あらすじ紹介
無口で無愛想な魔法使いフィリスの屋敷に就職したルシル。彼女は気難しいフィリスとの距離を少しずつ縮め、二人の関係性も大きく変化した。そんなある日、ルシルのもとに実家にいる妹のトルテから一通の手紙が届く。そこには父が骨折したこと、そして畑が大不作に悩まされていることなどがつづられていた。心配になったルシルは、一緒に行くと言い出したフィリスとともに急遽実家に赴く。
ルシルの実家は大家族で常ににぎやか。「余計なこと」を心底嫌うはずのフィリスは早々にうんざりするかと思いきや、ルシルの父の足をさくっと診察したり、意外にも馴染んでいるようでーー?
一方、畑の不作問題には、一筋縄ではいかない何やら不穏な空気が漂っていた。
ルシルの周囲はまたもやトラブル続き。屋敷を飛び出しフィリスと二人で自身の家族の問題を乗り越える!
いつもと違う環境でお互いの新たな一面を知っていく、ほっこり異世界再就職ファンタジー第二弾、開幕!
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みんなからのレビュー
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ラナンキュラス
49面白かったです。想いを通わせ穏やかな暮らしを送るルシルと先生。ある日ルシルの妹から父親の怪我や不作で困っているという手紙が届きルシルは先生と共に実家へ向かうが。1巻が綺麗にまとまっていた分2巻は大丈夫かなと余計な心配をしたけど、ルシルの家族(先生とは対極の賑やかな大家族だった)の問題を絡めながら、先生の発する言葉が少なくても解りあう二人の関係が描かれていてとても良かった。また家族が悩んでいる畑の不作を引き起こした犯人を捕まえ問題をあっという間に解決してしまう先生が凄い。先生以上に強い魔法使いっているのかな 続きを読む…
ネタバレあり -
ダージリン
28実家のトラブルに、里帰りする事になったルシルと先生。ルシルの家族はものすごく賑やかでたくましい大家族。そんな中でも、自分の距離感を保ちながらも溶け込んでいる先生。トラブル解決後に改めて家族に「紹介」出来て、本当に良かったです。先生とルシルを見ていると「尊い!」という単語しか浮かんで来ない〜(笑)。 続きを読む…
ネタバレあり -
ころころ
19第二巻。雇い主と家政婦の関係から想い想われる関係になったフィリスとルシル。穏やかな日々を過ごしていたある日、ルシルの妹から手紙が届き、実家で困ったことが多々起きていることを知る。ルシルは一度実家に戻ることを決意しフィリスに伝えると、彼も同行することになり…。第一巻が綺麗な形でまとまって終わっていたから次はどんな展開になるんだろうと思っていたけど、舞台がルシルの実家に移っても二人のペースはそのままで、でもルシル家族が多く個性的なので賑やかさがプラスされた感じ。 続きを読む…
ネタバレあり -
てみさま
16とても賑やかな2巻でした。ルシルと先生のやり取りが堪らん。好き…。私も先生の表情をお伺いしながら読了。魔法使いと人間って種族が違うのですね…。ルシルの年齢が娘とあまり変わらないので、親目線になってしまいウルウル🥹 続きを読む…
ネタバレあり -
nono
15図書館本。シリーズ2冊目は、ルシルの実家に二人で訪れる展開。農作物の不作が続く彼女の実家で目にした事件を中心に、17人兄弟の賑やかで暖かな家族や、無口ながらイケオジ過ぎる先生の格好良さ、そして二人の間に流れる愛と信頼が暖かな読後感。家政婦という人の裏側を見てきたルシルの啖呵にも惚れ惚れしつつ、今回もほっこり楽しく読了。 続きを読む…
ネタバレあり
製品情報
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レーベル
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発売日2022/11/25
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定価1430円(本体1300円+税)
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ISBN9784046818416