
あらすじ紹介
峡部聖は転生者である。何者にもなれなかった前世を激しく後悔していた聖は、今度こそ優秀になって、彼女もつくって、誰かを助ける人生をおくり、そして――自分の生きた証を遺したい! という願いを抱いていた。そんな彼の転生先はどうやら陰陽師の家庭のようだ。聖は前世の経験と知識をフル活用し、赤子の頃しかできない霊力増強法を見出し、持て余した時間で霊力を鍛え、誰よりも早く陰陽術を学び、スペシャリストの道を駆けあがっていく。ちょっと俗っぽい願いもあるけれど、二度目の人生を謳歌する一人の男の転生譚!!
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みんなからのレビュー
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こも 零細企業営業
22転生したら陰陽師の家の息子になり。1歳まで変な連中が口に入って身体を乗っ取ろうとしてくる。中には触手のような物を出して遠距離攻撃をする奴もおり死にそうな目に遭ってしまう。それでも、ソイツ等を食べて消化したら霊力が上がる。触手の奴は食べたら霊力で触手が出るようになった。そして1歳になると、その連中が見れなくなる。だが、一つ違いの弟をソイツ等から守るために、見えないなら触手で回収すれば良いと霊力を通した抜け毛を罠にして奴等を捕獲して弟に辿り付けないようにして守る。そして、父親から陰陽師の修行を受けるが、、 続きを読む…
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nawade
7★★★☆☆ Web版既読。個人的に今なろうで陰陽師系が盛り上がっているように感じているのだが、その中でも注目していた2作品の1つが本作だ。修行シーンにページを割いた本作ではあるが、家族重視な側面が好き。ママさん、さいこー。優也君は真っ直ぐ成長してくれよ。贅沢を言うならヒロインにもっと頑張って欲しい。 続きを読む…
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リク
6丁寧な転生俺TUEEE。陰陽師の家系に転生し、幼い頃からよくわからないモノと食うか食われるかの争いを続け、気がつけば幼児の身に見合わぬ力を身につける。とはいえステップアップの様子がしっかりと描かれているので、俺TUEEEにありがちな置いてけぼり感は少なめ。自我が完全に前世のものなので大人の嫌な悟り、というか歪みがあったのもリアルといえばリアル。子供の誰とでも打ち解けられる能力と同じことを延々と続けられる能力はすごいよね…。力が広く知られ始め、目的は叶えられそうだが、その分厄介事も付きまといそうでどうなる。 続きを読む…
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hiruhan
4紙媒体で読む。端的に面白かった。今後楽しみな要素がある。第七精錬過程の確立、第七霊素の使い途、どんな霊獣が生まれるのか、位相転移した世界と主人公が転生した世界との関係は、といったところ。同世代の陰陽師っ子たちとの交流はどうでもいいかな(笑)。無念にも前世を終わらせないといけなかった主人公は、転生したらスライムでしたの主人公くらいの年齢かと勝手に思っていた(今の僕よりはかなり若い)。だんだん情報が出てくるにつれて、上方修正していって、少し混乱した。 続きを読む…
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水無月冬弥
4爪隠し先生(@syumidemonokaki)の #ラノベ #キミラノ #現代陰陽師 異世界転生ではなく現代転生もの。個人的には修業期間も大好き人間なので楽しめるけど、まだ幼稚園児にしか成長していない。他の読者は大丈夫かな? それとお母さんが癒しです。 続きを読む…
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製品情報
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レーベル
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発売日2022/10/28
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定価748円(本体680円+税)
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ISBN9784047371989
パートナーのおすすめレビュー(宣伝)
前世の後悔をバネに、二周目の人生は余裕綽々で最強格へとのし上がる!!
後悔を背にした彼は、がんがん鍛錬していくんスよ。赤ん坊の有り余った時間で、霊力を操ってみたり、動画サイトで陰陽術の基礎や術の強化法も勉強しちゃうッス! 赤ん坊らしからぬ行動に、彼の大人びた心の声が入るから、それがまたクスっと笑えるんスよね。
修行の最中には、半透明な不思議な生物にちょっかいをかけられるんス。でも聖がその不思議生物を飲み込むと、霊力が増えていることに気付くんスよ! それならばと今度は自分から罠まで作って、不思議生物を狩っちゃうんス! 順応性が高くてびっくりッスね。
そのかいもあって、母親を襲おうとした不思議生物も、ため込んだ霊力で一気にやっつけちゃうんス! そのあとはもちろん、不思議生物を捕食、からのパワーアップ! ……にしても、そんな変なものばっか食べて腹を壊さないんスかね?
人知れず力をつけてく主人公は、あっという間に世代最強格へとのし上がるんス! 二周目の世界をリードしていく余裕綽々っぷりにはニヤニヤしちゃうッスよ!
「自分のための夢」から「周囲の人のための夢」に…家族への愛を感じます
普段は陰陽師としてかっこいい仕事ぶりを見せる父親の強さんも、息子が初めて立ち上がって歩き始めた瞬間には、でれでれになってしまい、思わず頬を緩めて夢中で写真を撮りはじめてしまうんですよ。 転生先の家族が優しい人で、本当によかったですよね!
そして彼もまた、前世であまり両親へ恩返しができなかった未練を思い出します。そこで自分を大切にしてくれる今の両親や、そして新しく生まれた陰陽師としての能力を持たない弟・優也さんを守るためにも最強の陰陽師を目指すという気持ちをさらに強くするんです!
転生した直後の聖さんには最初こそ、「今世では有名になりたい」という個人的な野望しかありませんでした。しかし、温かい家族とのつながりを経て、それが徐々に周囲の人々を巻き込んだ夢へと変わっていくんです。聖さんのこれからの活躍に期待感が高まりますね!