優しい嘘と、かりそめの君
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優しい嘘と、かりそめの君

嫌われ者の俺と他人からは見えない先輩、ふたりだけの「戦い」を始めよう。
浅白 深也 (著者) / あろあ (イラスト)
シリーズ:優しい嘘と、かりそめの君(電撃文庫)

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あらすじ紹介

「ひとりぼっちな君と私、お互い救われることってあるかな?」

 高校1年の藤城遠也は入学直後に、揉めごとを起こし停学処分を受けてしまう。停学明けの学校では、極悪不良という噂がたっており、クラスメイトも誰も目すら合わせてくれない。
 ひとりぼっちの高校生活をすごす中、旧校舎で美人の先輩・夕凪茜と出会う。
 茜と交流を深めるうちに、茜に深刻な悩みを抱えていることを知る。ある日、虚像の自分が現れた日を境に、本当の茜は誰からも認識されなくなったというのだ。唯一自分を信じてくれた先輩を助けたい! 遠也は茜を救うべく、ひとり奔走していくが――?
 共に居場所を失った二人が、「あるべき場所」を取り戻す青春ストーリー。

みんなのデータ

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みんなからのレビュー

  • よっち

    入学直後に誤解から停学処分を受けた高校1年の藤城遠也。ひとりぼっちの高校生活をすごす中、旧校舎で美人の先輩・夕凪茜と出会う青春小説。停学明けの学校では、極悪不良という噂がたっており、クラスメイトも誰も目すら合わせてくれない日々。旧校舎で茜と交流を深めるうちに知る、虚像の自分が現れた日を境に、本当の茜が誰からも認識されなくなってしまった孤独。彼女を何とか助けたい藤城の孤軍奮闘が空回りする厳しい状況でしたけど、それでも諦めず愚直に虚像の矛盾に迫り続ける彼の執念が引き寄せた結末にはほんと良かったなと思いました。 続きを読む…

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  • オセロ

    摩訶不思議な現象に巻き込まれたヒロインを嫌われ者の主人公が解決に向けて奔走するというのが大まかなストーリーで、嫌われ者の主人公にやっとの思いで出来た友達が途中から空気になったり、ヒロインの問題を解決する肝心の場面では、主人公の狙いは分かるが、やや強引な展開と説得力に欠けたりする点は残念だったなと。また、読んだ人の大半が似ていると感じるであろう青○タとの差別化はもう少し欲しかった。 続きを読む…

    ネタバレあり
  • アウル

    遠也は高校入学直後に揉め事を起こし停学してしまう。停学明けて学校に戻るも根も葉もない噂で不良となり、恐れて誰一人として近寄らずボッチの高校生活を過ごしていた。そんなある日の事、旧校舎で茜と出会い交流を深めていくのだが彼女は秘密を抱えており...な青春物語。読んでる途中からめっちゃ既知感あったわ。まあ、あらすじから漂ってたけども。遠也が茜を助けようと愚直に奔走する姿は良かったわ。個人的には熱さや勢いは好きなんだけども、なんか惜しい感じがした作品だった。 続きを読む…

    ネタバレあり
  • まっさん

    ★☆ 中盤までは凄く良かったのに後半で一気に崩れてしまった印象。 物語は高校入学直後に揉め事を起こしてしまい停学処分を受けた少年・藤城遠也は、復学直後から荒くれ者というレッテルを貼られる事で他の生徒から白い目で見られる事に。孤独を感じ、どうにか友達を作ろうと画策する彼の前に現れたのは、校内で百相百解の清乙女として慕われる夕凪茜。旧校舎の片隅でひっそりと紡がれる二人の関係。そんな彼女には自身と瓜二つの虚像が現れて彼女に成り代わって他者の悩みを解決し、彼女を慕う人達からは本物の彼女の姿を認識出来なくなると→ 続きを読む…

    ネタバレあり
  • 真白優樹

    入学初日に事件に巻き込まれ不良と疑われた少年が、認識されない先輩に出会い、始まる物語。―――知っているのは自分だけ、その素顔を守るために。 悩みを聞いてくれる先輩に助言を受け、少しずつ自分の世界を広げていく中、消えそうになっている先輩の事を守るために奔走する物語であり、未熟ゆえに空回りしながらも、みっともなくとももがいていく奔走が光る物語であり、粗削りながらもそこに在る輝きが魅力を持っている物語である。知っているのは僅か、だけどそれでもいいと思う。気付けたのならきっと大丈夫。 うん、とても面白かった。 続きを読む…

    ネタバレあり
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製品情報

  • レーベル
  • 発売日
    2022/12/09
  • 定価
    726円(本体660円+税)
  • ISBN
    9784049147483

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