魔弾の王と凍漣の雪姫 12
大陸全土を襲ったすさまじい凶作は、神の降臨が近づいている予兆だった。ティグルたちは降臨を阻止すべく、ヴォージュ山脈へと急ぐ。
川口士
(著者)
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美弥月いつか
(イラスト)
シリーズ:魔弾の王と凍漣の雪姫(ミーチェリア)(ダッシュエックス文庫DIGITAL)
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あらすじ紹介
大陸全土を襲ったすさまじい凶作は、神の降臨が近づいていることを知らせる予兆だった。
最後の魔物ズメイは夜と闇と死の女神ティル=ナ=ファを降臨させる儀式にとりかかり、
使徒メルセゲルは異神アーケンを降臨させるべく策を巡らす一方、流血と混乱の渦を生みだそうと暗躍していた。
いずれの神が現れようと、人間が滅び去るのはまぬがれない。
ティグルたちは彼らのたくらみを阻むべくヴォージュ山脈へ急ぐ。
だが、彼らがたどりついたとき、ヴォージュの山々は禍々しい瘴気を噴きだしていた。
星に矢を届かせようとする願いからはじまった若者の物語は、終局へと向かう。
ティグルとミラ、リュディは新たな未来を手にすることができるのか。
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みんなからのレビュー
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よっち
31大陸全土を襲ったすさまじい凶作は、神の降臨が近づいていることを知らせる予兆だった。ティグルたちは最後の魔物ズメイや使徒メルセゲルのたくらみを阻むべくヴォージュ山脈へ急ぐ第十二弾。ムオジネル侵攻の事情を見抜いたソフィーの機転と、キュレネー侵攻に苦戦するブリューヌを救った思わぬ救援。一方で魔物ズメイとミラ、リュディ、使徒メルセゲルとティグルのそれぞれの因縁に決着をつける戦い。今回ヒロインたちとの関係は最終的にどういう形で決着をつけるのかと注目していましたが、流石に王にでもならないといろいろ難しいですね(苦笑) 続きを読む…
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彼方
9神の降臨の予兆による大陸全土を襲った凶作。各地がその影響で荒れながらも、ティグルたちは元凶を絶つべくヴォージュ山脈へ向かう…ミラのメインヒロインに据えた凍漣シリーズもついに完結。クレイシュ率いるムオジネル軍VSソフィー&オルガの戦が面白かったり、ようやくズメイも滅んだなぁと…でもいつか復活するんですよね…。正直ラストもレギンの心境とか、本編ほど綺麗な終わり方ではなくて少し複雑な気持ち。何なら数年後で子供産まれるくらいしても良かったのでは…? パラレルの示唆といい、何かメタい…ともあれ完結お疲れさまでした。 続きを読む…
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八岐
7★★★☆ ミラとリュディ二人がかりで徹底してレギンを排除しに掛かっていて、二人にとっての最大の敵は姫様だったんだろうな。何しろ直接ティグルを奪える立場だったし。とはいえ、生存を知らせないのは流石に可哀想だった。物語としては実のところガヌロンが最大の敵だった気がする。シャルルは友情から彼の妄執に付き合ってただけなのでその後の立ち回りはシャルル自身目的なくフラフラしてた感じだなあ。自由の似合う人物だったけれど、復活からして他人の身体を奪って恨みを買って、という業を背負ったものでしたし。 続きを読む…
ネタバレあり -
ご主人様見習い
4完結。 国同士の戦争や魔物との対決とか詰め込んだな。 神の復活阻止の話なんで明るいいちゃつくシーンはなかった。 続きを読む…
ネタバレあり -
ちゃか
4ブリューヌを守るためにザイアンがアスヴァールに派遣されたロランに助力を乞いに行ったり、ブリューヌも内乱を経たとはいえ良い人材が居るなぁ、と言ったところ。 というか本当にロランが頼りになりすぎるんですよね……最初のシリーズ『魔弾の王と戦姫』での扱いもまぁ納得と言うか。 頼れる人々に助けられてきたからこそ、信じてティグルがティル=ナ=ファ降臨阻止に専念できる、と言う流れが良かったです。 続きを読む…
ネタバレあり
製品情報
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レーベル
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発売日2022/09/22
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定価726円(本体660円+税)
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ISBN9784086314862