あらすじ紹介
両想いを確認し合った後藤と吉田。2人の前に大学生になった沙優が現れた。
ようやく結ばれる寸前の後藤への想いが日増しに強くなるのと同時に、吉田は以前より大人びた沙優にどこか欠けたピースが埋まるような安心感もおぼえてしまって……。
そんなタイミングで後藤が仙台支部へと転勤することに。
「私はすべての選択肢の中から、私を選んでほしいだけ」
「吉田君は……誰と一緒に、変わっていきたい?」
何年も片想いし続けた憧れの上司と、家族のように慈しんだ大切な女の子。
2人の想いと自分の気持ちに向き合った吉田が選ぶ運命の行先は――。
みんなからのレビュー
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海月
75正統派と言えば正統派だしそうきたかーと言えばそう感じる。なんだかラノベっぽくないというか自分的にはいい終わり方だと思うけど賛否両論な終わり方かな。もう少し内容としても伸ばせたのではないかと思う。ただただアフターストーリーを作ってくれた作者と出版会社には感謝しかない。それ程に思い入れのある作品が終わったかという印象。しばらくしたら一からまた読み直したい。 続きを読む…
ネタバレあり -
ツン
75最初は紗柚ちゃんと、この巻では後藤さんと、結ばれてほしいと思いながら読んでいました。最後まで読んで、結末はこれでよいと思うけど、後藤さんの消極性はひどい(笑)あと、あずみちゃんもそうじゃないかなと思ってました。 続きを読む…
ネタバレあり -
芳樹
45【BW】ひげひろシリーズ堂々の完結編!ですが、最後まで吉田も後藤さんも本当に面倒くさいな。とはいえ、前回も書いたようにこの二人の面倒くささが本作品における二人の魅力なので、もうどうしようもないけれど!大学生になった沙優が吉田の前に現れる本編ラストシーンの続きが今回。紆余曲折を経て辿り着いた結末には納得するだけでしたね。主人公もヒロインたちも魅力的な面だけでなく、”醜悪”な面さえも表に出していく、という「綺麗」なだけでないつくりの作品で、シリーズを通じて面白く読ませて頂きました。完結おめでとうございます。 続きを読む…
ネタバレあり -
オセロ
42完結おめでとうございます。ですが、この結末とどう向き合えばいいのか整理がつきません。というのも、これだと沙優が何かと理由をつけて現実から目を逸らす吉田を正す舞台装置だったようにしか思えないんですよね。大人になった沙優だから気付き、言えることなのかもしれませんが、それって吉田に恋した三島や他の大人にさせることは出来るわけで。もちろん結末は作者様が決めることではありますが、この作品は“吉田と沙優の物語”だと思っていたのでこの結末には個人的に納得がいかない。 続きを読む…
ネタバレあり -
よっち
40両想いを確認し合い、遅まきながら少しずつ距離を縮めていた後藤と吉田。そんな2人の前に大学生になった沙優が現れ、後藤の仙台支部転勤が決まるサイドストーリー下巻。ようやく結ばれる寸前まで来て、吉田の中で日増しに強くなる後藤への想い。それなのに沙優と向き合った上で答えを出して欲しいと告げる後藤。後藤派の自分でも正直いろいろと突っ込まずにはいられない彼女の言動はありましたけど、吉田のこれまでの言動や一途な性格を考えれば必然に思える結末で、吉田に関わったヒロインそれぞれの心情もしっかりと描かれていて良かったですね。 続きを読む…
ネタバレあり
製品情報
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レーベル
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発売日2023/09/01
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定価726円(本体660円+税)
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ISBN9784041127872
関連サイト
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公式サイト