Mother D.O.G
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Mother D.O.G

バケモノから生まれ落ちた怪物を狩る少女は人間か、あるいは怪物か――。
蘇之 一行 (著者) / (イラスト)
シリーズ:Mother D.O.G(電撃文庫)

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あらすじ紹介

 猟奇殺人事件が世間を騒がす大都市に、その身に不釣り合いな大きな傘を携えた少女と顔に傷がある恐ろしい風貌の青年の姿があった。
 二人組の名前は夜子とサトル、国際法で開発を禁じられた生体兵器である。
 彼女らの目的はひとつ、【D.O.G】と呼ばれる生体兵器たちを殲滅すること。半年もの間、手がかりすらない事件の話を聞きつけ、はるばるやってきたのだ。
 人を装い群衆に紛れ込む怪物を狩ることが可能なのは夜子しかいない、なぜなら彼らを生み出したのは彼女自身だったのだから――。
 悲壮なるダーク・アクションファンタジー、ここに怪演!

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みんなからのレビュー

  • よっち

    猟奇殺人事件が世間を騒がす大都市。不釣り合いな大きな傘を携えた少女・夜子と顔に傷がある青年サトルが、人を装って群衆に紛れ込む怪物を狩るダーク・アクションファンタジー。D.O.Gと呼ばれる遺伝子を操作された生体兵器たちを殲滅するため、手がかりすらない事件の話を聞きつけはるばるやってきた二人。彼女たちが対峙した人狼、悪魔、巨人といった怪物たち、そして夜子とサトルが背負う何とも業の深い背景があって、二人の出会いや関係がまた来るものがありますけど、目をそらさずに向き合う二人のこれからをまた読んでみたくなりました。 続きを読む…

    ネタバレあり
  • まっさん

    ★★★★ 物語は、世界中で異形の怪物であるD.O.Gによる猟奇的殺人事件が頻発する世界。D.O.Gが産まれる原因である特殊な細胞を持つ少女・夜子と、D.O.Gによって家族を皆殺しにされ、自身もD.O.Gとして夜子の傍でしか生き長らえる事が出来なくなった少年・サトルが、世界中を巡って人に仇なすD.O.Gを狩るお話でした。いわゆるダークファンタジーに分類されるであろう今作ですが、グロ寄りな描写が過剰に描かれないなど、そこまでカロリーを消費する事なく読む事が出来ました。ただ、その分この手のジャンルの割には血→ 続きを読む…

    ネタバレあり
  • のれん

    会話が独特かつ単調な説明が長いけれど、そこからの展開は物静かな雰囲気が漂っていて良い。特に最終話の家族の話はタイトルにかかる事象が多く、練りこまれてるなぁと思う。 家族に代表される繋がりとは何だろうか。正義感や倫理観といった価値観の不一致で、人は繋がりがあるものを殺していく。それは母であっても変わらない。 ただその争いに対して、相手が悪いと非難するのではなく、別れを悲しむその姿勢は、誰もが共有できることではないだろうか。 劇中雨は降らないが、雨のように流れていって欲しい感情のお話。 続きを読む…

    ネタバレあり
  • サキイカスルメ

    【D.O.G】と呼ばれる生体兵器たちを殲滅するため、世界中を旅するゴスロリ少女夜子と顔に傷がある恐ろしい風貌の青年サトル。これは彼らの戦いと家族のお話。おもしろーい!!フォロワーさんの感想を見て読んだんですが、面白かったですね。事件ごとに区切りがついていて、短編連作のようなスタイルが読みやすかったです。最初は事件自体の面白さで、途中からはメイン2人のことをもっと知りたいという気持ちで物語の中に没入してあっという間に読み終わっていましたね。綺麗にまとまっていますが、この2人の旅路をもっと読みたいです。 続きを読む…

    ネタバレあり
  • 真白優樹

    世界最高の生体兵器から生み出された怪物に脅かされる世界で、母である少女と子供である少年が怪物を狩る物語。―――行く先も未来も見えはしない。それでも二人、辿り着くために。 根底が見えてくると悲壮感あるコンビである二人が、家族愛でいちゃつきながら怪物を狩る物語であり、戦闘シーンに溢れる悲壮感も相まって、心をかき乱してくるかもしれない物語である。どこまでいってもいたちごっこ、終わりはどこまでいっても見えはしない。それでも進んでいくと決めた二人は、いつか全ての仕事を終えられるのか。 次巻も勿論楽しみである。 続きを読む…

    ネタバレあり
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製品情報

  • レーベル
  • 発売日
    2023/01/07
  • 定価
    748円(本体680円+税)
  • ISBN
    9784049146851

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