あらすじ紹介
「『HY:RAIN』が勝ったら……日生直輝に『TINGS』のマネージャーをやめてもらう」
紅葉と雪音のメンバー復帰も束の間、『TINGS』と様々な因縁を持つ『HY:RAIN』とのダンス・歌唱力・総合力の三本勝負が行われることに。その舞台はアイドルライブの聖地、中野サンプラザ!!
来る勝負の日に向け、意気込む面々の中、明らかに普段と様子が違ったメンバーが一人――伊藤紅葉。
「私、ダンス勝負出たくない……」
絞り出すような声で告げた少女の、その真意とは? さらにこの勝負には、直輝の脱退とは別となる、もう一つの驚くべき条件も交わされていて……!?
『俺好き』の駱駝とブリキが贈る、極上のアイドルエンタメ、第3弾!
眩い光に全てが包まれていく中……
……僕は嘘をついた。
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みんなからのレビュー
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よっち
30「勝負に勝ったら日生直輝にTINGSのマネージャーをやめてもらう」紅葉と雪音のメンバー復帰も束の間、人気グループHY:RAINとの三本勝負に挑むことになってしまう第三弾。直輝とAYAの因縁、ダンス勝負に出たくない紅葉の過去、教科書女と言われた杏夏の意地、そして春に異様に執着する連が出したもうひとつの条件。複雑な想いを抱えながら挑んだ勝負で、それぞれがしっかりと過去に向き合って、勝負以上に本当に大切なものを忘れなかった彼女たちの奮闘が、かけがえのないものを引き寄せてみせた結末にはぐっと来るものがありました。 続きを読む…
ネタバレあり -
rotti619
13本来の5人組に戻った『TINGS』が、直輝の退職を賭けて『HY:RAIN』と中野サンプラザで対バンを行う話。ここまでのお互いの因縁(マネージャー同士、アイドル同士)が明らかになり、そして決着が着いている。1巻から存在を謎?にしているケイもついに登場するなど、これまで伏せられていた札がほぼ全て明らかになる総決算的な内容となっていた。登場アイドルだけで10名いるので最初紛らわしいが、個性が強いので後半には顔と名前が一致する。相変わらず直輝の仕掛けは冴えており、アイドルの成長もあって非常に熱い内容となっていた。 続きを読む…
ネタバレあり -
リク@ぼっち党員
12『TINGS』vs.『HY:RAIN』、次世代のアイドル界を引っ張る素質のあるグループ同士の勝負。メンバー間の因縁を糧に、それぞれのグループに足りないものを表面化させる。春と紅葉が中心だけど、彼女らを支えることでそれ以外のメンバーにもしっかりとスポットが当てる上手い構成。おキョンが個人的に好きなキャラなので、彼女の強みを前面に押し出してくれたことに感謝。先輩たちも勢揃いして、第一部・完に相応しい内容だったと思う。これから2つのグループが切磋琢磨して、目標の場所まで走り抜けられるのか。 続きを読む…
ネタバレあり -
ヤギ郎
10シリーズ第3巻。一旦ここで物語の幕が閉じる。アイドルを題材にした小説はほとんど読んだことが無いけど、これはいい物語だ。 続きを読む…
ネタバレあり -
かっぱ
10直輝の引退を賭けたTINGS vs HY:RAINの三番勝負を描いたシリーズ3弾。秘められた紅葉とHY:RAINの因縁とダンス勝負、そして直輝とAYAの過去。グループ同士の抱えた想いが絡み合い展開される物語は実に読み応えがあった。紅葉が踊りたくないと口にした意図や、杏夏の教科書女として魅せた最高到達点、HY:RAINが内で拗らせた感情を払拭するため春の採った選択肢。アイドルとして本当に大切なものは何なのか。TINGSの選んだ三番勝負の戦い方がファンも巻き込んで彼女たちの救いと未来に繋がる物語は満足度が高い 続きを読む…
ネタバレあり
製品情報
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レーベル
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発売日2022/07/08
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定価748円(本体680円+税)
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ISBN9784049145373
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