として。たとえ有能だったとしても、生き残れるわけないッスよねぇ。

    ところが、そんなルトのもとに、彼を信じる部下が一緒に残ってくれたんス! 結構人望あるんすね~。そこでルトは自身の秘密を打ち明けるんスよ。実は彼、無能のフリをしていたけど、本当は"魔神格"の魔法使いっていう、一人で国を滅ぼせるぐらいの強者だったんス!
    力を隠していた理由も国力に乏しいランド王国がルトの力を得れば、戦争は泥沼化するってわかってたからみたいッスね。国の末路が予想できたからこそ、何もしない。ルトって、実は相当の切れ者じゃないッスか?
    ついに本気を出したルトと敵軍の戦いが開始…と思いきや、なんとルトは降伏を選択するッス! しかも、魔神格の力を貸す代わりに、自分たちを捕虜として帝国へ迎え入れろ…って、一体、何を考えてるんスか!?
    敵も味方も読者でさえも、ルトの智略に翻弄されること間違いなしのおもしろ作品だから、ぜひ読むといいッスよ!
  • 庶民的すぎる王子様は人望も抜群!

    レオン
    レオン
    ルトは世界に3人しかいない"魔神格"の魔法使い。ルト以外にも魔法使いはいるんだけど、一般人と魔神格は別の生き物と言っていいぐらい、力の差があるんだ。
    そんなルトが持つ能力『凍結』は、物質どころか概念まで凍らせることができる反則級の力なんだ。上空を飛ぶ鳥の心臓を凍らせたり、時間を凍らせて自分だけ高速移動したりと、能力の使い方は無限大ってわけ。

    だけどルトの本当の魅力は、魔神格の力よりも、人を惹きつける親しみやすさにあるんだ。無能扱いされていたときも、彼に仕える部下たちは多くいたんだよ。もちろん、部下がルトは無能じゃないって気付いていたのもあるけど、一番の理由はルト自身が庶民的な人間だから。

    王族のくせに街遊びへ繰り出すし、食べて寝るだけの生活がなによりも好き。そんな姿を見ていたら、だんだん親しみも湧いてくるのかも。本当は超有能なのに、この親しみやすさがあるから、みんなルトに惹かれるんだろうね。

    すべてを凍結させる魔神格の魔法使いと、親しみやすい王子様という二面性を持つ少年の物語。きっとキミも、ルトの魅力に惹き込まれるはずさ!

みんなのデータ

  • 0
    評価する
  • 2
    読みたい

みんなからのレビュー

  • Liuche

    力を隠し、その有能さを隠して無能と呼ばれる主人公の本領発揮が見応え抜群。圧倒的なカリスマ。圧倒的な力。隠してても忠臣が50も出来る滲み出る凄さ。優秀で怠惰な主人公よき。配下との掛け合いもよき。 続きを読む…

    ネタバレあり
  • Liuche

    再読。たまに読み返したくなる。戦場で殿として切り捨てられたところから始まり、大国で大公位に就くところまで。忠臣のために奥の手をきり戦況を覆した主人公の圧倒的な力と頭脳戦も面白い。 続きを読む…

    ネタバレあり
  • カシオペア2

    悪くない。無能を演じてる王子、実は最強の魔神だったという話。そこまで大きな戦闘シーンとかもなかったしあっさりしていたのだが、でもこの王子が兵士から忠誠を誓えるというのは分かるなぁ。帝国とかいろいろな人物が登場するのだが、そういう優秀な人物を描くのが上手いなぁと思った 続きを読む…

    ネタバレあり
  • あれ、2巻が1年以上前?と思ったらカクヨムの連載が止まってるんですね。作者は他の作品書いてるみたいですしダメかもしれませんね。 続きを読む…

    ネタバレあり
  • 菊地

    「諸事情で能力を隠す」「冷遇してきた祖国を捨てる」という作品は多いけど、本作の「隠していた能力」のスケール感が大きくて独特な味わいになっている。 続きを読む…

    ネタバレあり
powered by読書メーター

製品情報

  • レーベル
  • 発売日
    2022/12/23
  • 定価
    1430円(本体1300円+税)
  • ISBN
    9784046820174

感想をシェアしよう

  • ツイートする
  • シェアする
  • 友達に教える
Close
この作品を評価しよう!
Excellent!!!
Very Good!!
Good!
評価入力した作品の著者とイラストレーターは新刊通知の対象として登録するよ。
※データの反映はリアルタイムではなく、1日のうち、アクセスが少ない時間帯に実施しております。
この作品の感想を3つ選択してね!
評価と感想はキミのパートナーが記憶するよ。
たくさん登録をしてね!
※データの反映はリアルタイムではなく、1日のうち、アクセスが少ない時間帯に実施しております。
Close
みんなの感想
Close
注意
この作品の「読んだ」を取り消しますか?
あなたの評価と感想が削除され、
本棚からこの作品がなくなります。
はい。取り消します。
キャンセル
注意
この操作を取り消しますか?
はい。取り消します。
キャンセル
エラー
ログインして下さい。
ログイン
キャンセル
成功
本棚の「読みたい」に追加しました。
※データの反映はリアルタイムではなく、1日のうち、アクセスが少ない時間帯に実施しております。
OK