あらすじ紹介
第13回講談社ラノベ文庫新人賞<佳作>受賞作!!!!
食べ尽くせ、この世界のすべてを――!!!!!!
どんな魔獣も狩る、料理する、食べる、世はまさに大調理時代ー!
狩猟と調理の概念が融合した『猟理人』の誕生から三百年あまり。
かつて勇者の一族からも将来を嘱望されていたレンはとある理由で失格者の烙印を押され、ひょんなことから世界一の猟理人を目指す少女ルーシーのバディを務めることに。
名門クルーエル魔獣猟理学院に通う彼女は人一倍まじめな性格にもかかわらず、膨大な魔力を暴走させるせいで落ちこぼれとバカにされていた。レンの教えで才能を開花させていくルーシーはある日、相棒の壮絶な過去を知り――
「あたしと一緒に来なさい、レン!」
これは少年と少女が紡ぐ、世界一美味しい英雄譚。
みんなのデータ
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みんなからのレビュー
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サキイカスルメ
19勇者の一族でありながら致命的な欠点を抱え、家から出奔した少年レン。魔力量が凄まじすぎて暴走させてしまうことから暴姫<タイラント・クイーン>と嘲笑される少女ルーシー。名門クルーエル魔獣猟理学院で、バディを組むことになった2人の魔獣調理ファンタジー!面白かった!!ボーイミーツガールや熱いバトル要素もあり楽しかったです。どうしようもない欠点を抱えた少年少女が相手の存在によって救われるお話が大好きでして……。そんな2人が力を合わせて苦難を乗り越えるなんて、最高に決まってるじゃないですか。続きも読みたいです! 続きを読む…
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無重力蜜柑
11正直あまり期待せず読み始めたが真っ当に王道かつ爽快な作品でかなり楽しめた。魔獣を狩猟して調理する「猟理人」が全ての政治や権力の中心になっている世界。「猟理人」の腕前は味と魔食効果で評価される。ぶっちゃけ設定は『トリコ』。最後の大会も『トリコ』。あと作者のボキャブラリーと料理知識が割と貧弱なので「美食」感は薄い。それでも面白かったのはキャラとストーリーが王道だからだ。表面上はスカしているが熱い内側を秘めたレンと居丈高だが常に真っ直ぐなルーシーの相性が抜群。二人の過剰さが補い合って丁度良くなる展開も王道。 続きを読む…
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真白優樹
10狩猟と調理が合体した「猟理人」という概念がある世界で、勇者の家の落ちこぼれの少年と、猟理人の落ちこぼれの少女が組み始まる物語。―――欠けているから埋め合える、組み合わされば無敵である。 比翼連理のバディものとしての面白さと、骨太な料理ファンタジーの面白さがある物語であり、心が燃えて楽しめる、とても良いと真っ直ぐに言いたい作品である。願えるならば、もう少しだけ読めると嬉しい。強く絆を結んだ二人はこれから何処まで行けるのか。無敵のその力に限りなし、ならば可能性も無限大だろう。 期待を込め次巻も楽しみである。 続きを読む…
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リク@ぼっち党員
8料理要素をメインに据えたバトルファンタジー。猟理人として欠陥を抱えたレン、魔力量が多すぎて制御しきれないルーシー。得意なことがあれば苦手なこともあるのが人間。だからこそ補え合えば一人ではできない事ができる。バディものとしての魅力がたっぷりと詰め込まれていて面白かった。特にレンが欠点を抱えて腐るのではなく補うために努力を欠かさなかったところと、そんなレンに対する普段はツンデレなルーシーの真っ直ぐ言葉がとても良かった。猟理に対して本気なんだなと理解できた。これからも二人で最高の猟理人になるために頑張れ! 続きを読む…
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八岐
6★★★☆ 愚直は美徳。そう思わせてくれる主人公とヒロインでした。いいですよね、お互いどれだけ努力しても力を尽くしても、足りず届かず掴めない。それでも諦めきれずにあがき続けた先に出会った二人。誰からも否定され続けた二人が、同情でも上辺の励ましでもない本心から相手の過去から今を肯定してくれる事で、どれだけ勇気を振り絞れたか。闇の中を歩き続けるその身に、どれほどの光となって映ったか。カッコいいとこ見せてよ、なんて言われるの男の誉れでありましょう。胸のすくボーイミーツガールでありました。 続きを読む…
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製品情報
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レーベル
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発売日2022/11/02
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定価770円(本体700円+税)
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ISBN9784065289891