
あらすじ紹介
偏屈婆さんが行く先々でおでんを振る舞う、異世界転移群像劇!!
みんなのデータ
-
0
評価する -
0
読みたい
みんなからのレビュー
-
しぇん
18KindleUnlimitedで。神様の使いの狐様に度々異界に連れて行かれるおでん屋さんのお話。シニカルな春子婆さんの対応とおでんに癒されていく人達。一期一会のお話かと思っていましたが、再登場や人物関係がかかれていく展開に。地獄の門が結局何だったんだろう?というのが凄く気になったのと時間軸が偶に不安になる時が 続きを読む…
ネタバレあり
-
アウル
16偏屈なおでん屋台の店主である春子は、ほんの気まぐれでお稲荷さんにがんもをお供えしたところ、二度拍手すると異世界へと飛ばされるようになってしまう。様々な事情を抱える人たちにおでんを食べさせ、ほっこりする話。珍道中というのには疑問符が付くけども、春子が余計なこと言わず只々おでんを食べさせ人々が色々と満たされたなかったものを満たし前を向いていく姿が良かった。読んでる時からめっちゃおでんが食べたくなって仕方がなかったわw 続きを読む…
ネタバレあり
-
凜音
13読了 春子婆さんは偏屈なおでん屋さん。 人気の少ないお狐様の祠にがんもどきをお供えし、商売繁盛を祈って柏手2回。 目を開けるとそこは異世界でした。 異世界でも春子婆さんがする事はぽかぽかおでんを提供すること。 お狐様に導かれた先でおでんを振る舞い、 異世界で分岐点に立たされた人達の背中を人知れず押していく物語。 この物語はおでんだ…深みある香りに口に入れた瞬間溢れ出る熱々の出汁。食べた瞬間お腹の中から温まり心までぽかぽかしてくるそんな物語。 おでんの描写は飯テロMAXでこれまた何度生唾を飲み下した事か… 続きを読む…
ネタバレあり
-
八岐
11★★★★ いやー、いい話が沁みる。春子婆ちゃんはあくまで聞き役で主人公は折々のお客さんの方なんですね。変に余計な説教をせず、あくまでおでんを供するのみ。偶にがらっぱちな応えも返すけれど、受け取るのはお客次第。切羽詰まって自分を振り返る余裕も周りを見回す余裕も失われている中で、場所を問わず突然目の前に現れるおでんの屋台。そこで食べる温かいおでんとお酒は、その人達に一時の心の余裕を与えてくれる。立ち直るのも思い直すのも結局は客当人だ。婆ちゃんはきっかけに過ぎないのだ。 続きを読む…
ネタバレあり
-
半熟タマゴ
9偏屈で愛想の悪いおでん屋台の店主、春子婆さん。いつも立ち寄るお稲荷さんにとあることをすると異世界へと飛ばされることに気づいて…。どこであろうと誰であろうと変わることのない春子婆さんのおでん屋。様々な思いや悩みを抱える異世界の住人たちが春子婆さんの出すおでんを食べて身も心も温かくなっていくお話が良かったです。 続きを読む…
ネタバレあり
製品情報
-
レーベル
-
発売日2022/10/25
-
定価836円(本体760円+税)
-
ISBN9784891998752