あらすじ紹介
『これより「革命」を開始します』――過去なき少年レンが禁書の主であるアンネと共に、学園に潜む仇を捜す最中、突然に事件は起こった。『ある者』を求めて学園を占拠した脱獄魔導士らとの戦いがはじまる――。
みんなからのレビュー
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なっぱaaua
45凄いスピード感で物語が展開する。凶悪犯罪者が収監されている図書監獄、とあるものの手引きによって犯罪者が脱獄し学園を襲撃する。それを阻止しようとするレンとアンネ。ドードー、ディレイの兄ダーナムとの闘い。続くレンの妹サーシャ&アンネと似た謎の少女との闘いの中で明らかになるレンの過去。半分は想像した通りだったが、結果はそれを上回ってきた。しかし切ない話だらけだった。最後の最後でレンとアンネの流れでこの物語は一区切りつくのだが、裏で動いていた大物たちとの話の続きを読んでみたい。 続きを読む…
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オセロ
33生徒会副会長で禁書使いのリシェルとの戦いの影響でレンに妹・サーシャの記憶が蘇りつつある中、凶悪犯罪者が収容されている「図書監獄」からの脱獄者が学園を襲うという未曾有の大事件を巡る今回の物語。 学園に張り巡らせた結界を解除する為に柱を守護する魔道士の革命を謳うドードー、ディレイの因縁の相手でもある兄のダーナム、そしてサーシャとアンネそっくりの謎の少女との戦いの中で明らかになるレンの過去には驚きましたけど、それ以上に切なかったですね。 続きを読む…
ネタバレあり -
よっち
31突然、凶悪犯罪者が収監される「図書監獄」からの脱獄者たちにより学園が襲撃され、後に学園の歴史に残る魔導戦争が始まる第二弾。『ある者』を求めて学園を占拠した脱獄魔導士に応戦すべくレンたちが奔走する展開で、張り巡らされた結界の柱を守る切り裂き鳥と呼ばれる少女ドードー、ディレイの家の事情と兄ダーナム、そしてレンの過去に深く関わる妹サーニャとアンネとよく似た少女。ディレイが抱える事情やレンたちの過去が明らかになる中、避けられないその結末は切なかったですけど、それぞれがしっかりと向き合えたのは良かったんですかね…。 続きを読む…
ネタバレあり -
ひぬ
171巻を読んだのが割と前だったので冒頭の簡単なあらすじには助かりました。束の間の休息はありましたが、魔導書学園が突然襲撃されてしまい怒涛の勢いで話が展開していきます。ディレイのキャラ付けには笑えました。流石に想定外。レンの仇の正体も意外でした。見栄えするところは十分にあったのですが、些か駆け足過ぎると感じてしまいました。ディレイの兄、そしてサーニャとのエピソードももう少し積み重ねがあればまた捉え方が違ったのだろうと思います。真の黒幕とのやり取りもなく終わってしまったのでちょっと消化不良。続刊出るんですかね… 続きを読む…
ネタバレあり -
のれん
17凄い勢いでサブキャラの幕間やったりするから完結するのかと思った。それぐらい展開が早い。 絶望に身を浸した兄に暗い欲望を貫けなかった兄。男は情けない過去ばかりだ。でもそれでも妹たちは今も戦ってる。なら少年は少女のために立ち上がらねばならない。 例えそれが大人に操られる盤上の勝負だったとしても。 魔導書の詩はキャラ造形を端的に言い表せるので、こういう感情のぶつけ合いにはもってこいの台詞群とも言えた。作者の真骨頂だ。ここまで来るとアンネの「詩」も聞きたいところだがさて。 続きを読む…
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製品情報
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レーベル
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発売日2022/09/30
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定価770円(本体700円+税)
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ISBN9784041123096
関連サイト
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公式サイト