あらすじ紹介
カル=ハダシュト島のすべての者が『夢』をみた日から、島の内外で異常な現象が多発していた。
島の周囲の海はひどく荒れ、都では大地震で建物が崩壊し、草原では象が暴れ狂う。
エリッサは孤立したカル=ハダシュト島の商家を救うため単身、都に乗り込んだ。
一方、ティグルとリムは天の御柱から生まれたふたりの子サンディと共に『天鷲』と『一角犀』の大宿営地に帰還する。
混乱が増すなか、弓の王を名乗る者ネリーがついに姿を現す。
そのネリーに対して、魔弾の神子マシニッサ率いる『黒鰐』と『森河馬』の連合軍が戦いを挑んだ。
神を降ろす準備を進めるネリーとの最終決戦が始まる。
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みんなからのレビュー
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よっち
31カル=ハダシュト島の全ての者が『夢』をみた日から、島の内外で多発する異常な現象。神を降ろす準備を進めるネリーとの最終決戦が始まる第三弾。孤立した島の商家を救うために単身で都に乗り込むエリッサ。天の御柱から生まれたふたりの子サンディと共に『天鷲』と『一角犀』の大宿営地に帰還するティグルとリム。混乱が増すなかでついに姿を現す弓の王を名乗る者ネリー。最終決戦に向けて物語としても収束してゆく展開で、しっかりと決着もつけて最後は上手くまとめた感もありましたけど、魔弾の王の物語としてはわりと普通の結末でしたね(苦笑) 続きを読む…
ネタバレあり -
S.T.
11決着。神の時代は去り、人間の歴史が始まるという終わりは、『聖泉の双紋剣』と同じで、リムルートはこういう形にしたかったんだろう。『魔弾の王』は必ずしも『王』になるわけではないし。蘇った死者たるネリーは土に還り、常にティグルと共にあった黒弓も空に消えた。これはこれで良かったと思うが、どうしても駆け足過ぎた印象は拭えない。各種設定や脇役たちも魅力的だっただけにね。それでも、『あの二人の再会』のラストは良かった。これぞ戦記の終わりの一つ。遂に魔弾グランドルートたる『叛神の輝剣』が発売された。魔弾最後の物語に期待。 続きを読む…
ネタバレあり -
みどり
8もうハーレムものを超えて、ファンタジーラブコメで締めた感じだと思うのは私だけ? 続きを読む…
ネタバレあり -
彼方
8カル=ハダシュト島のすべての者が『夢』を見た多発する異常気象。各地が混乱する中、この地に神を降ろそうとするネリーとの最終決戦が始まる…リム編の魔弾がついに完結。うーん…何かすごい雑に片付いた感じが…下手にネリーをいい人にしようとしたせいで、全部有耶無耶に終わったなぁ…普通に私欲のために戦争起こしてますし、良い話っぽく去られても…マシニッサとの戦いも卑怯な幕引きで萎えてしまった…。ヒロインがリムである意味もエリッサとの繋がり程度で、七部族やこの島の背景と鷲矢の1巻ではワクワクしたのに尻すぼみな結末で残念。 続きを読む…
ネタバレあり -
KZ
3■最終巻。なんか割と無難にまとまったかなって印象だった。世界観広げるスピンオフとして読むのがいいのか。 ■現在までのシリーズ総評として、初期の好きだった戦記要素が薄れていってしまったのが残念どころ。最終章には期待不安が半々って感じ(全3巻予定では戦記は厳しいか?)。 続きを読む…
ネタバレあり
製品情報
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レーベル
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発売日2022/10/25
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定価803円(本体730円+税)
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ISBN9784086314879