みんなからのレビュー

• よっち

  2022/09/12

  33

  平和祈念式典で起きた事件を解決し、無事正式なパートナーとなった捜査官のテオと兵器の少女・イレブン。今度はそんな彼らの下に「人体復元」を謳う怪しげな医療法人の存在が報告される第二弾。アマルガムの関与を疑い、ターゲットが潜伏すると思われる豪華客船にイレブンとともに潜入するテオ。何かと無茶をしがちなテオに対して、可憐な令嬢役を演じたり、彼が危機に陥っても的確にサポートするイレブンの相棒感がいい感じに出てきていて、でも彼女はどこまで行ってもアマルガムなんですよね（苦笑）今回はエマとトピアスの活躍も光っていました。 続きを読む…

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• 鮫島英一

  2022/10/09

  29

  サスペンス要素が色濃く打ち出させた今作だったが、正直読み終えるのは結構きつかった。主要登場人物は良くも悪くも癖が強くない善人であり、４人構成なのでキャラクター性がより薄まる。前作は敵がテロリストだったため、善と悪という明確な構図があった。クライム要素が強いときは敵が走ることで緩急がついたが、サスペンス要素が強いときは敵は動かないので主人公たちのキャラクター性が前面にでる。 結果意外性の少なくなり、緩急が弱い作品になったような気がする。期待が大きかっただけ辛口感想にしたけど、次も購入するよ。 続きを読む…

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• のれん

  2022/09/10

  25

  アメリカン刑事ドラマ要素をかなり前面に出している。 特に前半の詐欺事件からクルーズ船に繋げる捜査方式は地道かつ集団で解決しており、中々新鮮さがあった。 展開はクローズドだが大半が潜入捜査用の演技であるため、キャラの心情がそんなに見えてこない。特にイレブンは前巻同様セラピーが完璧で隙がなさすぎる。 恋人設定を活かした誘惑に揺れるテオの色々な感情は想像できて面白いが、逆にイレブンの思考は兵器で、読者目線だと進展が見えない。 もっとがっつりバディににするためにテオにはカッコいい所見させてあげて欲しいんやけどなぁ 続きを読む…

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• まっさん

  2022/11/22

  23

  ★★★★☆ 時に人を喰らい、擬態する事も可能な兵器･アマルガム。そんなアマルガムを従える兵器であり、見た目は可憐な少女であるイレブンと刑事･テオの二人の活躍を描く今作。今巻もめちゃくちゃ面白かったです。 正式にパートナーとしてタッグを組んだ二人の前に発生するとある事件、養子縁組を悪用して詐欺を働いていた一組の夫婦が凄惨に殺され、女性の腹部は内側から食い破られていた。唾液が検出されない事やその他の事例と照らし合わせて今回もアマルガムの仕業と目を付けた二人が、悪事の大元が潜む豪華客船に潜入するというお話で→ 続きを読む…

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• 羊山羊

  2023/01/29

  16

  超圧倒的イレヴン回。胎児が妊婦の腹を食い破る、という凄惨な事件から、怪しい製薬会社ジカノカグに話が繋がり、証拠を掴むために一行は豪華客船への潜入捜査を試みる！というあらすじ。客として潜入したイレヴンがビビるほどかわいい！イレヴンを書きたくて事件を作ったんじゃないか、思うくらい。一気読みでした～。 続きを読む…

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