ここでは猫の言葉で話せ 3
夏休み、それは元暗殺者のアーニャにとって未知の領域。射的、かき氷、浴衣、水着……女子高生アーニャが夏イベントを迎え撃つ! 一方で、新たな少女・凛音との出会いがアーニャの運命を大きく変えようとしていた。
昏式龍也
(著)
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塩かずのこ
(イラスト)
シリーズ:ここでは猫の言葉で話せ(ガガガ文庫)
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あらすじ紹介
ガールズ・ミッション、夏休みを謳歌せよ!
夏休み、それはロシア犯罪組織の暗殺者だったアーニャにとって未知の領域。
少女に課せられたら使命はただひとつ、
女子高生としてジャパニーズサマーを遊び倒すこと!
射的、かき氷、浴衣、水着、etc……待ち受ける数々の夏イベントと、甘い誘惑。
さらにCIAエージェント姉妹も仲間に加わり、新たなカップル誕生の予感!?
一方、明良と黒蜂は、暗殺の仕事中に囚われの少女・凛音を救い出す。
凛音が抱える闇が、アーニャの運命を大きく変えることをまだ誰も知らない。
明かされる過去と、真実。少女たちの忘れられない夏が始まる!
みんなのデータ
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みんなからのレビュー
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海猫
55前巻で登場人物が増えたので、3巻はより群像劇的な印象が強い。展開の中心にアーニャが夏休みを満喫するお話があって、季節感がよく出ている。出来ればこういうのは真夏に読みたかったね。射的、かき氷、浴衣、水着など夏らしいゆるふわイベントも楽しいながら、血と硝煙の匂い漂う殺伐としたバイオレンスシーンがスッと挿入されるのが、このシリーズの面白いところ。暴力描写が過激で引き締まる。新ヒロイン・凛音の登場はなんとも不穏で、波乱の予感。今回は溜めの意味もある内容だったと思う。次の4巻で完結となるそうなので、盛り上げに期待。 続きを読む…
ネタバレあり -
雪紫
53ネームドキャラ全員百合フラグ!夏の暑さに浮かされたのか前より百合濃度高めで、次巻完結の影響か色んなカップリング成立をくっつけ、まとめに入ってる。だからこそ、裏社会パートと猫に狂わされてきたアンチテーゼが引き締め、次への引きがあの尊さがより重めで大切だったかを引き立たせる・・・。彼女も同じ土俵へ立ったからこそアーニャ達が「みんな揃っての」日常を維持出来るか、アンチテーゼへどう向かい合うかが問われる。これ上下巻の上巻半端ない・・・。 続きを読む…
ネタバレあり -
雪紫
46最終巻を前に再読。猛暑にもだえながらも楽しい日常が裏社会と判明した事実で一気に重くなる・・・。いや、再読でも今まで猫可愛いとかで繋がってた分、アンチテーゼのダメージと人生よ・・・彼女込みで守れるのかこの日常を。 続きを読む…
ネタバレあり -
真白優樹
15アーニャが初めての夏休みを満喫する中、明良と黒蜂が仕事中に助けた少女、凛音が不穏を齎す今巻。―――愛は廻りて明かされる、そして何かが終わりだす。 アーニャたちの青春の裏、明良達の残虐ファイトがあって、更にそこで出会った凛音がアーニャの境遇に絡む事で全てを明かさなければいけなくなる今巻。今まで隠していたことを話し、そして普通になる道も見つけ。それを阻むかのようにかつての仲間達が忍び寄る、決戦の予感高まる巻である。咲き誇る百合を守る為、決着をつけるために。果たして全員で笑えるのか。 次巻も勿論楽しみである。 続きを読む…
ネタバレあり -
凜音
13読了 ここ猫の3巻目。百合要素が本当に強い。黒蜂と明良の2人はもうなんか超越してる。 夏祭りと海という夏休みらしい内容と間に、アーニャの最初の殺人と明良サイドの血みどろ戦闘がありました。アーニャの抗体薬を作るために人体実験にされていた凛音という烏のような印象を受ける新キャラの登場。猫嫌いや黒髪に目付きから烏みたい。 拷問シーンの描写や明良サイドのとあるバーでの黒蜂の握力シーンがとんでもなく想像させられてちょっとグロッキー。拷問シーンは読んでてヒリヒリしてきました。次巻で家との決着が着いて欲しいな 続きを読む…
ネタバレあり
製品情報
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レーベル
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発売日2022/11/18
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定価660円(本体600円+税)
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ISBN9784094530971