あらすじ紹介
「悪いんだけど、今日づけでギルドを辞めて欲しいの」魔術師、オーリン・ジョナゴールドは長年所属していたギルドからクビを言い渡される。「な、なすてすか!? わ、わだっきゃこのギルドばえどふとづだと思て今まで尽ぐすてきたのに!」オーリンの言葉に頭を抱えるギルド長。彼の出身、東と北の最果ての地アオモリの強烈な訛りが原因で誰ともまともに会話ができなかった。しかし【通訳】スキルを持つ美少女レジーナと出会うことで、彼は無詠唱魔法を使いこなすツート魔術師だということが判明する。彼女を相棒にし東北の地を縦横無尽に駆け巡る! 異世界アオモリファンタジー爆誕!!
みんなからのレビュー
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よっち
33強烈な訛りでまともに会話が通じず、長年所属するギルドをクビになった魔術師オーリン。そんな彼が通訳スキルを持つ美少女レジーナを相棒に東北に向かう異世界アオモリファンタジー。アオモリの強烈な訛りも通訳するスキルで、オーリンが無詠唱魔法を使いこなすツート魔術師だと知りパーティーを組んだレジーナ。興奮するほど訳が分からなくなる津軽弁には苦笑いでしたが、呪術で操られていたフェンリルの謎を解明するため北に向かう途上でのお約束展開や熱い激闘、そして有力貴族ズンダー大公家との邂逅が彼らに何をもたらすのか続巻に期待ですね。 続きを読む…
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こも 零細企業営業
32訛りが強すぎてギルドから追放されたと思ったら、、もう十分育成されたから独立を勧められていただけらしい。わかりづらいよ、、そして、独立したら故郷から可愛がっていた犬(フェンリル)が暴れていて、目に刻まれていた呪印を破壊して正気に戻す。しかも犬の討伐依頼が出されていたからギルドに犬を連れて行って討伐したと言い張るが、、倒してないし。それ犬だろと言われて討伐報酬は貰えなかった。。それ、当たり前な気がする。そもそも倒して無いし。。その後、アオモリまで行くのだが独眼竜の政宗さんが出てきてるだと!?ワクワクしてきたぞ 続きを読む…
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サケ太
30とんでもねぇ力技。ファンタジー世界観で青森や宮城などを出しつつ、方言による意思疎通困難を主人公の舞いさす要素として提示する。各種ネタを含めて個人的に楽しめた。最後の人物たちは宮城県ネタにしてもずる過ぎるだろうが。強すぎるだろうが!!!!! 続きを読む…
ネタバレあり -
わたー
28★★★★☆お国訛りが強すぎるせいで冒険者ギルドをクビになった魔術師オーリン・ジョナゴールド。彼を心配して無理やり相棒になった駆け出しのレジーナと共に、自分たちのギルドを作るために冒険をするという陸奥じょっぱりファンタズー。完結後にTwitterでバズったWEB小説を書籍化した作品で、確かに前評判通りインパクト抜群だった。こってこての津軽弁は、マジで何言ってんのか全くわからないレベルだったので、標準語訳がついていることは良かったのだが、魔法自体の名前などの由来などは 続きを読む…
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なみ
24訛りが原因でコミュニケーションが取れない魔術師のオーリンは、ギルドからクビを言い渡されてしまう。 数ある追放ものの中でも、追放された理由が尖りすぎていて、設定だけで笑ってしまいました。 追放理由のアイデアだけに留まらず、アオモリや他の地域のネタをふんだんに盛り込んで進むストーリー展開も楽しかったです。パンダのところ面白かった! がっつり描写されたツガル弁がすごくよかったし、通訳スキルとルビでバランスよく整えられていて、ちょっと何言ってるかわからない、ということもありませんでした。 続きを読む…
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製品情報
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レーベル
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発売日2022/12/28
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定価726円(本体660円+税)
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ISBN9784041129890
パートナーのおすすめレビュー(宣伝)
外見の突飛さだけに終わらない、王道の冒険譚なの!
「故郷に錦を飾る」という夢が破れて絶望するオーリン。でも【通訳】スキルを持つ新米回復術士のレジーナだけは彼の言葉がわかるんだよ。自分も立派な回復術士になるという夢を持っていた彼女はどうしても放っておけなくて、とうとうオーリンを追ってギルドを辞めちゃうの!
だけどレジーナはまだ知らなかったの……。オーリンの故郷“アオモリ”はつよ~い魔物がいるような秘境で、その住民もリンゴを収穫するために禁呪魔法を無詠唱で使うような常識はずれの人たちだってことを!
そんなアオモリ出身のオーリンには、優しいところもいっぱいあるんだよ! ぶっきらぼうな彼だけど、レジーナと協力して瀕死の重傷を負った人を助けたり、操られて暴れている昔なじみのフェンリル・ワサオを必死に助けようとするところは胸が熱くなっちゃった!
登場人物はいい人ばかりだから気持ちよく物語を楽しめるし、夢を追うオーリンとレジーナのコンビをずっと見ていたくなるの!
痛快な活躍と津軽弁の組み合わせが繰り出す世界観は唯一無二ッスよ!
津軽弁訛りの魔術師と【通訳】スキル持ちの回復術士という異色コンビの漫才のような掛け合いを挟みつつ、テンポよく進む本作。津軽弁のリズムに彩られた混沌かつギャグ満載の冒険を楽しめるのはもちろん、王道の熱い展開だって待っているッスよ!
オーリンが「瞬間移動」「極大拒絶」などの魔法を駆使して、強大な魔獣やドラゴンと渡り合う戦いは迫力満点。回復術の詠唱をレジーナが津軽弁に翻訳し、それを桁違いの魔力を持つオーリンが唱えて瀕死の重傷を負った人を治療するなんてコンビプレーが光る場面もあるッス!
オーリンの話す津軽弁はインパクト抜群ッスが、この作品は弘前大学・AI・津軽弁プロジェクト完全監修なのでリアリティも折り紙付きッスよ。もちろん訳もバッチリなので、物語の世界観にしっかり浸ることができるッス!