勇者刑に処す 懲罰勇者9004隊刑務記録 3
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勇者刑に処す 懲罰勇者9004隊刑務記録 3

懲罰勇者に堕ちたパトーシェを加え、極悪の罪人たちが絶望をぶっ飛ばす!
ロケット商会 (著者) / めふぃすと (イラスト)
シリーズ:勇者刑に処す(電撃の新文芸)

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あらすじ紹介

★「次にくるライトノベル大賞2021」総合部門 第2位!★

 雪の舞う中、懲罰勇者部隊に新たな任務が課せられる。
 最終目標は陥落した第二王都ゼイアレンテの奪還。魔王現象二十一号『アバドン』の支配下にある王都から進出してくる異形の軍勢を叩き、トゥジン山に攻略拠点を築くというものだった。
 しかし、ザイロたちに告げられたのは、単独で先行してトゥジン・トゥーガ丘陵を占拠し野戦築城にて拠点を確保するというもので……。
「――そうだ。完全に、囮だな」
 無謀な作戦に激怒するザイロたちの前に、元聖騎士団長で懲罰勇者に堕ちたパトーシェが現れる。
 そんな絶望的な状況のなか、異形に追われる王子と王女を助けたことが思いがけず戦況を動かしていく。
 書籍版オリジナル展開で贈る、極寒の王都奪還作戦の行方は──!

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みんなからのレビュー

  • アウル

    雪の舞う中、懲罰勇者達に新たな任務が課せられる事に。それは単なる囮で無謀な作戦の始まりだった。絶望的な状況の中、異形に追われる王子・王女を助けた事により予想のつかない方へと運命の歯車が回っていき...な第三巻。相変わらずの面白さだわ。今回はノルガユの過去がさらっと明らかとなったがそういう事だったのね。そらあんな感じになるのも納得よ。エピローグでまた次巻もとんでもない事になりそうなのが確定したようなもんだが果たしてザイロ達はどうなるのか見ものだわ。 続きを読む…

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  • コリエル

    ドッタという男の存在感。何コイツ、預言の聖痕でも持ってんの? もしくはあらゆる因果がコイツを中心に回る非常に高いカルマが備わっているとか。王家のやんごとなき人々がドッタを軸に懲罰勇者部隊と絡まり合い、彼らをより過酷な戦場へと駆り立てる。後はノルガユの過去もなかなか意外だった。真性のマジキチかと思いきや、複雑な出自ではないか。解放されるザイロの新聖印も気になりつつ次回へ。 続きを読む…

    ネタバレあり
  • ユウ@八戸

    勇者に堕ちたパトーシェが加わった懲罰勇者部隊に、新たな任務が課せられた3巻。雪原と丘陵で魔王現象とそれに従う人間たちとの、バトルと策の読み合いが熱い。しかしベネティムも言ってますが全員揃うと負ける気がしませんね。今回も一部ズタボロとはいえ死んでないし。ドッタの結んだ奇縁がどう転がっていくのか楽しみすぎる。陛下が勇者になった流れが予想以上に重くてしんどかった。いやもう…陛下じゃん…。今後の見方が変わってしまうぞ。タツヤ大活躍も見れて満足の1冊でした。この物語、毎回全員がなんらかの活躍をするからすごいよな。 続きを読む…

    ネタバレあり
  • alleine05

    前巻のラストがあんなだったわりにはパトーシェさんの立ち位置はあまり変わった印象はないね。細かい部分では変わっているのだろうけど、大きな印象としては。今回驚きだったのはノルガユの勇者刑の記録。前巻で勇者刑のシステムが明かされてから薄々は感じていたことだけど、今回のノルガユみたいな合成人間作成ができるということは、勇者刑ってのはやはりオリジナルは死亡していて、その記憶と技術を転写したコピーロボットみたいなものってことなのか。そのへん突き詰めて考えると複雑な気分になっちゃうな。 続きを読む…

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  • ハイちん

    やっぱりこのシリーズ好き。とても読みやすい文章なのに作品が重厚な雰囲気を持っているのがすごい。バトルメインのライトノベルって下手すると厨二病な感じに陥ってしまいがちなのだが(狙って厨二にしている人もいるのかもだが)この作品はあんまりそんな感じがない。キャラクターとバトルとストーリーのバランスが絶妙で常に緊張感があるのがいい。日常パートですらなんかハラハラしながら読んでいる。勇者部隊の面々キャラ濃すぎてちょっとした発言が逆鱗に触れてえらいことになったりするし。続刊が楽しみだな。 続きを読む…

    ネタバレあり
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製品情報

  • レーベル
  • 発売日
    2022/08/17
  • 定価
    1540円(本体1400円+税)
  • ISBN
    9784049144437

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