あらすじ紹介
「いいの? 現役アイドルを口説く絶好のチャンスだよ?」
人気アイドル立石蘭は、俺に対してやたらと距離感が近い。
眩しい笑顔でグイグイと迫られると俺こと、瀬武継陽の鈍さでもドキドキした。
そんな蘭は写真集の撮影で「夜虹島」に来ていたが、
突然彼女のレプリカが現れ怪我人が出てしまう。
蘭を守るために一日マネージャーを引き受けた俺は、意志疎通のとれないレプリカに翻弄され続けるが……。
「アイドルって残酷な仕事だね」
俺を誘惑する蘭の本音とレプリカが現れた理由を知った時、命がけの応援の先で待っていたのは──。
自分と向きあう、ちょっと不思議な分裂系(ギャップ)ラブコメ。第2弾。
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みんなからのレビュー
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芳樹
27久良羽の親友にして人気アイドルグループ”ビヨアイ”の現役センター・立石蘭が夜虹島を訪れる第2巻。コミュ力高くて継陽に対してもグイグイくる蘭ですが、内側に隠された苦悩や葛藤には、もし自分が同じ立場なら同じように感じるだろうなと共感しました。今回は継陽の過去や彼方の正体など物語の重要な点が明らかになりますが、それらを舞台装置として蘭が自分と向き合い、継陽もまた止まっていた時間を動かす展開にはグッとくるものがありました。元&現役アイドルとファンとのラブコメがこれからどう展開されるのか。続きが楽しみです。 続きを読む…
ネタバレあり -
よっち
25写真集の撮影で夜虹島に来た、継陽にやたらと距離感が近い人気アイドル立石蘭。彼女の前に突然レプリカが現れ、マネージャーが怪我してしまう第二弾。かつて自分が応援していた蘭を守るため、一日マネージャーを引き受けた継陽。眩しい笑顔でグイグイと迫る彼女の真意と、蘭本人にあまり意識を向けないレプリカの目的。継陽の過去の真相や虹の女神関連の掘り下げも絡めながら、それぞれの思いを知って落とし所を模索する展開でしたけど、自分のために奮闘する継陽見たらまあ惚れちゃいますよね…(苦笑)絶望的に鈍い彼とヒロインたちの今後に期待。 続きを読む…
ネタバレあり -
まっさん
24★★★☆ 一巻は個人的に続刊を追うか微妙な レベルの満足度でしたが、今巻の表紙を見た時に迷わず購入する事を決めました。今巻に関してはとても良い読後感を覚え、一巻で切らなくて本当に良かったです。 物語は深層心理に潜む想いが具現化する事で現れる「レプリカ」が誕生する島で、自分を庇ってアイドルを引退した友人の存在を気にかけている少女・立石 蘭に焦点を当てたお話でした。 個人的に今作に関してはSF要素7割、ラブコメ要素3割くらいな印象なのですが、今巻に関してはその3割のラブコメ要素が本当に良かったですね。終→ 続きを読む…
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リク@ぼっち党員
9こういう展開大好き。現ビヨアイのセンターにして、過去の継陽が推していたアイドル・蘭の登場。さらに久良羽が引退したきっかけとなってしまったアイドルでもあるため、複雑な関係性が願望となり虹が降り注ぐ。蘭に対して虹の事件の経験者として、推しがいた体験談として語りかける継陽の熱い部分が見れてよかった。推しに対してアレを言えるようになるんだから、継陽も罪な男だ。人格は統合した後の継陽の姿に、神の力を持ってしてもそう簡単に人は変わらないし、変えられないんだなと。なら継陽を変えるために積極的になる女の子たちに期待かな。 続きを読む…
ネタバレあり -
真白優樹
9写真集の撮影で島を訪れた久良羽のかつての仲間、蘭が継陽に距離感近く迫る中、彼女のレプリカが事件を起こす今巻。―――秘めた後悔、抱えた思い。空へと返し、歩き出せ。 久良羽の場合とは違い本体に興味を示さず意思疎通も出来ぬレプリカに振り回される中、蘭の抱えた思いへと触れていく今巻。自分の過去とも向き合い少しずつ変わりだす継陽がファンの一人として、解決のために奔走していく、前巻にも増してちょっぴりシリアスな中に甘さが高まっていく巻である。果たして継陽の周りで深まる関係の行方とは。 次巻も須らく期待であるべし。 続きを読む…
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製品情報
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レーベル
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発売日2022/07/15
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定価748円(本体680円+税)
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ISBN9784815611750