あらすじ紹介
本好き少女・白花音は、父に花嫁修行をすると嘘をつき、
後宮蔵書室・華月堂の司書となる。
しかし着任早々、鬼上司や美形宦官(?)らに振り回される毎日!
おまけに、「探してほしい本がある」と秘密の依頼を受けてしまって――?
持つ人は身を滅ぼすという呪本『花草子』をめぐり、
花音は後宮に潜む陰謀と、呪本の「本当の意味」に迫っていく!
第20回小説大賞〈奨励賞〉受賞作。WEB発・中華お仕事ファンタジー!
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みんなからのレビュー
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よっち
34本が好きすぎて行き遅れを心配される少女・白花音が、父に花嫁修行をすると嘘をつき、後宮蔵書室・華月堂の司書となる中華風ファンタジー。着任早々、鬼上司の伯言や華月堂に夜な夜な現れる謎の男・紅に振り回され、「探してほしい本がある」と秘密の依頼をする一方で、配架を手伝ってくれる藍の存在。持つ人は身を滅ぼすという呪本『花草子』をめぐり、花音は後宮に潜む陰謀と、呪本の本当の意味に迫っていく展開で、テンポよく進むストーリーは分かりやすくて読みやすかったです。思わぬ繋がりも明らかになって、花音を巡る三角関係の今後に期待。 続きを読む…
ネタバレあり -
かなで
21分かっていても読んでしまう『後宮』と『司書』。毎回自ら期待を上げては、内容にがっかりしてしまうのを止めたい。双子、というヒーローは、一点集中誰も目に入らない溺愛が好きな私には合わなかったかなあ。ヒーローのギャップ(遊び人は見せかけで聡明な皇子)というのは良かったけれど、皆に愛され的なものは合わないかなあ。あと兄皇子の負け確定なのも少し、うん…。私の記憶違いなら申し訳ないんだけど、どの時代設定であれ、農村に本が不自由しないけど、嫁入りが難しい家なんて存在する…?あと冕冠は皇子の身分でもつけられたっけ……? 続きを読む…
ネタバレあり -
ぐっち
20結婚より本が読みたいヒロイン・花音が、後宮の蔵書室の司書になって本を整理したり、頼まれて本を探したり…。楽しい。花音が何事にも一生懸命なところもよいですね。私的には上司の人が好きです。続きもあるといいな。 続きを読む…
ネタバレあり -
虚と紅羽
10三角関係でお相手無しエンドなら三人でハーレム表紙でも良かったのでわ!?紅と藍でばっちばちの中、サラッと最後持っていく司書長官最高。ただ鬼上司というよりクズ上司だし、仕事が出来ても絶妙なクズ加減で株が上がりきらない。 本を読みたいが為に結婚から逃げる形で後宮へ。もっと本に埋もれて本から謎を解き明かすと思えば、やってることは配架と一冊の呪本を巡る陰謀(?)劇。うーん設定が弱い!!と思いつつ最近の角川ビーンズなんてそんなもんかと適当に箸休め程度に読了。 続刊前提でも一巻完結でもちょっと微妙でしたね。 続きを読む…
ネタバレあり -
史
4後宮で司書。んで王道展開。情報隠しがちょっとくどいけれども、まあこんなもんでしょう。はい。 続きを読む…
ネタバレあり
製品情報
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レーベル
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発売日2022/12/01
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定価759円(本体690円+税)
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ISBN9784041131312