第七魔王子ジルバギアスの魔王傾国記 1
読みたい読んだ
読みたい
読んだ

第七魔王子ジルバギアスの魔王傾国記 1

蹂躙せよ。魔族を。人を。禁忌を。
著者: 甘木智彬 (著者) / 輝竜司 (イラスト)
シリーズ:「第七魔王子ジルバギアスの魔王傾国記」シリーズ(オーバーラップ文庫)

  • BOOKWALKER電子版
  • Amazon紙書籍

あらすじ紹介

蹂躙せよ。魔族を。人を。禁忌を。

魔族に故郷を滅ぼされた勇者・アレクサンドルは、魔王と対峙するも為す術なく殺される。
しかし、死んだはずのアレクが目を覚ますと、自らを殺した魔王の息子、第7魔王子・ジルバギアスとして生まれ変わっていた。
魔王に逆襲すべく、正体を偽って理想的な魔族の王子として振る舞う――それは残虐な魔族を演じ、罪なき人々にさえ手をかけることを意味していた……。
だが、それでも。
禁忌を司る魔界の女神と契約を成し、悪逆非道すらも糧として、力を蓄えていく。
すべては魔王国を滅ぼし、人類を救うために――!これは、偽りの魔王子による、国崩しの物語。

パートナーのおすすめレビュー

  • 魔族に転生した元勇者の葛藤が胸を打つ切ない物語です

    つむぎ
    つむぎ
    魔王の子供に転生した主人公は元人間の勇者なんです。魔族によって故郷や両親を失った彼にとって、これは復讐できる絶好のチャンスなのですが…。憎むべき魔族に生まれ変わったことで心の中は複雑のようですね。

    魔族に生まれ変われど人間の記憶がある限り、主人公の恨みの炎は消えません。魔王城で生活している以上、手を伸ばせば自分を殺した魔王や魔族の首が目の前です。常に復讐の機会を伺いますが、魔族は成長が早いとはいえ主人公はまだまだ子供。魔王の力には遠く及びません。

    そこで魔王や魔族を倒すために鍛錬を始めるのですが、実戦経験を積むために用意された対戦相手は、なんと魔族に捕まった人間です。人を救うはずの勇者が人間を殺さなければいけないという葛藤。そして、魔王城暮らしで仲良くなった魔族もいずれは倒さねばならない苦悩。成長するためには乗り越えなければならない壁と理解しつつも苦しむ彼の姿に胸が苦しくなります……。

    それでも主人公は自分を失いません。魔王を倒さなければ多くの人間が殺される…。多くの転生物語とはひと味もふた味も違う本作。犠牲を払ってでも未来に繋げようとする思いに、勇者の悲哀を感じる物語でした。
  • コミカルとシリアスのバランスがよくてあっという間に引き込まれるッス!

    ディアナ
    ディアナ
    魔王の子供は成長すると、より強い力を手に入れるために悪魔と契約を結ぶッス!

    ところが主人公ジルバギアスが契約を結んだのは悪魔ではなく、魔神。彼女(魔神のことッスよ)は魔界を牛耳る支配者の一角でありながら、魔界を破壊しようとする主人公に手を貸す破滅主義。禁じられたことをやると興奮するヤバいヤツッス!

    ほかのキャラも見てみるッスかね。

    主人公と同じく魔王の子で、眠り姫ことトパーズィアが契約したのは『睡魔』という悪魔。そのため年中寝ていて、なかなか目覚めないッス。でも魔力を温存するための睡眠だから、他の魔族や魔王は理解を示してるんスよ。寝てばかりでも怒られないって、うらやましいッスね。でもその代わり、彼女の放つ睡眠魔法は超強力! 高位の魔族すら抗えない眠りへといざなう恐ろしい力の持ち主なんス!

    『暴食』の悪魔と契約をしたスピネズィアは、常に食べ続けてる魔王の子供ッス。皿一杯の料理を食べても、お腹が減るほど底なしの胃袋なんスよ。こっちも魔力温存のために食べ続けてるみたいッスけど、実は強力な力を隠してるらしいッスよ。どんな力を持ってるのか気になるッスね!

    登場する魔王の子供たちは能力も性格も個性豊か。彼らのコミカルな日常描写が、シリアスな物語を一層引き立ててくれるッスよ!

