
あらすじ紹介
消える記憶、消えぬ想い――。
逆襲、加速。
最後の【使徒】である【星読み】を目指し、遺跡街に潜入するメノウ一行。
そこに現れたのは、千年前に死んだはずの四大人災、【星】の迷い人・星崎廼乃だった――!
彼女が彼女を殺すための物語、混濁の第8巻。
ハクア打倒の鍵【星骸】を求め、メノウたちは古代文明が遺した巨大ジオフロント『遺跡街』へ侵入する。そこで待っていたのは、導師『陽炎』すら殺しきれなかったという最強のテロリスト・ゲノム、そしてミシェルの配下となったモモだった。
白夜の結界を越え、原色のバグと化したゲノムに呑み込まれはじめる『遺跡街』。そんななか、メノウたちの前にひとりの異世界人が現れる。
「ボクこそが世紀を超える天才美少女ノノちゃんだぞ☆」
【星】の迷い人、四大人災・星崎廼乃。1000年の時を超えて現れた彼女が語る【星骸】の真実とは――。
北の大地に星が降る。彼女が彼女を殺すための物語、混濁の第8巻!
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みんなからのレビュー
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リク
7チグハグパーティーでの旅は続く。実力だけは確かなので安定感はあるけれど、実力以外の部分で一気に傾きそうという恐ろしさがが拭えない。メノウに潜む違和感や、四大人災の二人が一緒に行動したり、万魔殿と対峙したことで物語の本質に触れつつあるのかなと。しかしこうなるとモモの記憶が優先的に消えてるのは邪魔者を消す意思でしかないな…。純粋概念に抵抗するには彼女の孤軍の奮闘が不可欠か。一番大切なもののために全てを欺けるというのもまた狂気なわけだが。狂気の頂に立つのは誰になるか。 続きを読む…
ネタバレあり
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タイコンデロガ級
4メノウの記憶が本格的に危なくなってきてる…。 アビィさんこの方信用できるのか?っと前巻から思っていたんですが、どうやら純粋にメノウに与してくれているようで安心しました。 モモも不穏でしたが、ああ~そういう方向でメノウの為に動くわけねと納得。 次巻からの「絡繰り世」が楽しみです。 続きを読む…
ネタバレあり
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フーム
3サハラはまたしても見せ場、見せ場の女。マヤとサハラの関係好き。あと教典魔導戻ってきたの嬉しいね! メノウたちが次何するのかわからないけど楽しみ! ミシェルとフーズヤード活躍にも期待! 続きを読む…
ネタバレあり
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らすかる
3★★☆(5/10)う〜ん、正直退屈なのが本音なんだよな…。1章が終わり、2章目の第2巻。今回は大きめのバトルもあったもののやはり溜めの巻でしたね。まず思うのは、文量に対して入ってるエンタメの量が少ないんだよな〜。この巻の中でも「ここが面白いよね!」って言える部分が少ない。そしてキャラパワーの不足を感じる。2章を2冊読んで思ったけど、モモとアカリのキャラの濃さってこんなに大事だったんだな〜って改めて思わされた。申し訳ないけど、今のキャラ達は印象が薄いし会話劇の力も強くないので、全体的に楽しめない部分が多い。 続きを読む…
ネタバレあり
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灰猫
2結構間が開いたので設定を忘れてきていた。メインとなるのは万魔殿の小指のマヤと、万魔殿の腕との闘いと、自分の分身を大量に使うゲノムとの闘いだろう。今回でてきた星読みのノノはいいキャラをしている。マイクロマシンとか、割とSF的設定がよく出てきている。上手なのはモモがメノウと対立する理由が、メノウが記憶を対価にしているところに絡んでいる点かな。ノノがモモに未来を告げているということは、何か対立させることに意味があるのだろうか? 万魔殿があっさり引いたのはちょっと意外だった。 続きを読む…
ネタバレあり
製品情報
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レーベル
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発売日2023/03/15
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定価748円(本体680円+税)
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ISBN9784815617233