
あらすじ紹介
「……わたしだよ。さーくん」遂に訪れた初恋の人との再会。
マリヤが"あの子"であると認識した政近は、彼女への思いを巡らせる。
そんな思い出いっぱいな夏休みも明け、征嶺学園は二学期へ突入!
会長選に多大な影響を与えるという学園祭に向け政近はアーリャさんをフォローしようとするのだが、クラスメートと自ら距離を詰める彼女の姿に心を掻き乱される。
「もしかして……妬いちゃった?」
そう言って悪戯っぽく笑うアリサに、更に心は掻き乱されて──。
大人気ロシアンJKとの青春ラブコメ、恋模様が揺れ動く中、
会長選にも新たな動きが!? 波乱の学園祭編、スタート!
みんなからのレビュー
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ばたやん@かみがた
86《不穏さを秘めつつ一歩前進》この作品のタイトル、『遂に真直ぐ日本語で告白する正面のマーシャさん』の誤りですか?一端は引いた形になったけど、これは後を引くよなぁ。お姉ちゃん、ロシア語で不吉なこと呟いてるし。文化祭前にしてヘイト集めまくりの判りやすい悪役キャラ登場。男子二人ビジュアル初見え、誰得と思ったけど、この後アーリャの成長へとつながるので納得。このバンド開始(経緯は説得力皆無だが)や多分悪役が背後にいるだろうクイズ合戦で、アーリャ始め各キャラが与件の中での最善手を求めもがく描写が、やはり本作の売りだな。 続きを読む…
ネタバレあり
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なっぱaaua
61政近の初恋の人が分かり三角関係に突入かと思いきや、そこはあっさりで肩透かしでした。やっぱりユルフワ姉の懐の広さというところでしょうか。沙也加の厨二病、政近に起こるラッキースケベなどのイベントを交えながら生徒会選挙にも繋がる学園祭前半。露出愛語が相変わらず良いし、有希のウザ絡みが相変わらず可愛い。こんな妹が居たら楽しいよね。学園祭クイズ対決に至るまでのアーリャの成長と二人の距離が縮まったのが良かった。次巻はバンドライブと雄翔の不穏な動きの話かな。今巻もあとがきが長い。作者が理系院生だったというのに驚いた。 続きを読む…
ネタバレあり
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芳樹
491巻の感想を見直すと「政近の初恋の女の子はマーシャでは?」とあった。でも、今の”マリヤ”と”政近”の関係はもう”恋”じゃないがの切ない。幼い頃からマリヤがずっと政近を想っていたとしても、今の政近の心を占めるはアーリャでしょう。今回はそんな彼女と学園祭に向けた活動を通じて二人の心の距離が縮まったように感じます。そして、学園祭当日のイベントではアーリャが政近とどういう関係になりたかったか、彼女の一言にはグッとくるものがありました。次回は学園祭後編でアーリャたちのバンドライブが語られるのかな。続きが楽しみです。 続きを読む…
ネタバレあり
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怪異
45久世さんが凄すぎる 頭脳もそうだけど心理勝負がかっけ〜 続きを読む…
ネタバレあり
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桜庭かなめ
43夏休みから2学期編。マリヤが「あの子」なのは予想通りだったけど、正体を明かした流れでマリヤが告白し、アリサのことを経て付き合わないなら自分と……と言うのは意外だった。タイトル的に負けフラグが立ってしまっている気が。また、アリサは助っ人としてバンドのボーカルとなり、会長選のことを踏まえつつも自らリーダーシップを取っていくところに成長を感じる。また、アリサのロシア語デレがポツポツ出たり、政近がアリサに関して嫉妬するなどラブコメらしい部分もあって面白い。また、クイズ対決を通じて有希は末恐ろしい人だと改めて思う。 続きを読む…
ネタバレあり
製品情報
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レーベル
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発売日2022/12/01
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定価748円(本体680円+税)
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ISBN9784041127810
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