
あらすじ紹介
戦乱の続く別次元の世界――常世
そこに暗躍する謎の組織「星砦」
そして謎の存在「愚者」とは?
コマリと仲間たちが世界を救うべく立ち上がる!
待望のシリーズ第10弾!
常世の混乱を収拾する――
大きな目標で合致したコマリは、スピカとともに旅立つ。
一方その頃、常世の各地にいる仲間たちも
コマリを助けるべく行動を起こそうとしていた。
だが、そんなコマリたちの前に立ちはだかったのは、謎めいた存在。
「スピカ・ラ・ジェミニとテラコマリ・ガンデスブラッドを処分する」
みずからを「愚者」と名乗るその人物は、
六百年前にスピカの理想を打ち砕いた因縁の相手だった。
常世にも存在するという六つの魔核、
六百年前に別れたスピカの親友、
そして世界の中心に立つ「神殺しの塔」――
常世の運命を賭け、コマリの戦いが、いま始まる!
みんなからのレビュー
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オセロ
15フーヤオの遺志を継いで、リンズ達と協力して魔核集めを決意したコマリ達。そんなコマリ達の前に常世の要人でもあり、リンズの因縁の相手でもあるルクシュミオが立ち塞がったり、現世にいるはずの第七部隊が現れたりと混沌を極めていく。 紆余曲折の末にヴィル達と再会を果たしたものの、いつものようにハプニングを巻き込まれたり巻き起こしたりするコマリ達。そんな中で、リンズが常世の魔核を集めようと思った理由が語られ、目的の為にコマリを信じるリンズの覚悟にはグッときましたね。これにて常世編はひと段落ということで次巻も楽しみです。 続きを読む…
ネタバレあり
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真白優樹
10決戦前に小休止の中、秩序を守る「愚者」の襲撃を受けた先、仲間達と再会し決戦の幕が上がる今巻。―――鏡写しの二人、手を取り合って約束を果たせ。 スピカの過去や約束が明かされ掘り下げられる中、仲間達と再会し決戦へとなだれ込んでいく巻であり、決戦の花と言わんばかりに全員が見せ場を持って暴れ回る、一つの事態が終わりを告げる巻である。彼女の願いにより始まる、繋がった事による混沌。二つの世界が繋がり新たな時代が始まる中、約束を背負ったコマリはこれからどんな世界を進んでいくのか。 次巻も須らく期待であるべし。 続きを読む…
ネタバレあり
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みどり
6常世編ひと段落。 でも、結局「相互通行」ができるようになったので、まだまだこれから「それこそ世界を股にかけて」 暴走していくのだろうな・・・という感じで。 続きを読む…
ネタバレあり
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なぎ
4シリーズ10冊目にして常世編も終盤。今までコマリが築き上げてきた仲間達と挑む総決戦といった感じでストーリーの盛り上がりも絶好調。あくまで中盤が終了ということなのでまだ課題は山積み。今まで掴みどころのなかったスピカのキャラが深く掘り下げられていたことによって、残酷なことも辞さないけどどこか憎めないキャラに印象が変わりました。コマリとヴィルの仲の良さを目の当たりにして、自分と親友を重ね合わせてるのが切なかった。どうか彼女が親友と再会できていますように。次回はバトル三昧だったので日常編とのこと、それも良きかな。 続きを読む…
ネタバレあり
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凜音
4読了 ひきこまり2桁巻突入おめでとうございます。星砦によって各国の緊張状態が爆発し本気の戦争が繰り広げられている常世。スピカの親友であり初代巫女姫のナチューリアに会う為魔核を探す。スピカの過去や目的が語られこまりんと似通った根幹を持つ事が分かり過去語りを通しての対比で2人の違いと共通点を感じられました。こまりんに影響された事もありますが、フーヤオの死も深く関係してスピカの態度や考え方が変わっている事に泣けました。日常パートというかいつものドタバタには相変わらず癒されました。 常世でのゴタゴタはひと段落。 続きを読む…
ネタバレあり
製品情報
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レーベル
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発売日2023/01/16
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定価748円(本体680円+税)
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ISBN9784815619107