アルマーク 1 魔法学院入学編
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アルマーク 1 魔法学院入学編

北の傭兵の息子は、南の魔法学院を変えていく――。
やまだ のぼる (著者) / 出水ぽすか (イラスト)
シリーズ:アルマーク(MFブックス)

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あらすじ紹介

戦乱の絶えない北の地で、傭兵の息子として生まれたアルマーク。彼は南から来た老人に魔法の才能を見出されるが、傭兵として成長し、幼くして一人前の戦士となる。しかしアルマークの父は、彼に平和な南の地で魔術師となることを望む。父との約束に従い、アルマークは旅に出る。ノルク魔法学院に入学するために。

二年の旅を経てたどり着いた南の学院での暮らしは、北の戦場とはすべてが違っていた。平和な南の国々では魔法が発達し、北の傭兵は蛮族と見なされていた。傭兵の出自を隠さざるを得なかったアルマークは、同級生の少女・ウェンディたちの助けを借りながら、魔術師としての一歩を踏み出す。しかしクラスでは、貴族と平民の間に見えない溝が横たわっていた。アルマークは北の傭兵としての力をもって、クラスメイトたちを、そして学院を変えていく――。

彼は、自分が既に闇を巡る長き戦いの渦に巻き込まれていることをまだ知らなかった……。

Webで9000万PV超! 異例の人気を得た本格巨編ファンタジー、開幕!

パートナーのおすすめレビュー(宣伝)

  • 貴族に屈しない気高い姿はきっと周囲に勇気を与えてくれるはずです!

    つむぎ
    つむぎ
    アルマークさんは戦乱の絶えない北の地で傭兵の息子として生まれました。彼は南からやってきた老人から魔法の才能を見出され、南の地にある名門校、ノルク魔法学院への入学を約束されるんです。それでも彼は剣術の研鑽を重ね、幼くして類まれなる傭兵の才能を発揮します。ですが、平和な南の地で魔術師になって欲しいという父レイズさんの願いを受け、南の地へと旅立つことに。幼い彼がたった一人で寒さや飢え、心の荒んだ人間を乗り越える旅の過酷さは想像するだけで胸が締め付けられますね……。

    二年の旅を経てたどり着いたノルク魔法学院での暮らしは、北の戦場とはまるで異なるものでした。平和な南の地では、北の傭兵は戦好きの蛮族とみなされることから、アルマークさんはその出自を隠すことに。けれど彼は傭兵の父親やその息子であることを誇りに思っているんです。貴族にも屈しない彼は、貴族と平民の溝が未だ強く残る学院を大きく変えることになるんですよ。

    異質な強さを持つアルマークさんが魔法の世界を知っていくうちに、こちらまでその世界に引き込まれてしまいます。壮大な世界を冒険しているような気持ちで楽しめる、重厚なファンタジーです!
  • 個性豊かな奴らと協力しながら互いを認め合っていく姿に胸が熱くなるッス!

    ディアナ
    ディアナ
    アルマークは二年遅れて、編入生としてノルク魔法学院に入学するんスよ。そんな彼を取り巻くクラスメイトが個性豊かなんス!

    隣の席の女子ウェンディは大貴族の令嬢なんスけど、貴族と平民の隔たりを無くしたいと考えているとても良い子なんスよ。アルマークに教科書を見せてくれたり、クラスメイトを紹介したり何かと気にかけてくれるんス。誰にでも平等に優しい女の子、どの世界でもモテるはずッス!

    木こりの息子モーゲンは小太りの人懐っこそうな少年ッス。噂話が好きでよくみんなに話してるんスけど、彼が仕入れてきた噂話が発端で、みんなで夜こっそり寮を抜け出して怪奇現象の正体を突き止めるんスよ。学生らしいイベントにワクワクッスね!

    貴族の息子トルクは平民のことを目障りだと思っている男子ッス。魔法の経験がないアルマークを笑い者にするんスけど、剣術の授業ではその圧倒的な剣技の前に敗れるんスよ。それでも魔物を倒すときはアルマークに負けじと意地を見せる姿、嫌いじゃないッス!

    そんな奴らと協力しながら、アルマークは魔術師として成長していくッスよ! どんな難事件でもアルマークたちならきっと大丈夫! 先の展開が楽しみッス~!

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みんなからのレビュー

  • ハイランド

    7年以上読書メーターを続けていて、二度目のプレゼント当選。なんか運がついてきてのだろうか。ということでライトノベルです。北の傭兵の息子であるアルマークが南の魔法学院へ入学。魔力はあるが魔法が使えないアルマークをクラスメートたちは様々な態度で受け入れていく。いやあサクサク読めるよ。よくある異世界ものではあるが、魔法はあるけど転生もなければチートスキルもない。極めて真面目な魔法学院の生活を描いている。ハリー・ポッターに近いんだろうか。この手の小説をまとまった紙の本で読むのは多分初めてだが、面白いの一言です! 続きを読む…

    ネタバレあり
  • こも 零細企業営業

    フットワークの軽い学園長に導かれ。9歳になったら南に旅立ち、2年間移動に費やして3年生から編入か、、1年生じゃないのがちょっと不思議。2年間の遅れは授業にも影響が出てしまう。それを快く思わないクラスメイトは遅れているアルノートにちょっかいをかけるが、アルノートには暖簾に腕押し。そんなある日に、1年生が魔獣に攫われてしまう事件が起こる。それを知らされたアルノートは1年生を助けるために森の奥地へと突入する。そして剣技で相手を魔獣を叩きのめして1年生を救出。アルノートを馬鹿にしていた生徒はアルノートを少し見直す 続きを読む…

    ネタバレあり
  • くろうさぎ

    献本に当選して思いがけず出合った本。ハリーポッターを彷彿させる雰囲気ながら、2年もかけて北から南へやってきたアルマークが、遅れを取り戻すために人一倍奮闘している姿や、他の子たちもみんな親元を離れての学院生活で魔術師になるために頑張って成長していく様子に、とても好感が持てます。続きも気になるので、このまま2巻へ…。 続きを読む…

    ネタバレあり
  • ツバサ

    王道ファンタジーということで、世界観、主人公、舞台、説明に終わってしまったので単巻での評価が難しい。しかし、戦しか知らない主人公が学園で魔法を習び、仲間と交流していく様子を見ると、期待できるのかなと。ブログにて→ https://wing31.hatenadiary.jp/entry/2022/09/16/210000 続きを読む…

    ネタバレあり
  • いくら丼

    私の推しの! ジードさんの活躍が! めっちゃ増えてる!! わーい!ヽ(=´▽`=)ノ というわけでネット連載からの読者です、何度良い影響を与えられたか。91ページのイルミス先生のお言葉や、武術の授業でのボーエン教官の指導精神など、改めて見ても自分自身が指導されているようです。加筆のはずのジードさんとの再会シーンもハッとさせられました。一見自分の心に逆らうようなことも、本当に大事なものを過たず、決意をする。それは本当に大きな決意。本編ラストの自分を認める言葉と、それを認める仲間の姿にも、胸が熱くなりました。 続きを読む…

    ネタバレあり
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製品情報

  • レーベル
  • 発売日
    2022/08/25
  • 定価
    1430円(本体1300円+税)
  • ISBN
    9784046810885

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