あらすじ紹介
花の記憶を詠む能力ゆえに虐げられていた紅妍は、突然冷酷な皇子・秀礼により都へ連行される。
彼は皇帝への呪詛を祓うため仙術師を探していた。
紅妍は偽りの妃として後宮を調べることになるが、花を詠み、人の想いに触れるうち徐々に認められていく。
そして秀礼の本当の優しさや国を守る強さに触れ……「秀礼様のとなりが、わたしの居場所。だから守りたい」
これは不遇の少女が歴史に名を刻む皇子と幸せになるまでの物語。
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かなで
17仙術師が時の皇帝に迫害されてから、華仙術師の一族も身を潜めていた。そんな中、優秀な華仙術師としての証である花痣が右手にあった紅妍は、一族の中で異質で虐げられる存在だった。しかし、皇帝の呪詛を祓ってほしいと、第四皇子の秀礼が一族の隠れ里までやってきて、紅妍を見出す。→皇帝の呪詛は最愛の妃を呪詛で殺した正妻に呪いをかけたもので、一国の主としてどうなのかなあと思ってしまったけど、たまには君主が道を外すのも良いかも。ただ紅妍は絶対に独り歩きしちゃ駄目だし、あの一族は性根が醜すぎて焼き滅ぼしたほうが良いと思う……。 続きを読む…
ネタバレあり -
なみ
11家族に虐げられていた仙術師の紅姸は、皇子である秀礼によって後宮に連れてこられる。 花詠みの力を使って謎を解き、鬼霊となってしまった人々の魂を、花渡しで浄化していきます。 この能力がとても素敵でした。 特に最後の花渡しのシーンが好きです! 最初は仙術師であることを隠そうとしていた紅姸ですが、少しずつ人々に認められていきます。 最後の方の秀礼さんがイケメンすぎて、気づいたら呼吸が止まってました。 末永く幸せになってくれ! 続きを読む…
ネタバレあり -
サラ
6少女小説強化月間③今年のビーンズ大賞優秀賞&読者賞作品。花を通して過去の光景を見て、鬼霊を浄土へ送る華仙術士である紅姸。仙術士狩りを恐れる里人から奴婢のように扱われていたところ、皇子によって見出される…という王道の話。なんだが、なんか地味。この話のキモである華仙術の描写は美しい。だけどキャラクターに個性が感じられず、ミステリにしても恋愛にしてもワクワクしなかった。それでも最後は綺麗にしめたな〜と思ったのに、なぜ一人で里に戻る!ザマァ展開入れるためにねじこんだせいで完全に蛇足。続きはいらない。 続きを読む…
ネタバレあり -
史
3後宮物語。あと仙術。まあこんなもんでしょう。はい。 続きを読む…
ネタバレあり -
cha_saku02
3華仙一族に虐げられていた華仙術を使う紅姸。 華仙術で鬼霊を祓う姿はとても優しく冷酷な皇子とある秀礼にも変化が。 秀礼が冷酷だという設定がどこにいったのかくらい紅姸にはとても優しく甘すぎる。でも良い。 華仙一族が救われないくらい皆酷すぎて良く紅姸無事だったなと… 甘い雰囲気もう少し読みたかったので最後ちょっと駆け足だったのが残念。 華仙一族にもっと罰与えても良いのでは?とも思いました 続きを読む…
ネタバレあり
製品情報
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レーベル
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発売日2022/11/01
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定価792円(本体720円+税)
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ISBN9784041131244