あらすじ紹介
真の王――すなわちキリハラ。虚飾の覇道、その果てに
「ハズレ枠」と称されたスキルを駆使し、級友である小山田翔吾を討った三森灯河。
着々と迫る女神ヴィシスとの決戦。
紫甲虫と、転移石という最後のピースをミラ帝国で入手した彼の準備は、すべて整った。
一方で蠅王ベルゼギアが、かつて廃棄した「トーカ・ミモリ」であると気づいたヴィシスは、甘言を弄して桐原拓斗を三森灯河にぶつけることに。
蠅王(三森灯河)と真の王(桐原拓斗)。
真逆たる2人の王がついにまみえ、そして――。
「自己中な虚飾野郎にすぎねぇんだよ、テメェは。なぁ、桐原ぁ!?」
かつて空気モブだったE級勇者が、絶対最強へと至る逆襲譚第10幕。
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みんなからのレビュー
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こも 零細企業営業
26桐原が魔王化して金目の魔物を動員し、十河綾香ヤンデレ化!!!うん?デレあったか?そして、ついに灯河のパラライズが効かないヤツ(桐原)が現れた。いずれ出てくるだろうと思ったけど、それが桐原だったとは、、桐原、不思議ちゃんだわ。 続きを読む…
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S.T.
15狂人と屑の奇妙奇天烈な珍会話。『大魔帝を討った』勇者と『世界を救う』女神の会話とは思えないw桐原とヴィシス、もちろん好きではないが、敵としてはいいと思うわw女神も遂に蠅王の正体に気づき、桐原と共闘。メンタルが限界を迎えた十河をマインドコントロール下において、ミラと蠅王ノ戦団に逆襲を仕掛ける。が、十河は一旦浅葱たちに任せ、桐原戦にきちんと最悪の想定で臨み、介入してきた十河相手にも奥の手を用意しておく。灯河の戦略と戦術が本当に見事。【状態異常スキル】それ自体よりも、灯河の目的達成の過程こそが真の見所なんだよね 続きを読む…
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アウル
12ヴィシスとの最終決戦が着々と近づいて来てるな~...な第10巻。ミラ帝国で最重要アイテムを入手できたトーカ。一方、蠅王ベルゼギアの正体がトーカであると遂に気づいたヴィシスはキリハラをぶつける事にしたのだが、キリハラ、真の王とか言いながらあっさりと負けすぎて哀愁が漂うレベルやで...。十河は覚醒して強くなりすぎやろ。一触即発な雰囲気やったが聖が回復してなんとか回避でき和解できそうやし、ニャンタンは重要な秘密を知ったし、ヴィシスは力を手に入れたし次巻は最終決戦突入かな? 続きを読む…
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7MHz
10序盤はミラとの調印式までは話が淡々として少し退屈だった。 その後の展開は怒涛だった。 ヴィシスにトーカの正体がバレ、言葉巧みに操りソゴウをミラに送り込む。 キリハラへも、うまく丸め込み、トーカにぶつける。 キリハラ戦は一歩間違えば危ない頭脳戦でヒヤヒヤする。 そして奥の手が発動。 キリハラ戦の中、ソゴウが介入し、ピンチに立たされるも、高雄姉妹が合流し何とかキリハラ戦に勝利。 続きを読む…
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ロック
8ここに来てクソ女神ことヴィシスの冴え渡る推理により蠅王の正体がバレる!そして暴走する桐原と真面目過ぎるが故におかしくなった委員長の十河を騙し全ての敵意を蠅王こと主人公へ全振り。更には消息不明だったあのキャラ達も集結といういよいよ終わりに向かい始めた内容でした。また全てのカギはニャンタンが握っているかも?今回はギャグキャラ化してしまったキリハラとの怒涛のバトルも心理戦も読み応えありですね!11巻では女神が何をしたいのかも明かされるらしいので楽しみです。 続きを読む…
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製品情報
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レーベル
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発売日2022/12/25
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定価825円(本体750円+税)
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ISBN9784824003638