あらすじ紹介
帝国滅亡――。
サラエボ要塞での四カ国同盟との決戦のさなか、転移者の猛攻により、
壊滅的な打撃を受けたハイセルク帝国リグリア大隊。
転生者である帝国兵ウォルムは、敵軍の総攻撃により意識を失い、
苦楽を共にした分隊員の亡骸ごと、墓標と化した曲輪に埋没していた。
散った仲間への手向け、祖国への忠誠、仇敵への憎悪。
灯る激情は名実ともにウォルムの瞳を濁らせ、冥府の誘い火が内部より敵陣を蝕む。
攻勢前夜に《鬼火》によって多数の人員と物資を喪失した四カ国同盟は、
禁忌とされる魔領を焼き払い、人為的に魔物たちの大暴走を引き起こす。
繰り返される死守命令。混沌の坩堝と化した最前線に迫る魔物の大波。
そして長き眠りから目覚める”意思を持つ天災”――。
ハイセルク帝国の存亡を賭けた「防衛戦」が始まる。
「小説になろう」が誇る戦記譚、第2集。
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みんなからのレビュー
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こも 零細企業営業
22救いが無い。皆んな死んで行った。 続きを読む…
ネタバレあり -
アウル
11前巻の終わりで総攻撃を受けたウォルムだったが九死に一生を得るが苦楽を共にした仲間達は亡骸になっており...な初っ端から重い展開な第二巻。散っていった仲間達への手向けにと敵陣へ単騎駆けがヤバすぎる、しかもそれにより回復魔法を使えるアヤネ捕虜にするし。アヤネの護衛任務を命じられたウォルムだったが様々な脅威に襲われ、自分が傷つきながらも周りを助けていく姿が魅かれるものがあったわ。なんか主要な人物と思ってもバンバンと亡くなっていくからどうなるのか真面目に予想つかないからハラハラしながら読んでる。またしても九死に 続きを読む…
ネタバレあり -
シルフィー
4web版既読、情け容赦無しの異世界転生戦記2巻。前巻表紙と違い、この巻で表紙を飾ったアヤネはヒロイン格のキャラなので違和感なし。主人公ウォルムのワンマンアーミーで始まり、色々あって衝撃の結末で待て次巻。読むのにカロリーが必要なので時間がかかったけど、やっぱり面白かった。"軍神"ジェラルド・ベルガー最期の奮戦が追加されていて、彼が亡くなった本国国境の関所で数日後失意のウォルムが一夜を明かすのだけど、ジェラルドの遺体とウォルムがニアミスって色々遣りきれないというか、皮肉というか。 続きを読む…
ネタバレあり -
nas
2面白い、こうなるのか。1巻読んだ時は戦記だけど戦記っていうか戦闘日記みたいな範疇でしか動けないんじゃと思ってたけど一気に戦記感出てきたな。3巻からまたどうするんだってのいうが楽しみだけど戦記に戻せるのかここから。容赦なく人が死んでいく系だけどわりとあっさり読めるのもいい、出てきてすぐ死ぬからっていうのも大きいんだろうけど 続きを読む…
ネタバレあり -
Hisha_maru
1アップダウンの繰り返しだけど、ダウン幅が大きい。主人公は主人公補正でギリギリ生かされるが他には容赦が無い。異世界ラノベとしては少数派な気がするけど、そこが魅力かと思います。 続きを読む…
ネタバレあり
製品情報
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レーベル
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発売日2022/10/03
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定価1430円(本体1300円+税)
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ISBN9784065299036