あらすじ紹介
あれから二年。俺は逃げるように京都の大学へ進学し、鬱屈した生活を送っていた。
だけど二人の女の子、遠野あきらと宮前しおり。そして、こんな俺すら受け入れる友人のおかげで、毎日は徐々に色づき始める。この心地よい男女グループがいつまでも続くように。今度は絶対に恋に堕ちないように……。
それなのに。
「逃げないでください、桐島さん! 私の気持ち、ずっと知ってたくせに!」
過去への悔恨と、新しい恋。狭間で揺れ動く波乱の大学生編、開幕。
みんなからのレビュー
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ナギ
59大学生編が始まり、全ての関係はリセット……されているわけはなく、さらに混迷を深める予感がひしひしと伝わってきます。 もう恋なんてしない(槇原敬之)を主題歌にしても良いような大学生編のスタートでした。それにしても何でこんなにモテるのかは謎です。 続きを読む…
ネタバレあり -
芳樹
53表紙の構図が第1巻と同じであることは、この新ヒロインたちの末路を示唆しているのか?そして彼女たちが桐島とどう関わっていくのか?ドキドキしながら扉を開く。前回のエピローグからは想像できなかった新展開でした。過去を悔やんで自戒する桐島ですが、思考と行動の方向性の「どうしてそうなるの」感はこれまで同様なので安定した面白さがあり、今回も登場するツッコミ役の一言も楽しい。過去の悔恨と新しい恋の間で揺れ動いていた桐島が新しい方向へ歩き出すまで描く大学生編の序章は、そう簡単には終わらない。今後の展開が実に楽しみです。 続きを読む…
ネタバレあり -
よっち
40あれから二年。逃げるように京都の大学へ進学し、鬱屈した生活を送る桐島。しかしまた新たな出会いから、過去への悔恨と新しい恋の狭間で揺れ動く大学生編の第四弾。新ヒロイン遠野や宮前、彼を受け入れてくれた友人の存在もいて、新しい居場所で友人の恋を応援する桐島。けれど前半のキラキラするような大学生活も、蓋を開けてみれば相変わらずの欺瞞に満ちていて、思ってもみなかった再会、周囲がいい人たちで良かった…としみじみ思った結末は新たな波乱の始まりでしかなかったんですかね…。不憫な浜波劇場は今回も健在でキレキレでした(苦笑) 続きを読む…
ネタバレあり -
S.T.
374巻までの桐島に比べると、正直マシにはなってた。さすがに多少の反省はしたらしい。一部アレな言動はどうしようもないが、自由恋愛の時代である以上「2度と恋をするな」なんて無理なわけだしな。再登場させられた浜波には心から同情したけど、それでも「パーフェクトプラン」は今までで一番マシな結末だったのは間違いない。予想より早い早坂さんの再登場にどうなることかと思ったけど、早坂さんも自制は覚えたようで、結果桐島のアレが治って遠野へのアシストに。ただまあ、ラストはこうなるよね。恋の絶頂にいる遠野は次巻大丈夫か(遠い目)。 続きを読む…
ネタバレあり -
tks135792468
37大学生編開幕。本当にただ幕を開けて、状況の説明で終わった感がある。のだが、そこは背徳に定評のある二番目彼女。きっちり裏切り?みたいなシーンも盛り込んでくるし、例のノートっぽいものも出してくる。今後の出番を否定された可能性はあるけど。遠野の気持ちを知りながら肌を合わせる宮前。そして、桐島と結ばれた遠野が引き合わせてしまったひかり……途中早坂との再会もあるが、さてそれが物語にどう作用していくのだろうか。 続きを読む…
ネタバレあり
製品情報
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レーベル
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発売日2023/01/07
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定価748円(本体680円+税)
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ISBN9784049146882