あらすじ紹介
戦闘で使えない固有魔法【速記術】に目覚め、実家を追放されたジルベールは、少女とそれを追う謎の集団との戦いに巻き込まれる。戦いの中、【速記術】で古代魔法『魔法陣』を超高速展開できることが判明し――!?
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みんなからのレビュー
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菊地
4作中の家名に「オルフェーブル」に「ルヴァンスレーヴ」、作者は競馬が好きなのかな……?と思いつつも「『オルフェーヴル』じゃなかったしなぁ……」等のように本筋と関係ないところに思考がいってしまった。 続きを読む…
ネタバレあり
製品情報
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レーベル
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発売日2022/11/04
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定価1430円(本体1300円+税)
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ISBN9784040747033
パートナーのおすすめレビュー(宣伝)
速記術と魔法陣の魔法バトルが最高に面白い!
だけど、ジルベールの速記術は意外な方法で開花する。彼が偶然出会った「魔法陣」は、詠唱魔法よりも強力で、複雑な魔法を発動することができた。でも描くこと自体に時間がかかる魔法陣は、今では廃れてしまった過去の技術なんだ。ということは、魔法陣を正確に素早く描けるジルベールの速記術があれば…あとはわかるよね?
魔法陣という武器を手にした彼は、諦めかけていた魔導士になるという夢を取り戻し、魔道学園への入学を決意するんだ。入学試験として行われた魔石を奪い合うバトルロワイヤルでは、魔法陣だからこそ可能な設置型の罠、重力魔法・超重力の罠(グラビテイ・バインド)を張り、他の受験生たちを次々と捕縛! 詠唱魔法には真似できない、これぞ魔法陣の真骨頂だね!
前代未聞の魔法陣使いジルベールが繰り広げる熱い魔法バトルは爽快! 圧倒的速度で繰り出される魔法の応酬に興奮が止まらなかったよ!
二人が送る、完全実力主義の魔導学園生活が楽しみすぎます!
そして彼はレリアさんと共に出自不問、完全実力主義の王立セレスティア魔道学園への入学を目指すことにするんです。魔道学校はたくさんあるのですが、レリアさんがわざわざ遠くの名門校を志望するのは、とある事情によるようで……。やがてレリアさんの秘密を知ったジルベールさんはレリアさんに救われたことを思い出し、彼女を守ることを誓うんです。つらい過去を持ちながらも支え合い、前を向こうとする二人の関係にジーンと胸が熱くなりました。
登場人物のシリアスな心理描写が魅力的な本作は、無双だけではない少し変わった展開が楽しめて、ダークなお話が好きな人にこそおススメしたい作品ですね!