みんなのデータ

  • 3
    評価する
  • 6
    読みたい

みんなからのレビュー

  • まっさん

    ★★★★ カクヨム発ライトダークファンタジー物。率直に面白かったなと。 物語は人族と魔族が争う世界。勇者の一人として魔王城強襲作戦に組み込まれた一人の青年が、志半ばにその命を奪われた次の瞬間その魔王の第七魔王子として転生する話。魔王子として転生した彼が、最古の魔人と契約を結び力を蓄えて魔王を討ち取る為、本来味方であるはずの人族をも手に掛けて力を得ていくという設定はなかなか刺さるものがありました。また、当の本人が人族を躊躇いなく手に掛けるのではなく、自責の念に駆られながらも少しずつ力を得ていく流れが良か→ 続きを読む…

    ネタバレあり
  • アウル

    魔族に故郷を滅ぼされた勇者・アレクサンドルは魔王と対峙するも為す術もなく殺されてしまう。死んだと思われたアレクサンドルが目覚めると魔王の息子として生まれ変わっていた。魔王に復讐するため正体を偽り、自らも傷つきながらも人類を救うために力を蓄えていく傾国物語。これは個人的に面白かったわ。すべてを欺きながら時には傷つきながら力を蓄え動き出しているジルバギアスの行動が良かった。まだまだ序盤だし本格的に動き出すのは次巻からだろうがどうなっていくのか非常に続きが楽しみだわ。 続きを読む…

    ネタバレあり
  • サキイカスルメ

    魔王に殺された勇者アレクサンドル。なぜか仇敵の息子、第七魔王子ジルバギアスへ生まれ変わった彼が始める禁忌の国崩し物語。面白かった。勝手に読みずらそうなイメージを持っていたのですが、主人公の語りがいい具合に軽くしてくれて読みやすかったです。試練と悲劇が降りかかる人間に厳しい物語なので、好みは分かれそうかなとは思いました。魔王子として力をつけていく過程で、守りたい人を守れない辛さ、親しくなっていきそうな魔族も全てを欺かなければいけない重圧に苛まれ、時に弱りながらも懸命に進む主人公がよかったです。続きも楽しみ。 続きを読む…

    ネタバレあり
  • 真白優樹

    魔王に殺され魔王の子供として転生した勇者が、魔王国を亡ぼす為に暗躍を始める物語。―――例え禁忌を為してでも、後に犯す禁忌の為に。 守るべき存在だった人間達を傷つけ、魔王の子供として許せぬ生き方をその身に刻み。それでも怒りを押し殺しながら策を巡らす物語であり、割とダーク気味な骨太な面白さの予感をさせてくれる物語である。果たして動き始めたばかりの反逆は成功するのか。全てを殺す為に力を溜め始める中、その力はいつ解き放たれるのだろうか。いつか全てを滅ぼす時、そこに待っている景色とは。 次巻も勿論楽しみである。 続きを読む…

    ネタバレあり
  • alleine05

    面白かった。ライトノベル的な軽い語り口調かと思ったら、設定にふさわしいダークな描写もあるのがいいね。聖女さんの扱いはかなりきつかった。表紙をよく見たら最初から聖女さんの扱いがわかるようになっていたのか。しかし思ったよりも復讐は進まなかったけど、どれぐらいのペースで続けてくのだろう……と調べてみたら、ネットで連載している作品みたいだからかなりの長編作品になりそう。 続きを読む…

    ネタバレあり
powered by読書メーター

製品情報

感想をシェアしよう

  • ツイートする
  • シェアする
  • 友達に教える
Close
この作品を評価しよう!
Excellent!!!
Very Good!!
Good!
評価入力した作品の著者とイラストレーターは新刊通知の対象として登録するよ。
※データの反映はリアルタイムではなく、1日のうち、アクセスが少ない時間帯に実施しております。
この作品の感想を3つ選択してね!
評価と感想はキミのパートナーが記憶するよ。
たくさん登録をしてね!
※データの反映はリアルタイムではなく、1日のうち、アクセスが少ない時間帯に実施しております。
Close
みんなの感想
Close
注意
この作品の「読んだ」を取り消しますか?
あなたの評価と感想が削除され、
本棚からこの作品がなくなります。
はい。取り消します。
キャンセル
注意
この操作を取り消しますか?
はい。取り消します。
キャンセル
エラー
ログインして下さい。
ログイン
キャンセル
成功
本棚の「読みたい」に追加しました。
※データの反映はリアルタイムではなく、1日のうち、アクセスが少ない時間帯に実施しております。
OK