みんなからのレビュー

• 紫陽花

  2024/07/29

  44

  いよいよ帝国に混乱を引き起こし、革命へと繋がるきっかけとなった「飢饉」に話は入っていきます。「力」でもって押さえつけたのでは「力」を失ったときに簡単に寝首をかかれる。「信頼」をもって説得する。皇女ミーアは前の時間軸の反省のもと手を打ち、その当時自分に敵対した人たちを次々と籠絡していきます。この巻では経済的な話も入っています。さすが累計230万部を売り上げた作品。下手な自己啓発本より勉強になります。 続きを読む…

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• ナギ

  2022/01/15

  37

  飢饉が迫る中で、今後の国を越えた世界を見据えたミーアの行動に、初の女帝誕生への軌跡を見せ始める。昔よりは強引ではないが、天才が何かを言うと裏に何か隠された本当の理由があるのではないかと勝手に考え始めて都合よく解釈し良い方向へいくというのは、名言は何を言うかよりも誰が言うかであるみたいな感じでここまで来ると様式美というか、世界を良い方向へ向かせようという人達の希望を背負っているんだと理解させられます。 続きを読む…

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• 宇宙猫

  2022/08/01

  18

  ★★★★　生誕祭でやせて見える紫のドレスを着たら、後継ぎ宣言と勘違いされる。入学式で「パン・ケーキ宣言」。クロエのパパの商会を妨害してくるシャロークを 遣り込める。ペルージャンと帝国の不平等条約の破棄を約束する。 続きを読む…

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• サンゴ

  2023/09/15

  17

  断頭台の経験からか変にお花畑では無いところが良い 続きを読む…

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• わたー

  2021/09/09

  17

  ★★★★★暗殺の危機を乗り越えたのも束の間、以前から準備していた大飢饉の発生が迫る。そこでミーアは改めて帝国の外へ目を向ける。自分の世界が1周目よりも広がったら広がった分だけ手を差し伸べようとするところは、彼女に仕えて振り回されてもいいと思えるぐらいの「ワガママ」だったように思う。また、読了してみると、麦の道を歩く彼女のイラストが非常に印象的だった。 続きを読む…

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