
あらすじ紹介
“ヴァンパイア”。婚約破棄騒動のすべての元凶にして、パレッティア王国の敵。
その脅威がもう眼前に迫っていることを知ったアニスとユフィたちは、対策を急いでいた。
そこに、東部から「ヴァンパイアを捕まえた」という急報が入る。
駆け付けたアニスたちの前に、永遠を求めるヴァンパイアの長が出現し!?
「私はライラナ。世界の全てを私が取り込むことで、永遠の平和を築くのよ!」
「お前の言う幸福は、ただのエゴの押し付けだ!」
竜を宿すもの(アニスフィア)&精霊契約者(ユフィリア)VS最強の吸血鬼(ライラナ)。
人として生きる上での”幸福”とは何なのかを問う最終決戦が、今始まる!
王宮百合ファンタジー、未来を繋ぐ感動のクライマックス!
みんなからのレビュー
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雪紫
54基本はシリアス。癒やしはいちゃいちゃ(初っ端から糖度高過ぎ)。ありえたかもしれない夢にも「そやけど、それはただの夢や」との感情が浮かぶ。今まで彼女達が苦労した分今の幸せがあって、対立したのもその幸せを守ろうとしたからであって。その未来は来なかったけど今ある未来を大事にしてくしかない。とりあえずライラナと相対したユフィの顔。貴女絶対後者の方によりお怒りですよね。そう言えばレイニ母の幼馴染・・・まだ存命よね。果たしてどう向き合うのやら。あの問題が決着するとなるとやはりイリアも・・・。 続きを読む…
ネタバレあり
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よっち
38ヴァンパイアの脅威が眼前に迫っていることを知ったアニスとユフィたち。そこに東部から「ヴァンパイアを捕まえた」という急報が入る第六弾。レイニの亡くなった母親のことを探る旅で聞いた森の異常の原因。そして東部に駆けつけたアニスたちの前に現れた、永遠を求めるヴァンパイアの長ライアナとの激突。人として生きる上での幸福とか何か、相容れない相手との戦いは竜を宿すアニスや精霊契約者のユフィでも苦戦する強敵でしたけど、熱い戦いの中で引き継いだ思いがあって、改めて約束を交わした二人や、周囲の関係も気になるところではあります。 続きを読む…
ネタバレあり
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芳樹
30【BW】物語の発端となった“ヴァンパイア”に焦点を当てる第6巻。誰もが永遠に苦しみから解放されるべきとするヴァンパイアの長・ライラナと、苦しむことこそが未来に向けて何かを生み出す力になると信じるアニス。互いを認めながらも決して交わることのない理想と信念をぶつけ合う二人の姿に圧倒されました。また彼女と関わったことによって、アニスが精霊契約者となったユフィと共に悠久の時を共に歩むことができるようになったのは、怪我の功名と言うべきでしょうか…。レイニ母の幼馴染みという人物も健在だし、今後の展開が楽しみでです。 続きを読む…
ネタバレあり
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オセロ
29ヴァンパイアの脅威が迫っていると知ったアニス達が対策を進める為に、今は亡きレイニの母親の過去を探る中、東部にいるアルからヴァンパイアを捕獲したと報告が入る。 アニスとヴァンパイアの長・ライアナの戦いは互いの信念をぶつけ合うようなもので。共に歩む未来があったかもしれなく、そんな2人の違いは大切な存在が居るかの違いなのかと切ないものでしたが、結果としてアニスが手に入れたのはかけがえのないものでした。 物語はクライマックスということで今後の展開から目が離せませんね。 続きを読む…
ネタバレあり
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真白優樹
14ヴァンパイアの対策を進めレイニの母親の足跡を追う中、永遠を求めるヴァンパイアの長、ライラナが襲来する今巻。―――業と永遠を背負い討て、可能性の先のもう一人。 最初の始まりとなった婚約破棄騒動、その原因と決着をつける巻であり、自分の鏡写しのような存在との戦いの中、アニスも人外へと踏み込んでいく一種の感動さえ覚える巻である。未来を阻む鏡写しを打ち倒し、先に続くのは永遠の未来。2人で共に歩んでいく資格を得た二人は、どんな未来を見ていくのか。この先に待っている世界はどんなものか。 次巻も勿論楽しみである。 続きを読む…
ネタバレあり
製品情報
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レーベル
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発売日2023/01/20
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定価792円(本体720円+税)
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ISBN9784040748467