刻をかける怪獣
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刻をかける怪獣

刻を超えた一撃――何度でも粉砕!
メソポ・たみあ (著者) / bun150 (イラスト)
シリーズ:刻をかける怪獣(角川スニーカー文庫)

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あらすじ紹介

破壊の怪獣によって壊滅させられた日本に住む蘭堂シンはある日、タイムリープと人型怪獣に変身する能力を手に入れてしまう。彼はその力を使い、過去に死亡した幼馴染・凪千代アズサを救うことを決意する――!

パートナーのおすすめレビュー(宣伝)

  • 人生で失敗したことやり直したいこと、君にはある?

    レオン
    レオン
    シンは「破壊の怪獣」に幼馴染のアズサを目の前で殺されてしまったんだ。そのことをずっと悔いてきた彼だけど、刻の怪獣との邂逅により時間を遡る力を与えられる。そして、アズサが生きていた時間へのタイムリープを果たすんだ!

    大切な人の命が奪われないための未来は、自分の手で切り開くしかないよね。シンが受け継いだもうひとつの力は『怪獣』への変身能力。怪獣に変身した彼は、ザコの怪獣ならパンチ一発でぶっ飛ばしてしまうんだ! 怪獣同士のバトルは規格外でまさに迫力満点さ!

    怪獣化したシンの脚力は大地を割り、走る速さは風を切り、手から伸びた鋭い爪は怪獣の堅い皮膚さえ簡単に切り裂く。凄まじく強化された肉体で、次々と現れる怪獣を蹴散らしていくシン。しかし、その力を上回るのが「破壊の怪獣」なんだ。世界を壊滅させる力を持つ「破壊の怪獣」の前では彼の力は通じず殺されてしまうんだよ。

    それでもシンは諦めずに何度も何度もタイムリープを繰り返し、「破壊の怪獣」に立ち向かっていく…。愛する人のために、戦い続ける彼の姿に胸が震えたよ。辛い後悔や失敗があっても立ち上がり、希望を見出だそうとするシンの姿に、勇気と感動をもらえるはずさ。
  • 怪獣が支配する世界で、幼馴染の側で幼馴染を見守り続けます。

    つむぎ
    つむぎ
    本作はラノベでも珍しい『怪獣』が主人公のファンタジー小説なんですよ!

    シンさんは防衛隊員でもあるアズサさんや怪獣に脅かされる人々を護る為、怪獣に変身して戦います。しかし、正体がシンさんだと知らない人々から見れば、変身後の姿かたちは怪物そのもの。助けた人たちからは恐れられ、アズサさんからも敵視されてしまうんです。それでも彼が挫けず怪獣と戦えるのは、アズサさんのそばにずっといたいという気持ちの表れなんですよ。

    そんなシンさんは、彼女に少しでも近づくために防衛隊の入隊試験を受けるんです。ただし、アズサさんがいるのは防衛隊の中でもエリート部隊。超難関の試験を解き、試験中に怪獣が現れるというアクシデントが起きても、彼は立ち向かいます。その諦めない姿勢を買われたシンさんは、アズサさんの部隊に入ることができたんです!

    アズサさんと同じ訓練をし、同じご飯を食べる。防衛隊での生活が幸せであればあるほど、彼女に自分が怪獣になれることを打ち明けられない思いが強くなります。シンさんの葛藤には、胸が締め付けられてしまいました…。怪獣との戦いが終わり、二人が心の底から笑い合える世の中になることを祈りたいですね。

みんなのデータ

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みんなからのレビュー

  • よっち

    破壊の怪獣によって壊滅した世界。ある時タイムリープと人型怪獣に変身する能力を手に入れた蘭堂シンが、幼馴染のアズサを救うために過去に向かうタイムリープファンタジー。かつてシンを守って破壊の怪獣に殺された防衛部隊のエース・アズサ。シンが自らが得た変身能力と死に戻りを駆使して彼女を救う世界線を目指す展開で、試行錯誤しながら破壊の怪獣打倒を何度繰り返して、そのたびに絶望を突きつけられる展開にはシンならずとも心折れかけますが、思いがけないヒントから希望を見出してゆくその先にあった結末にはぐっと来るものがありました。 続きを読む…

    ネタバレあり
  • アウル

    タイトル通りの内容。『破壊の怪獣』により世界は滅亡させれれてしまいその世界で生き抜く蘭堂シンは謎の怪物に捕食され11年前にタイムスリップしてしまう。過去に降り立ったシンは亡くなった幼馴染を救うため死に戻りと怪獣の変身能力を駆使していくのだが...な話。サクサクと話が進んで読みやすかったんだけれども個人的にはシンの心が折れる所があっさりしすぎててもうちょっと読んでるこちら側にもダメージがあるような感じにして欲しかったなと思ったりした。 続きを読む…

    ネタバレあり
  • のれん

    【酷評】 タイムリープと怪獣を付け足した作品。 要素を入れることに熱中したからか、そこに至る整合性がとれてないと感じた。 タイムリープで1万回以上も試行錯誤してるのに、協力も要請せずただ部位破壊箇所を増やすだけってそりゃないわ。全身破壊することも出来ないで、1万回繰り返してる割には、悲壮感を感じない。 また描写に巨大怪獣のスケールさを感じない。まるで等身大に向かってのような攻撃描写がチラホラあり、もうちょっと文章にも力入れて欲しかった。 リープと怪獣によくある序盤の描写は多かっただけに、肩透かしな気分。 続きを読む…

    ネタバレあり
  • ひぬ

    謎の怪獣に捕食され、怪獣への変身能力、そして時を遡る力を手に入れた主人公・シンは過去に死亡した幼馴染、そして世界を救うために力を使う事を決意するというどこかでみたような要素のごった煮。序盤は面白そうと感じた反面、それ以降の登場人物の関係性、動機やストーリーの展開など、どうしても既視感が拭えませんでした。 続きを読む…

    ネタバレあり
  • 無重力蜜柑

    怪獣ってなんだろうね(哲学)。怪獣ブーム自体は嬉しいが、某8号のせいで文脈を踏まえない雑な「怪獣」が増えて困る。ただのモンスターとか変身系異能バトルじゃあないんだよ。でも作者は普通に怪獣ファンらしい。それなのにスケールオーバーとか小さな群体型のモンスターばかり「怪獣でござい」と出すセンスはよく分からんわ。それはともかく、こういうタイムリープ系のSFジュブナイルを出すなら、桜坂洋と渡り合う算段を立てておくのは最低限のラインだと思う。やり直しですね。 続きを読む…

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